希望と喜び

ご心配をおかけしておりました義父のその後です。

一時は死の宣告を受けた義父。
病院の懸命の治療のおかげで当面の命は保たれることができました。
皮膚病のあった皮膚移植が成功し再生してきています。
膨れ上がっていた顔も元に近く戻ってきました。
ただ、高齢の為肺気腫と筋力低下の為自力で呼吸できない状態は変わらず、人口呼吸によって生かされています。このため声を発することができなくなっていますが、意識ははっきりしてきました。
いろんな心配をしたり、家に帰りたい、お酒が飲みたいなど、目や身振りを使って全力を振り絞って気持ちを伝えてきます。
感動しています。
生きたいという気持ちがあってこそここまで戻れたことを、目の前で如実に私たちに示してくれたんです。
今後はリハビリ体制の整った病院に移されることになりますが、医療費負担が高くなること、人工呼吸のため感染症が出たときが命の節目となることが心配されます。
突然の事故から無念の気持ちで苦痛と戦っているものと思いますが、今後更なる復活を信じて、応援していきたいと思っています。
ご心配いただきありがとうございました。

さて、この間うれしい話もありました。
姪の結婚式があったんです。今の人は結婚式をしないらしいですね。
そんな中、久々の結婚式でした。

新郎は３０代。しっかりとしたやさしい人です。
やっと掴んだ幸せをかみ締めているようでした。
挙式で感激の涙をし、披露宴の最後にも、父のいなかった日々の生活に光明を掴んだ喜びを吐露してまた涙でした。姪も愛されて結婚するんだなということがひしひしと伝わってくる、私まで涙した結婚式でした。