
前回、香港のネイザンロードのウッドハウスというショッピング
アーケードについてご紹介しましたが、そこに出店している
ChocolateRain(チョコレート・レイン)というお店について
注目してみたいと思います。
このお店は、前回、香港のSOHOウォーキング・ガイド(ストーントン編)
という記事で、ちょこっとだけ紹介したのですが、本店は
SOHOのピール・ストリート(Peel Street/卑利街)にあります。

この上の写真がピール・ストリートですが、この坂道の
下のほうがストーントン・ストリート、そしてこの写真の
角を左に曲がるとその道がエルギン・ストリートです。
SOHOへの行き方は、香港のセントラルからSOHOに登るヒルサイド
エスカレーター入門という記事で書いてありますので、
そちらをご参照ください。
このピールストリートの坂道を少し登った右側に、こんな
お店が見えてきます。これがChocolate Rainの本店です。

この時は、このお店の名前もわからずに、それほど注目もし
なかったのですが、昨日、チムシャツイのウッドハウスに
行って、再びChocolate Rainの支店がそこに出ているのを
見てから、ちょっと見直してしまいました。
ウッドハウスのエスカレーターを降りて、すぐに右に曲がると
その突き当たりに、Chocolate Rainのお店があります。
アウトレットのように飾り気のないお店の中に、商品が
適当に置かれています。まるでフリーマーケットに出店して
いるお店のような商品の並べ方が、手づくり感を感じさせます。

このおかっぱ頭の女の子のキャラクターがこの店のオリジナル
なんですが、実に可愛い。それがバッグやら、いろんな小物に
展開されています。よく見てみると、一点一点とても
デザイン的にアートになっています。

自分では決して使わないのですが、この手づくりアートは
実に味わいがあります。
いろいろなアイテムが雑然と置かれています。

こちらはトートバッグ。

今年は寅年なので、女の子が虎のぬいぐるみを着ています。
これは実に可愛い!

何やら可愛い小物がいっぱいあります。香港のレアーなお土産物とし
ては最適ですね。
こちらはお店にいたMandy Leeという名前の店員。

商品のデザインは彼女が作っているわけではないのですが、
彼女は自分でもイラストを描いていると言っていました。
是非、自分のブログで紹介したいからと言ったら、お店の
写真を自由に撮らせてくれました。いろいろ質問すると、
Mandyさんはとても気さくに答えてくれました。
また彼女の名刺と、ボスの名刺をくれました。

この名刺がこれまた実に可愛い。紙の色、イラスト、
手描き風のフォント、いずれも素晴らしいです。
このPrudence Makという女性と、Janiceというもう一人の女
性が、このブランドの創設者のデザイナーのようです。
Prudenceさんは、2008年に奨学金を受けて、ロンドンの大学に
留学したのだそうです。ロンドンにもオフィスを持っているし、
いくつかのモチーフがエアメールのデザインになっていたりする
のもその留学の影響かもしれません。
子供の頃の夢を大切にというのがテーマのようですが、
ニューヨークや,パリや東京でも展覧会をやっているようです。
もうじき世界的にブレークするかもしれませんね。
Chocolate Rainのウェブサイトはこちらです。
http://www.chocolaterain.com
このチムシャツイのウッドハウスのアーケード内には、
Chocolate Rainの作品があちこちにインスタレーション
されています。

こんなスペースがありました。

通路に並んだ椅子なのですが、このミカンの形がすごく可愛い。
昔のお手玉のような手づくり感が最高です。

これも椅子ですが、上の部分に新聞の切り抜きのようなのが
ついています。これはもちろん紙ではなく皮のような素材
なんですが、これがまた香港っぽくてグー。

ケーキの形の椅子です。イチゴショートケーキですね。
切り口のレイヤー感も表現されていてとても可愛い。

コーヒーカップの形をした椅子です。じつに面白い。

左はキノコの形の椅子。右はミカンです。
こういうのを見ていると何だか楽しくなってきます。
こういうアーティストが香港から世界にはばたいていって
もらうといいなと思います。是非、がんばってください。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。
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ガイドに聞いたら、イギリス統治時代も庶民は英語教育はされなかったから、結構、喋れない人がいる・・・とのことでした。
福岡からは比較的(東京と比べて)近いですよね?
そういえば卵とか食材は結構福岡とかのものが多い気がします。
タクシーの運転手は、英語で地名を言ってもわからない人が多いです。
ですので、紙で見せるか、広東語の地名を言うかしないと確かに
苦労します。
お店でもどこでもまず広東語で話しかけてくるのが嫌です。
でも若い人は、1997年の返還の前後に一時外国に留学した人たちが
多く、そういう人たちはかなり流暢な英語を話します。
また、英語ができないと出世できないので、小さな頃から英語を
徹底的に勉強させられている子供も多いです。
大陸から香港に旅行やら、移民やらで来ている人々はまず英語は
できません。
私は広東語の音がなかなか好きになれないので、広東語では
会話はできません。
この写真のMandyさんとは、英語で話をしました。
今は随分、英語教育が進んだか・・・と思っていたんですが。
でも、香港はイギリス統治下にあったんだから、皆、英語はできるもんだとばかり思っていたので意外でした。
ちなみに、私は、どこに行っても、なぜか、皆さん、日本語で話しかけてきます。
「オニイサン、キムチヤスイヨ」とか・・・(笑)。
私のことが日本人ということを察知した人は、広東語ではなくて、"Excuse Me"とか”Sorry"とか英語で言ってくる人も多いです。
(電車の中とか、エレベーターの中で「すみません」という感じの時)。また、観光客の多い地区に行くと、「シャチョウサン、ニセモノトケイ」と声をかけられますね。