『・・・・あれに見えしはやたがそこ肥の川と申す川上に、
八岐(やまた)の大蛇(おろち)が住まいして、
この国の人草を悉く取り喰らいて候ほどに、
この翁も八乙女(やおとめ)を持てりしが、
七年(ななとせ)に七人(ななたり)取られ。。
後に残りしこの姫も、やがて大蛇に・・・・・・・』
ようやく、演目「八岐大蛇」の登場です…
自らの悪行により高天原を追われた『須佐之男命』は
出雲国は簸の川の川上で、嘆き悲しむ『足名椎(あしなづち)』、
『手名椎(てなづち)』そして『奇稲田姫(くしいなだひめ)』に出会い、
その訳を聞き、大蛇退治を約束して稲田姫を娶ります
『八雲たつ 出雲八重垣妻ごみに
八重垣つくる その八重垣を』