過食症・拒食症の摂食障害の克服は対人関係療法で!!

対人関係療法で過食症や拒食症の摂食障害で悩まれている方をサポート。 摂食障害を克服していくための具体的な情報を掲載。

まずは自分の仮面と心の傷に・・・!

2014-06-20 18:55:34 | 摂食障害克服のために
摂食障害で苦しんでいる人のほとんどが、ここで苦しんでいます。

それは、

”理想としている仮面の自分"

”本当だと思っている現実の自分”

のギャップに苦しんでいます。


でも、理想としている仮面も現実だと思っている自分も
かなり歪められた幻想です。

その幻想をつくりあげるのが、心の傷によってもたらされた

”思い込み”

です。

歪んだ思い込みが様々な幻想をつくりあげていき、それに苦しむことに
なってしまいます。


その思い込みの典型が、

”痩せていなければ価値がない”

という思い込みなのですが、何度もお伝えしいるように

大切なのは、この思い込みが出来上がる前にあった思い込みの方です。

そのよくある思い込みの典型が、

”私には価値がない”

といった思い込みです。


この思い込みをがあると、自分のことを常に否定したり、過小評価していくことに

なります。 現実の自分をかなり歪んで低くみなしていくことになります。

そのことによって、仮面である自分の理想とのギャップは大きくなり、

苦しむことになってしまいます。


仮面はそんな現実の自分と心の傷を隠すためにかぶることになります。

仮面は、演じれば演じるほど肥大化していき、そこでもギャップは広がって

しまいます。


よくある事例としては、 過食と拒食を繰り返してしまうケースです。

まず、幼少の頃、両親のしつけが厳しかったり、あるいは母親が忙しくて、教育熱心な場合に

よくあるのですが、子ども愛するよりも、子どものためだと思い、あれダメ、これダメ、イケマセン、

と否定することが多かったような場合です。

あまりにも否定が多いと、心は傷つき、


”自分はダメなんだ"

”自分には価値がないんだ”

という思い込みを持つようになってしまいます。


そうして、まずダメな自分を隠すための仮面をかぶるようになります。

それが、なんでもなりふりをする強がり仮面やいい人仮面、そして人から距離

を置くようにするクールな仮面(逃避の仮面)です。


過食と拒食を繰り返す場合に多いのがクールな逃避の仮面ですね。

自尊心が低下して、自分には価値がないんだ、と思っている時にダイエットをして

成功して、周りに褒められるとそれが自信になります。


そこで、

”痩せていなければ価値がない”

という思いこみが出来上がっていくことになります。


痩せている自分の仮面をかぶっていくことになります。

そうなると、過食になって太ってしまうと仮面が消えてしまいますので、

丸裸状態になってしまい、人に会えなくなくなってしまいます。


痩せている仮面をかぶってない自分は、

”傷だらけで価値がない自分”

だから、そんな姿は誰にも見られたくないわけです。


そうなると、もう引き込もるしかなくなります。


ここで、そんな自分を否定して悪循環に陥り過食は悪化していくことになります。


でも、不思議な事に行くところまで行きつくとどこかで拒食のスイッチが入って

何も食べなくなってしまいます。

こうして、拒食と過食を繰り返していくことになります。


これが、良くある典型的な事例です。


ここでも、どうしても、

”痩せていなければ価値がない”

という思い込みをどうにか変えようと奮闘することになってしまうのですが、


これだけを変えようとしてもどうにもなるものではありません。


それでは、どうしていけばいいのかということですが、そこは

少し具体事例も交えながら説明していきたいと思います。





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