Sim's blog

電子工作はじめてみました

1.5V電池で白色LEDを点ける(4)

2008-02-23 03:49:47 | Joule Thief
1.5V電池で白色LEDを点ける(3)の続きです。

Dick Cappels' Project PagesWhite LED drive from 1.5Vでも1.5V電池で白色LEDを点けています。電球に組み込んだり錆びた釘をコアにしたり色々なことをしています。

錆びた釘の所に1kの抵抗と並列にコンデンサをいれると、点くようになったみたいなことが書いてあります。

抵抗に巻いてみました。


光ってます。


トランジスタは2SC1815では駄目でしたが、2SC2500と2SC2655だと光りました。抵抗と並列にいれたコンデンサは0.1uF(104)の積層セラミックです。パスコンに使うやつです。100pF(101)だと駄目でした。470uFの電解コンデンサでも光りました。小さいと駄目なのかもしれません。

発振周波数は13.58MHzでp-pで6.2Vくらい出ています(2500)。パスコンをいれてやると4.8Vくらいまで落ちます。4つ並列だと11.6MHz、p-p 4.7Vくらいでした。
パスコンをつけると、電池をいたわったことになるんじゃないかと思うんですがどうなんでしょう。パスコンをいれても全く効果がないこともあります。謎が多いです。

巻いたのは0.2mmのUEWで巻き数は数えてません。抵抗は秋月で売っている小さいのではなくて、もう一回り大きいのです。

電池がもったいないので、エネループにしました。

部品としては、コイルの分が1個減りましたがコンデンサが1個増えたのでプラマイゼロです。小型化には役立ちそうです。ちなみに、コイルに使った抵抗を使っても光ります。


その他に試してみたものです。

鈴商で買ったものですが、どちらもコンデンサなしで余裕で点きました。
右は110kHz、p-p 6.8Vくらいです(2SC2500)。2SC1815にすると236kHz p-p 4.2Vくらいでした。
左は250kHz p-p 5.6Vくらいです(2SC2500)。2SC1815だと点きませんでした。


これは千石の地下で調整用コアとか書いてあったものに0.2mm UEWを10T巻いたものです。コンデンサをつけないと点きませんでした。2SC1815も駄目でした。
発振周波数は2.2MHz p-p 4.8V出ています。

トランジスタのランクは2SC1815がGR(hFE 200~400)、2SC2500がC(hFE 300~450)、2SC2655がY(hFE 120~240)です。

弱いコイルでもコンデンサで増強してやると光ることが分かりました。発振周波数はメガまできてます。
コンデンサの効果ですが、原理はよく分かりませんが、普通のコイルにつけるとやたらデューティ比が落ちているのでかえって暗くなります。通常だと点かないようなコイルに効果があるみたいです。

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