南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

今日は6月の最終日

2010-06-30 18:45:42 | HONG KONG

上の写真は今朝の香港の景色。久々に晴れています。一昨日までは
悪天候が続いていたのですが、昨日から南国らしい天気になってき
ました。気温は32度程度なのですが、湿度が90%以上。これは
ちょっと暑いです。(しかしオフィスの中は冷房が効きすぎて寒い)

私が住んでいるのは香港島のフォートレスヒル(住所はノース
ポイント=北角)で、窓から九龍側の景色が見えます。ちょうど
この写真にスターフェリーが写っています。これは北角の桟橋に
行くやつですね。住んでいる場所からこのように海が見えるのは
なんかとてもリッチな感じになりますね。

昨夜は、ワールドカップで日本がパラグアイ戦、惜しくもPKで
敗退しましたが、これまでのことを考えるとPKまでこれたのは
快挙で、パラグアイを延長でも0点におさえられたというのは
すごいことです。

テレビでは見られないので、こっそりインターネットで見ていま
した。イリーガルなのかどうかわかりませんが、ESPNの放送の
動画が流れていました。途中のハーフタイムに入っていたCMが
インドのブランドのものばかりだったので、インドから発信され
てるものだったかもしれません。

インドでは有名な「Hero Honda」のバイクのCMもありました。
実況の中でも本田、本田と何度も言っているので、このバイクの
宣伝にもなったんじゃないかと思います。誰が点を入れるのかを
賭けるコーナーもあったのですが、パラグアイ選手を差し置いて
本田が一位でした。

PKで運がよければ勝てたかもしれないのですが、日本は試合で
は負けなかったわけで、敗退の仕方としては、ここを勝ち残っ
てどこかで無惨な負けをするよりもよかったんじゃないかと
思います。これで日本は、無限の可能性を得たわけです。
優勝しない限り、どこかで打ちのめされるのですが、打ちのめ
されることなく、綺麗に敗退できたのは素晴らしいと思います。
しかし、ここまで戦えた日本代表は大したものです。我々の
誇りです。そしてPKを決められなかった駒野は、真のヒーロー
かもしれません。

ところで、うちの会社は会計年度が7月から6月末までなので
今日が期末の最終日となります。いまさらじたばたしてもしょう
がないのですが、今日までの売上と支払いと経費などで、この
一年の決算が算出されることになります。いわば今日が会社に
とっての大晦日。日本の会社では、この日に年越しそばを全員
で食べるという慣しがありましたが、最近は不景気でそれも
なくなりました。

今日で一年のちょうど半分が終わるのですが、2010年ももう
今日で折り返し点を回り、あと半分しかありません。あとまだ
半分もあると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、おそらく
大多数の方が「え?もう半分終わっちゃったの?」と思われる
のではないかと思います。時間の経つのははやいものです。

そして明日は、香港が中国に返還された記念日ということで祝日。
さっきまで全然気付かなかったのですが、先ほど、アバディーン
のほうの印刷屋に行ってきたら、そこのおやじさんが明日は休み
だねえと言っていたのでわかりました。忘れるところでした。
1997年7月1日に香港は中国に返還されたのでした。あれから
もう13年です。10年目の時は盛大に花火が上がったのですが、
それ以外は花火はないのでしょう。

そして、ついでに私も今日が54才の最後の日で、あと数時間で
もう一つ歳をとってしまいます。7月1日が誕生日なんですね。

この歳になると、あまり誕生日もありがたみもないのですが、
何かどんどん加速度がついてくる感じですね。少し前なら
もう定年の歳だと思うと、恐ろしいです。

7月1日が誕生日の有名人は、明石家さんま(この人は背年月日
も同じ)、ダイアナ妃、カールルイスなど。また実在の人物では
ないですが、インディアナ・ジョーンズもこの日が誕生日だと
いうことです。中国共産党の創立記念日も7月1日だそうです。

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龍馬伝の勝海舟からの贈る言葉

2010-06-28 23:28:08 | Weblog

龍馬伝第26話、神戸海軍操練所が閉鎖になって、勝海舟が
龍馬らの前で語る言葉です。砂浜で若者たちに向かって熱く
語る勝海舟は、もう金八先生そのもので、パロディーかとも
思える演出なのですが、そんなことは関係なく、この演説に
はからずも感動してしまったのでした。

とくにこの上の言葉、「昔、海は日本と世界とを隔てていた。
だが、今は違う。海が日本と世界をつなげている」は、まさ
に、新しい時代への変化を表現していて、ドラマの中とはいえ
素晴らしい言葉だなと思ってしまいました。

こういう役をやらせたら武田鉄矢は天下一品です。他のどん
なにすごい俳優でも、はたしてこの場面を彼より上手く演じ
ることができたでしょうか。ちょっとくどい感じもあったの
ですが、それでもいいと思いました。結構長い演説でしたが、
これからの龍馬らの活躍への見事なエールとなっていました。

せっかくなので、その台詞をここに残しておきましょう。

「おいらは、もう、脱藩するには、歳をとりすぎた。
咸臨丸で、アメリカに渡ってから、もう何年だろうなあ。
あんときゃあ、日本人だって、やる気になったら
ここまでできるんだって、おいら、胸張ったもんだぜ。
だが、そのとき、こうも思った。
こんな無茶は、もう二度とはできねえって。
だからおいら、そこからは、若えもん育てることに、
心血を注いだ。
このままでは、日本は危ない。
急がねえと、おいらの寿命がなくなっちまう。
だが、だが、おめえさんたちは違う。
おめえさんたちには、時がある。
ここから先は、おめえさんたちの舞台の幕が開く。
いいか、とく聞きねえ。
昔、海は日本と世界を隔てていた。
だが今は違う。
海が、日本と世界をつなげている。
おめえさんたちは、どこへだって行ける。
何だってできる。
おめえさんたちの腕で、この日本を変えてみろ!
日本を、世界と互角に渡りあえる国に、してみろい!

君たちは、私の希望である。

本日ただいまをもって海軍操練所は幕引き。
だがここからがおめえさん達の船出である。
みんな日本を頼む!」


(文章は実際と多少違う部分があるかもしれません)

感動的なスピーチです。

ところで余談ですが、金八先生の名字は坂本龍馬と同じ「坂本」、
また金八先生の娘の名前は「ねえやん」と同じ「乙女」だった
のですね。金八先生の時から龍馬の影響がかなり入り込んで
いたというのは面白いですね。

しかしこの第26話の『西郷吉之助』でMy Wifeが一番感動(?)
したところは、『豚姫』のところです。太った女子が好きと
言う西郷吉之助に、My Wifeは突然、歴史上の人物に勇気づけ
られたような感じになりました。が、高橋克実さん演じる西郷
吉之助が、こんなに大きなという恰好を手でしたのは、相撲
取りくらいの大きさでした。誇張もあるのでしょうが、それは
渡辺直美くらいの感じなのでしょうか。渡辺直美は顔はとても
可愛いので、ちょっとやせたら美人になれるとMy Wifeは言っ
ておりました。

しかし、初対面の人にいきなり好きな女の話から入るとはもの
すごい勇気です。ある程度の下調べと、戦略があってのこと
なのでしょうが、いくらそうであってもこれはかなりの冒険です。

しかし、これで「豚姫」というのが流行語になるような気が...
すでにMy Wifeも使い始めていました。
そして、ぽっちゃり型の女性の人気も急浮上か?

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香港のBLTステーキでリベンジ

2010-06-27 14:49:58 | HONG KONG

香港のチムシャツイのオーシャンターミナルにあるBLT Steak
のお店です。BLTというとベーコン・レタス・トマトのサンド
イッチを連想してしまうのですが、このお店のBLTとは
ビストロ・ローラン・トゥーロンデル (Bistro Laurent
Tourondel) の頭文字をとったもの。ローラン・トゥーロンデル
は有名なフランス人シェフの名前なのですが、2005年に
ニューヨークで彼が作ったこのステーキ・レストランはたちまち
人気となり、アメリカ各地にBLTができていきました。

ハワイのホノルルのトランプタワーにもワイキキ店がオープン
したのですが、アジアでは香港が唯一のお店になっています。

香港にこのお店ができてから、かなり話題になっていたので、
行ったのですが、その時は、最初に出てきたパンが美味しくて
それを食べているうちにお腹がいっぱいになってしまい、
メインのステーキをあまり食べられなかったという苦い失敗
がありました。

今回は、私の誕生日の前祝いということで、My Wifeがごち
そうしてくれるというので、再度このお店に行く事になり
ました。前回と同じ過ちは繰り返さないと心に決め、戦略的
に行くことにしました。



こちらのパンです。前回はこれで失敗をしたので、今回は
これを敢えて少ししか食べないという戦略で挑みました。

こちらはお通しのサーモン。その向こうは私が頼んだ
マンゴーマルガリータと、My Wifeのライムジュース。



こちらは前菜のビーツとエンダイブとリンゴとゴルゴン
ゾーラチーズ。



ビーツは赤い色をしたサトウダイコンなのですが、その上に
千切りにしたリンゴとかが乗っています。クルミもちょっと
葉っぱの下に隠れていました。

My Wifeは青カビのゴルゴンゾーラチーズがこれまで苦手で
食べられなかったのですが、このビーツに乗ったゴルゴン
ゾーラチーズは、絶妙に柔らかくなっていて、とても美味しく
食べられたと言っておりました。ビーツはこういう前菜と
して食べたのは初めてなのですが、とても美味しかったです。

こちらは付け合わせのバーベキューコーン。

普通のバーターコーンのように見えますが、ちゃんと味付け
がしてあって、これもとても美味しかったです。

さてこちらが、メインのお肉。


My Wifeが注文したWagyu Beefです。

そしてこちらは私のサーロインステーキ。



肉の上にアイスクリームの棒のようなのが刺さっていますが、
これはMedium Rareとか肉の焼き方が書かれています。

一人で一つづつメインを取ったらちょっと多いかなと思った
のですが、何と、全部たいらげてしまいました。快挙です!

しかも最後にデーザートまで。

こちらは私の取ったベリーとフルーツのスライス。

ベリー・グッドです。(←駄洒落じゃないです)

そしてこちらはMy Wifeの取ったアイスクリーム。



奥の赤っぽいのはラズベリーで、もう一つの黄色っぽいのは
マンゴー、そして左手前のはチョコレート。
「ラズベリーは貴方のために、マンゴーはせっかく香港に
来たから、そしてチョコレートは、Chocolate(最初のCho
にアクセント)とアメリカ人風に発音したかったから」
という選択の理由を述べていました。Chocolateという発音
はとてもかっこいいと勝手に思い込んでいるようでした。

こちらはお店の雰囲気です。



土曜日に予約して入れたのが9時半頃、この写真は11時過ぎ
だったので、もうテーブルもかなり空いています。(ちなみに
閉店は11時半)



雨で見えませんが、窓の向こうはハーバーです。

とても美味しかったし、パン以外は残さずに食べられたし、
それでいて苦しい感じもなしだったので、とても満足して
帰りました。

「今度は是非、ハワイのトランプタワーのBLTにも行きたいわ~」
とMy Wifeは言っておりました。

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昔の上海にタイムスリップ

2010-06-26 18:52:35 | Weblog

上海市松江区の車ドン地区にある上海影視楽園(上影车墩影视摄制基地)
です。上海電影集団公司が運営する映画・テレビドラマ撮影用のオープン
セットなのですが、昔の上海の街並が再現されています。この写真は
1930年代の上海の南京路の街並です。



道路の真ん中を路面電車のレールがあり、両側にはレトロな建物が。

こちらに路面電車が見えます。



ちょうどドラマか映画のロケが行われていて、日本占領時代の上海の
街並が再現されていました。



建物に日の丸の旗が見えます。撮影できなかったのですが、日本の軍人
の恰好をしているエキストラたちがたくさんいました。

街角にはこんなポスターも。



こちらはレトロな商店。



ここは入場料を払えば一般の人でも入れるようで、一般観光客もかなり
見かけられました。この日も一日で5つくらいの撮影クルーが入ってい
て、あちこちでロケ撮影が行われていました。

スピルバーグが『太陽の帝国』を撮影した時のセットを中心に増築、
拡大してきた施設のようで、ラストコーション(色戒)、カンフー
ハッスルとか、功夫、新上海グランド、また日本映画ではT.R.Y.など
いろんな映画のロケで使われているのだとか。

ここの一部しか見ていないのですが、相当に広い施設で、こんな時代劇
セットもありました。



我々は古い上海の洋館とその庭園で中国向けのコマーシャルを撮影して
いたのですが、詳しい内容は企業秘密のため書く事はできません。
あしからず。

しかし、結構一日中雨が降り続いて、撮影はちょっと大変でした。

土曜日には香港に戻りました。朝のフライトだったのですが、
ドラゴンエアーのチェックインは長蛇の列。ぎりぎりでチェックインが
間に合いましたが、結構混んでいるので、早めに行ったほうがよい
ですね。

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上海に来ています

2010-06-25 02:28:27 | HONG KONG

今朝の飛行機で上海に来ました。明日、テレビコマーシャルの撮影です。
ちょっと雨がパラパラと降っていましたが、屋外撮影なので雨が止んで
もらえるとよいのですが、こればかりは何ともコントロールできません。

11時頃の飛行機で到着したのですが、空港の入国審査は長蛇の列。日本
から到着の便と重なっており、万博に来た人たちでいっぱいでした。
上海の空港の入国審査のカウンターはかなりの数が用意されているので
すが、外国人用のカウンターで係員がいるのは7つだけ。ここで我々は
1時間近く待たされることになるのですが、並んでいるうちに、何で
もっと係官を増やしてもらえないのかという憤りが...

万博だと数時間待ちの行列に並ばなければならないので、1時間くらい
の行列で文句言うなというのかもしれないのですが、でも中国にとって
こういう観光のピークシーズンに係官を大量動員するのは何ら問題は
ないはず。こういうことで中国への訪問者の心証を害するのはもったい
ないと思うんですよね。中国人はメンツを潰されるのをいやがるとは
いうのですが、こういう部分で中国のメンツは丸つぶれです。

入国審査のカウンターには、係官の態度を審査するボタンがついていて
我々一人一人がそれを評価できるようなシステムになっているのですが、
一人一人の評価よりも、全体のマネジメントの評価のボタンがほしいと
思ってしまいました。飛行機の便が重なる時間帯は十分予測がつきます。
そういうときには、係官の人数は増やすとかの対応をとってほしいもの
です。

上の写真は、ホテルの部屋からの景色。ローカルのホテルですが、景色
はよいです。ホテルのサービスに関して不満はあるのですが、まあこれ
は仕方のないこととあきらめています。こういう部分はなんとか改善
してほしいですね。



上海万博のマスコットの海宝です。でも万博には行く時間がありません。

そしてこちらは上海のタクシーの中の様子。



タクシーは埃をかぶっているのが多く、このタクシーもそうだったの
ですが、対応の悪さも手伝って、香港から来ると不快感いっぱいです。
まあ無事に目的地に着くことができただけでもよしとしなければなり
ませんが。

というわけで明日は早朝から終日撮影です。

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スマイル―それはマイケル・ジャクソンの天国からのメッセージ

2010-06-23 19:59:05 | HONG KONG

マイケル・ジャクソンが自分で描いたチャーリー・チャップリン。
今年の4月3日に、マカオのポンテ16にあるマイケル・ジャクソン・
ギャラリーに行ったら、この絵が展示物の一つとして飾ってあり
ました。

マイケル・ジャクソンがこの絵を描いたのはいつの事なのかわかり
ませんが、彼はチャーリー・チャップリンに自分をだぶらせていた
のかもしれません。かたやKing of Comedy、かたやKing of Pop。
私生活のスキャンダルに苦しみながら、偉大な芸術作品を数多く残し
ました。尋常性白斑という皮膚の色素が抜けていく病気を隠すために
マイケルは顔を白く塗っていたのですが、結果的にチャップリンの
白塗りの顔にどんどん似ていきました。

西寺郷太さんの『マイケル・ジャクソン』(講談社現代新書)を
読む前まで、私も彼のことをずいぶん誤解しておりました。白人の
ようになりたくて白くなったのだとか、様々なスキャンダルやら
裁判やらで、彼のことを胡散臭い存在と思っておりました。
おそらく、死後一年経つ今でも、彼のことを誤解したままの人が
どれほど多くいるだろうかと思うと、ちょっと悲しくなります。

2009年6月25日、マイケルは突如この世を去りました。その後、
"This is it"が公開されて、マイケルの再評価が始まりました。
私も、それまであまり彼の作品にはそれほど興味もなかったので
すが、My Wifeの強力な薦めで、"This is it"のDVDを見、"History"
のアルバムを買いました。

西寺郷太さんの本を読もうと思ったのも、またマカオのマイケル・
ジャクソン・ギャラリーに行こうと思ったのも、その頃でした。
今まで距離を置いていたマイケルの歌が怒濤のように自分に
押し寄せてたのでした。

人生の後輩でありながら、マイケルに関してはかなり先輩の
My Wifeが教えてくれたのが、チャップリンの"Smile”でした。
"History"のアルバムを買ったのは、実はこの曲が入っていたから
なのでした。

チャップリンの名作『モダンタイムズ』の中の曲で、いろんな人
にカバーされていた曲です。実は、マイケル・ジャクソンは、
自分が作ったすべての曲よりも、この"Smile"が一番好きだった
のだそうです。このことは、マイケル追悼の時のブルック・
シールズのスピーチの終わりのほうに出てきます。

ちなみにこちらが、ブルック・シールズのスピーチです。

すごく感動的です。このスピーチの全文の翻訳はこちらのサイト
でご覧になれます。
マイケル・ジャクソン追悼式のブルック・シールズのスピーチ
(全訳): Michael Jackson Memorial Service- Brooke Shields


そしてマイケルの兄のジャーメイン・ジャクソンが"Smile"を
歌います。その映像はこちら。

これも追悼式の一場面です。

さてこちらは、マイケルジャクソンの"Smile"

原曲の歌詞に、日本語の翻訳を付けてもらっています。
何度聞いてもよい曲です。

ブルックシールズが言うように、空を見上げたら、マイケルが
三日月に座って、笑っているのかもしれません。苦しい時、悲しい
時だって、微笑みを忘れちゃいけないよって、言いながら...

御参考までに、私がマイケル・ジャクソンに関して書いた過去の
主な記事はこちらです。

マイケル・ジャクソンの手袋がマカオのホテルにあった(2010年4月5日)

マイケル・ジャクソンとWe Are The World(2010年4月7日)

マイケル・ジャクソンが世界を救う(2010年4月17日)

インドの神様とアバターとマイケル・ジャクソン(2010年4月10日)

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エコノミーに乗りながら『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』を読む

2010-06-22 18:56:54 | Weblog

昨日、成田から香港に帰ってきました。ANAの911便のエコノミーです。

成田では、飛行機に乗る前に本屋で本を買うのですが、今回数冊買った
うちの一つが、美月あきこさんの『ファーストクラスに乗る人にシンプル
な習慣』(祥伝社)という本です。2009年の12月10日に初版第一刷が
出ていて、私が買ったのがもう第14刷なので、かなり売れている本です。

前回日本に来たときもこの本は見かけていて、美月あきこさんの綺麗な
写真入りのこの表紙はずっと気になっていたのですが、でも自分はファース
トクラスに乗るわけじゃないしと、買わないでいました。

今回もエコノミーだったのですが、ついに買ってしまいました。この本に
書かれていることを実践すれば、あるいはいずれファーストクラスに乗れ
るような人になれるのかも、という期待もありました。またCAの方がどの
ように人間を見抜いているのかというようなこともちょっと興味はありま
した。

本の帯の裏には、「人生逆転」「商売繁盛」のヒントが満載!と書いて
あります。「そうか!成功したかったら、成功者の真似をすればいいんだ。
CAだけが知っている、彼らの共通点とは」と書いてあります。宣伝文句
なのですが、何となく中身を知りたくなってしまいます。

私は、小さな会社の香港での責任者をやっておりますが、とてもこの本に
出てくるようなVIPではありません。ましてはファーストクラスに乗れる
ようなビジネスエリートでもありません。しかし、今でこそ、出張はエコ
ノミーが常識になってしまいましたが、80年代はビジネスクラスで出張
していました。そして何度かファーストクラスにアップグレードされた
こともありました。

だからファーストクラスがいかにサービスがよいのかということについ
てはちょっと知ってはいるのですが、自分は決してファーストクラスに
相応しい人間であったわけではありませんでした。

最初に乗ったファーストクラスは、今はなくなってしまいましたが、
PanAmの飛行機でした。機内も豪華でしたが、ニューヨークの
JFKからプライベートヘリコプターで、マンハッタンまで送ってもらえる
という身分不相応な待遇がついていました。

今回、美月さんの本を読んでみて、自分はおそらくファーストクラスの
客としては相当場違いな人間だったんだろうなと反省しています。

この本の中で取り上げられているファーストクラスのお客さんの特長は
どれも興味深いものばかりですが、この本の中で、「第二印象」という
話が出てきます。第一印象というのは、主に見かけからくる印象なの
ですが、「第二印象」というのは、視覚、聴覚、言語が合わさった印象
ということなのだそうです。

パッと見はよいのに、会話をした途端にその人の薄っぺらさが見えたり、
つまらない人だとわかることがあり、第一印象が高いほどそのギャップ
が大きくて、裏切られた感が強くなってしまう。逆に、第一印象は印象
的でなくても第二印象で挽回できたほうが、結果的にはよほどいいと
いうのですね。その中で、第一印象もよく、第二印象もよい人に共通
する「三種の神器」というのが紹介されています。

それは何かというと、
姿勢


の三つなのですね。

ファーストクラスのお客さんは、とにかく姿勢がよいのだそうです。
姿勢は自信の表われであり、オーラを形成する重要なファクターなんだ
とうです。昨年から私はWiiFitをやっていて(最近さぼっていますが)、
そこで一番基本になるのは、自分の重心を意識すること、そして重心を
常に体の真ん中に持ってくることなんですね。こういう物理的な事が
実は精神的なことにも大きな影響を与えていて、運気を呼び寄せるとい
うことなどにも関連しているとのこと。自分が重心を意識して、背筋を
まっすぐにし、天から一本の糸で吊り下げられているかのように意識
すると、確かに何かちょっと運気も向いてくるような気がしますね。

二番目の顔というのは、美人だとかハンサムだとかそういうのでなく、
眉間に皺をよせないとか、目が輝いているとか、口角を上げるよう
努力しているかどうかというようなことです。

三番目の声というのは、腹式呼吸できちっと声を出し、相手に伝え
ようとすることを心がけること。この伝わる声のためには姿勢も
重要になってきます。

こういう身体的なことが意外とファーストクラスに乗る人の基本で
あるという視点は面白かったです。このへんの身体的なポイントは
自分でも昔から意識していることなので、このへんをもっと極めて
いけば、いずれファーストクラスに乗れるのかとかすかな期待を
抱かせてくれる本でありました。

こちらは著者の別の本の宣伝のビデオ映像ですが、美月あきこさん
ご本人が登場していますので、御参考まで。

こちらの本もちょっと読んでみたいです。


こちらは成田のANAのラウンジで食べたかき揚げうどん。飛行機は
エコノミーでも、SQ(シンガポール航空)のゴールドカードを
持っているので、ANAもラウンジに入れます。

ラウンジには、こんな焼酎や日本酒のカウンターもありました。

この加江田という紫芋焼酎を試してみました。初めて飲みましたが、
きりりとした爽やかな飲み口でした。

こんな可愛いチーズパンもありました。焼きたてのようでとても
柔らかく美味しかったです。


いずれちゃんとファーストクラスに乗れるような人間になりたいと
思ってしまいます。でもそれはいつの日のことやら。

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愛知県の田原の高校の関東地区の総会に香港から駆けつける

2010-06-20 12:54:37 | HONG KONG

上の写真は弟が先月撮影した愛知県の田原の蔵王山の朝の青空
です。とても気持ちのよい青空ですね。こういう爽やかな空は
香港ではなかなか見ることができません。

この山の下に私の母校の成章高校という高校があります。卒業
してからもう36年にもなるのですが、そこの関東地区の総会が
6月の19日にグランドプリンス赤坂で開催され、それに参加し
てきました。

私は香港に住んでいるのですが、仕事の出張をこの日程に合わ
せて東京に来ておりました。実は昨年も参加したのですが、
その時は同学年が一人しかおらず、ほとんどが自分よりも上の
人たちばかりでした。

今年は、このブログを通して連絡のついた同学年のH田君も
行くし、田原からS田君も来るかもしれないということで、
参加したのですが、同学年は5人おりました。また、高校の
時に教えていただいた先生方3人も来られておりました。

数学の先生、古文の先生、地理の先生が来ておられました。
どんな顔だったかほとんど忘れていたのですが、久しぶりに
お会いしてみると、年はとっていても昔の面影そのままで、
昔の思い出が蘇ってきたのでした。

高校一年の時に、数学の授業でやっていた平行線と交点Pと
いう概念を使った詩のようなものを作りました。平行線は
地平線で一点に交わっているように見えるが、平行線は
どこまで行っても平行線のままで交わる事はないというよう
な内容のものでした。実際の言葉はどんなだったか覚えて
いません。

偶然、その時の数学の先生がその詩を読んで、数学の授業
中に、その詩のことに触れ、こういうのは素晴らしいと
褒めてくれたことを思い出しました。先生はそのことを
覚えてはいませんでしたが、そのことを40年ぶりに伝えら
れてなんだか胸のつかえがとれたような気がしました。

愛知県立成章高校の卒業生のみなさんで関東地区にいらっ
しゃる皆さん、この総会は毎年6月頃に行われています
ので是非おこしください。



こちらも弟の撮影した写真ですが、花菖蒲という花だそうです。
田原の高校への通学路です。

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香港から東京に乗ったANAは南アフリカからの便だった

2010-06-16 23:46:38 | 日本

今日、ANAの911便で、香港から東京に来ました。上の写真は
飛行機の窓の外に見えていた景色です。太陽が地平線の向こう側
に沈んだ後で、夕焼けの名残が赤く見えてます。地球の日中と
夜間の境目が見えているという感じですね。

この飛行機、南アフリカからの香港経由で成田に向かう便でした。
南アフリカ航空とのコードシェア便だったんですね。先日ワール
ドカップ南アフリカでのカメルーン戦があったばかりでしたが、
その応援団らしき人たちがちらほらと目につきました。ブルーの
ユニフォームを着ている人たちも何人かいたので、すぐにそれか
とわかりました。

他にもおそらく南アフリカに応援に行っていたんだろうなと思え
るような人たちもいました。おじさんたちの団体でしたが、少し
体育会系の感じで、動きがきびきびしておりました。カメルーン
戦でさい先のよい勝利を飾ったので、みなさんかなり明るい感じ
でした。あの試合、勝ったか負けたかで、応援団の皆さんの帰国
便の雰囲気は全然変っていたでしょうね。

南アフリカのヨハネスブルグから香港までは13時間くらいかかる
んですね。勝ったからこの長時間も気分よく乗ってこれたので
しょうが、負けていたらとても疲れたろうと思われます。はる
ばる日本から出かけて行った応援の皆さん、現場で勝利を味わえ
たのはまた喜びもひとしおだったのではないかと思います。

ところで今日、香港島の香港駅からエアポートエキスプレスに
乗ったのですが、切符の形状が変っていました。



デザインも変っていますが、今までのペラッとしたのではなくて
ハードタイプになっていました。通常のオクトパスカードよりも
若干薄いのですが、今までのように改札のスリットに差し込む
タイプではなく、オクトパスカードと同じで、センサー部分に
接触させるタイプです。よくわからなかったので、スリットに
入れようと思ったら、入らなかったので、接触式になったのか
と思ったらそうだったんですね。切符(カード)の右上のところ
にそのイラストがついていたんですね。

香港駅と空港の間は片道は100ドルなのですが、往復だと180
ドルでこの料金は以前から変らず。往復は30日間有効です。



さてこちらは、香港の空港で食べた焼きそば。XO醤叉焼炒麺
78ドル。香菜が乗っています。香菜は苦手な人も多いですが、
これがまたアジアっぽくてよいですね。

成田に到着したのは、8時20分頃。この時間になると、空港も
かなり寂しくなっています。到着ロビーに売店があるのですが、
この時間に到着すると、おにぎりがいつも売り切れ。日本に
着くとおにぎりが食べたくなるのですが、売り切れだとちょっと
残念です。売店の経営者の人、このへんちょっとよろしく
お願いしますよ。まあ、売れ残っても責任は持てませんが。

というわけで来週の月曜まで東京に滞在しております。

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マダガスカルのバニラの入ったヨーグルト

2010-06-15 21:26:39 | HONG KONG

昨日はワールドカップで日本がカメルーンに勝ったり、また今日は
仕事で大きなプレゼンがあったりで更新ができてなかったのですが、
このところ毎日更新の記録が続いているので、記事をアップしたいと
思います。で、また浮世離れした食べ物のお話しを。

またまた香港のワンチャイのマークス&スペンサー・フードで購入した
アイテムのお話です。レイクミード・ヨーグルトのシリーズなのですが、
こちらは"Madagascan Vanilla"と書いてあります。"Madagascan"は
"Madagascar"の形容詞なのですね。蓋のところの写真に何やら黒い物体
が写っていますが、これはバニラ・ビーンズの鞘。そう、バニラとは豆
で、それを乾燥させたものは怪しげな黒い物体になるのですね。

以前、シンガポールにいたときに、マダガスカルのバニラの商社から
仕事を依頼されたことがあるのですが、マダガスカルのバニラ・ビーンズ
を日本でプロモーションするためのポスターを作りました。その時に、
バニラ・ビーンズの収穫の仕方から、乾燥のさせ方などの説明を聞き、
マダガスカルのバニラ・ビーンズがいかに品質がよいのかなど教えて
もらいました。

バニラ・ビーンズは、もともとは中米が原産のようですが、世界最大の
産地はマダガスカルなんですね。マダガスカルとはアフリカ大陸の東に
浮かぶ大きな島で、この島の大きさは、世界第四位。一位はグリーン
ランド、二位はニューギニア、三位はインドネシアのカリマンタン
(ボルネオ)、マダガスカルはその次の大きさ。日本よりもはるかに
大きな国なんですね。

もともとはフランスの植民地だったので、フランス語圏です。シンガ
ポールのマダガスカル人の人も英語よりもフランス語のほうが得意な
感じでした。思い出しましたが、マダガスカルの熟練者が、驚くべき
速さで人工授粉をしていくのだそうです。また収穫後もキュアリング
という特別の発酵熟成工程を経なければなりません。いろんな熟練の
技を通して、「黒いダイヤ」と呼ばれるバニラビーンズができるのです。

こちらはマダガスカルの映像ではないのですが、バニラの花、人工
授粉、そして発酵熟成工程などが映っています。

メキシコのベラクルスの映像です。バニラビーンズはマダガスカルだけ
でなく、中南米、インド、中国などでも生産されているようですね。

さて、このマークス&スペンサーのヨーグルトなんですが、ヨーグルト
の中に黒い芥子粒のようなつぶつぶが見えます。知らないと何だろう
と思うのですが、これがバニラビーンズの種子。これが本当のバニラ
の香りの元なんですね。

普通のバニラアイスクリームでは、高級なバニラビーンズとか使って
ないのが多いので、つぶつぶは見えません。が、こういう高級な物に
はちゃんとしたバニラビーンズが使われているんですね。

食べてみました。これぞ本物のバニラの味。素晴らしい!
いちおうこれはヨーグルトなんでありますが、かなりカスタード
クリームに近い甘さ。バニラってこんなに美味しかったんだという
ことをこのヨーグルトであらためて知りました。

さてこちらはバニラビーンズをどのように調理に使うかを説明して
いる映像です。英語ですが。バニラビーンズというのはこんな形に
なっていて、中に小さな種が入っているというのがわかります。
また種だけでなく、鞘もいろいろと使い道が多いと言っていますね。
砂糖に入れてバニラシュガーにしたり、アルコールにいれて、バニラ
エッセンスを取り出したり...


バニラの世界も結構奥が深いですね。
バニラを甘くみちゃあいけませんぞ。

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父の日が来週に迫る

2010-06-14 00:28:55 | Weblog

これは数週間前の写真ですが、香港のセントラルの路地でこんな
子供用のTシャツを売っていました。その時、たまたま見かけたの
ですが、今週はもう見かけませんでした。このへんはよくフィリ
ピン人のメイドさんたちが買い物をする路地なのですが、父の日
のために誰か買っていったのかもしれません。

このTシャツを父の日にこっそり子供に着させて、父親の前に登場
させたりすると結構受けるのかもしれませんね。

ところで、母の日に比べていまいち陰の薄かった父の日なんですが、
調べてみたら、やっぱり母の日よりも遅れて始まっていますね。
アメリカで母の日が始まったのは1908年のことですが、1916年に
父の日が認知されるようになり、1972年にアメリカの国民の祝日
となったのだそうです。

日本には、日本ファーザーズデイ委員会というのが
あります。母の日の花がカーネーションなのに対して、父の日の
花はバラ(もともとは白いバラ)なんだそうですが、日本ファー
ザーズデイ委員会によれば、黄色いリボンが公式のシンボルなのだ
とか。黄色は幸せとか希望を意味する色なんだそうです。

父の日は世界的に6月の第三日曜日と思っていたのですが、そうで
ない国も多いのですね。台湾は8月8日。何故か?パパだからです
ね。中国語でも父親は爸爸なので88です。

世界中のお父さんの皆さん、いろいろ大変でしょうが、がんばって
ください。

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ワールドカップが見られない海外のNHK放送

2010-06-13 01:06:24 | HONG KONG

ワールドカップが始まりました。でも海外にいると、NHKの放送をケーブル
で受信をしているのですが、ワールドカップの映像が見られないのが残念。
ニュースの今日のスポーツとかでワールドカップの映像が映る場面で、
上のような画面になります。音声とかは聞こえるのですが、映像が見られ
ないというのが、余計にフラストレーションになります。

今日はアルゼンチンが勝ったそうですね。アルゼンチンと言えば、たま
たまアルゼンチンのサッカーのコマーシャルで面白いのがあります。
アルゼンチンといえばタンゴが有名ですが、タンゴとサッカーの両方を
ミックスしたこのコマーシャルは見事です。まずはご覧ください。



アルゼンチンではタンゴもサッカーも国民的な財産なのですね。

サッカーをテーマにしたコマーシャルは世界中にいっぱいあるのですが、
ちょっと古いですが、アディダスのこのコマーシャルもすごいです。



2003年の作品ですね。中国の少林サッカーチーム(?)のボール使いは
すごいです。

そしてこちらは、インドの銀行のコマーシャル。象までサッカーです。



子供の象がサッカーをしているのが可愛いですね。

テレビでサッカーが見られないので、こういうのを見てサッカーを
楽しんでいます。

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台湾ソーセージが香港でもちょっとした人気

2010-06-12 00:30:02 | HONG KONG

三種類のソーセージが串にさしてあります。団子三兄弟とか、
ハタ坊のおでんとかを想起してしまいそうですが、形がちょっ
と違います。おまけに真ん中の次男が黒人?これはドイツや
イギリスの血のソーセージのように見えるのですが、実はこれ
イカスミ。長男や三男は普通のソーセージのように見えるので
すが、これは黒マグロとか、トビウオの卵なんだそうです。

本来はこれは立ち食いが普通なのですが、家に持ち帰り、お皿
の上に置いて、写真撮影をしてから食べてみました。外側の腸
の皮が香ばしくていい感じです。ちょっと甘味があります。
香港でよくある美珍香のポークジャーキーの甘辛さに似た感じ
です。中身のテクスチャーは、日本の魚肉ソーセージよりも、
もっと粗挽きの感じで、意外とおいしい。まあこれも人それ
ぞれで、上流階級の皆さんはこういうチープなものはお嫌い
かもしれませんね。

これを買ったのは、コーズウェイベイのSOGOの裏のロック
ハートロード(駱克道)から、景隆街に曲がるところの角の
香腸世家というお店。こんな感じのお店です。

ものすごく小さなお店です。この店先で、いろんな種類の
ソーセージを焼いて売っています。


この三個別々の種類のが串にささったのは一本15ドル
(日本円では200円弱)。一種類だけのは、黒マグロ、
トビウオの卵、イカスミの他に、桜えび、四川風チリなど
があります。こちらはお店に貼ってあった雑誌の切り抜き。

雑誌記事で見るとかなり人気の様子。このお店は他の場所に
もあるようですが、好奇心旺盛な方はどうぞおためしを。
やみつきになってカロリーオーバーになっても責任はとりま
せんが。

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香港でも流れてるGATSBYのCM岩尾君バージョン

2010-06-11 00:20:03 | HONG KONG

MTRのホームに備え付けられているテレビで、GATSBYのCMの
岩尾君バージョンをやっていました。日本では昨年から放映され
ているものですが、香港で字幕付きで放映中です。洗顔するだけ
でキムタクに変身してしまうというのがいかにも香港人には受け
そうな展開なのですが、フットボールアワーの岩尾君の知名度が
香港ではほとんどありません。彼がお笑い芸人だということは知
られてなくても、まあ気持ち悪さは十分表現されていますね。

日本の皆さんはご存知でしょうが、香港で流れているバージョン
はこちらです。

後半別のCMがくっついていますが、ご紹介したかったのは前半
のみです。岩尾君が、ディレクターの人に「こんな感じになり
ます」と言われて、日本語版では「嘘でも嬉しいです」という
絶妙なセリフが入っているのですが、香港版ではここがシンプル
に「かっこいい~」というふうになっています。日本語版のオリ
ジナルのほうが断然セリフはいいですね。でもこれだと、香港の
人は難しいか。

香港では昨年、映画『ハンサムスーツ』が上映されて、結構人気
でした。この映画DVDで見ましたが、面白かったですね。香港の
人もこの映画を知っているので、GATSBYのこのCMもすんなりと
理解できます。

ちなみにこちらが、香港で上映された『ハンサムスーツ』のポスター。

タイトルは、反轉豬(月へんに南)是王子。豬の文字は「ブタ」
なのですが、これは「ぶさいく」とか「ぶおとこ」などの意味だと
思われます。ぶさいくが反転すると王子さまという感じですね。
香港の人はフットボールアワーの若尾君の名前がわからないので、
「豬(月へんに南)王子」(ぶさいく王子)とネットとかでは書
かれています。

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同じCMなのに日本と香港で製品だけが違うという不思議

2010-06-10 00:36:46 | HONG KONG

前回、キヤノンのCMをご紹介したばかりなのですが、また今回も
キヤノンの渡辺謙さんのCMです。日本でも同じみのCMですが、
香港で英語中国語吹き替えでやっていました。こちらです。



EOS 7DのCMです。

そしてこちらは日本のコマーシャル。



こちらは60秒バージョンなのでカットは違うのですが、明らかに
同じ場所ですよね?でもこれはEOS 50Dです。EOS 7Dのほうが
上のクラスなのですが、同じコマーシャル素材を使っている。
しかし宣伝している製品が違う。

これはひょっとしたらキヤノンさんおよびその広告代理店さんは
触れてほしくない点なのかもしれませんが、こんな面白い事例は
初めてみました。日本と海外では製品のポジショニングが変って
しまうという例ですね。

こういうの見るとついつい制作現場の裏事情とか考えてしまうん
ですが、撮影時には、二種類のカメラを持ち替えて撮影していた
のですかね。あるいは最初からどっちにでも使えるようにという
ことで作ったんでしょうか?いろいろ複雑な事情がありそうですね。
いやいや、触らぬ神に祟り無しですね。

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