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アレクサンドル・オマール編

こちらの記事はauブログ(2011年3月にサービス終了予定)に掲載した記事です。
初出は2010/01/07 11:56


2010年アンケート第2弾はアレクサンドル・オマールさんです。
(オマールさんには掲載の許可を得ています)
昨夜のバヤデルカ終演後にいただきましたが、
なんと全部日本語で書いてくれてありました!!!!

うちの母親なんて、読んだら大泣きしちゃいましたよ。。。。

心をこめて一生懸命書いてくれたサーシャ、本当にどうもありがとう!
(ひとつだけ漢字を直させてもらいましたが、
ほとんど原文のまま載せてあります。)


1あなたのお名前、苗字、父称は?
「オマール、アレクサンドル・ウラジーミルヴィーチー
Omar Alexandr Vladimirovich」
筆者注:日本のファンのためにラテン文字表記で書いてくれました。
Омар ,Александр Владимирович

2なんと呼ばれていますか?
「『オマール』というのは、私の名字だけではなく、ニックネームとして使われています。
訳しますと、「オマール」が伊勢蝦という意味になります。」
筆者注:愛称はサーシャ;Сашаでよいそうです
伊勢蝦→伊勢海老、つまりロブスターのことですね


3お誕生日は?
「7月30日」(注;1985年生まれです)

4ご出身は?
「キルギスタン共和国の、ビシケック市(Bishkek)」

5ご家族は何人ですか?
「サンクト・ペテルブルグは私が一人暮しですが、

お父さんはキルギスタンで住んでいます。」

6初来日はいつですか?
「2004年の夏、ワガノワ記念ロシアバレエアカデミーの公演のとき。」

7日本は好きですか?
「日本はとても好きです。
世界においても発展していて、日本において全部が人々むけで、
とても生活しやすい国であると思います。
あいにくロシアは全然違う国です。」

・・・どこを見てみたいですか?
「夢のひとつがあります。
いつか日本の有名な歌舞伎を見に行きたいです。」

・・・何がいちばん印象に残っていますか?
「冗談だけど、日本に来ている間に一番強い影響を与えたのは、
2005年に起きた釧路地震、というかその時の自分の気分です。
まじめに言いますと、私にとって日本はとても印象的な国であります。
いつも来日したら新しいこと、物などに驚きます。」
筆者注:冗談だけど、というのはおそらくちょうどよい日本語がなくて使ったのだと思います。

8ご旅行はすきですか?
「海外旅行が大好きです。」
・・・次はどこへ旅行にいきたいですか?
「今のところは、オーストラリアへとても行きたいと思っています。」

9どこでバレエをまなびましたか?
「最初の6年間ビシケック市バレエ学校でバレエを習いはじめて、
2001年から2004年までにワガノワ記念ロシアバレエアカデミーで勉強しました。」

10ご卒業は何年?
「2004年Umrihin Yu.先生のクラスを卒業した。」

11子供のころ好きだったバレリーナは?
「」
・・・また、バレエダンサーは?
「バレエダンサーのうち一番あこがれの人はMikhail Baryshnikovである。
ずっと前も今も彼のこととても尊敬しています。」
筆者注;やはりバリシニコフは大人気ですね!

12では今尊敬しているのは誰ですか?
「心を入れて踊っている方を尊敬しています。
私の考えではバレエとはスポーツではなくて、芸術であります。」

13踊っているときに心がけていることはありますか?信念、信条など。
「踊っていることは私にとって命である!」

14時間のあいたときは何をして過ごすのが好きですか?
「暇な時間を友達と一緒に過ごすのが大好きです。
それより他に素晴らしいことがあるんでしょうか?」

15何か楽器は弾きますか?
「ピアノを少しだけ弾けます。」

16何かスポーツはおやりですか?
「14才と15才の時、キルギスタンのスポーツ・ボールルーム・ダンスの優勝者になったことがあります。
今フィートネスをやってます。」

17お気に入りは?
  食べ物
「中国料理の酢豚(パイナップル入り)」

  飲み物
「グレープフルーツ・ジュース」
  ・・・・お酒は好きですか?ひょっとして強い?????
「アルコールを飲むは飲むけど、量も少なく、気分的に盛り上がるようにしか飲まない。」

  お花
「アマリリス、カモミール」
 
  音楽
「ロック、エレクトロ・ミュージック」

  色
「緑、赤、紫」

  動物
「パンダ、ライオン」

  流行・ファッション
「スポーツかアンドグラウンド(便利でおもしろいか変わったスタイル、好きです)」

  スポーツ
「サッカー」
  
18レパートリーは?
  白鳥の湖→「ロットバルト、スペインのダンス」
  眠れる森の美女→「カラボス」
  海賊→「ランケデム、ベルバント、奴隷のアリ」
  ジゼル→「林務のガンス」・・・ハンス(またはヒラリオン)のことです
  ライモンダ→「アブデラフマーヌ、パナデロッス」
  くるみ割り人形→「スペインのダンス」
  バヤデルカ→「インドのダンス」
  ドン・キホーテ→「ジプシーのダンス」
  ロメオとジュリエット→「チーバルド」(ティボルト)
  シェヘラザード→「」
  スパルタクス→「クリックス」
  ラ・シルフィード→「ギュールム」
  騎兵隊の休息→「ロットミスター」
  チッポリーノ→「トマト、サボテン」
  シンデレラ→「」
  ショピニアーナ(レ・シルフィード)→「」
  エスメラルダ→「グレンゴワール」
  ラ・フィユ・マル・ガルデ→「サポチエール」
  パキータ→「」
  その他→「パワナマウルス」(イアーゴ)

19日本のファンへのメッセージ
「親愛なる皆様!
私はやってることを尊敬くださっていることがとても嬉しいです!
皆様のこと考えて、私は踊っています。
これからも頑張って、新しいレパートリを皆様のため、楽しませるように色々やるつもりがあります。
私の公演のご来場もお待ちしております。
 私にとっては数千キロメートルはなれた国、日本
でも私のことあたたかく応援なさる皆様がいらっしゃることを大切に思っています。
心からありがとうございます。
                      アレクサンドル・オマール」


以下はauブログに記事を初出した際にいただいたコメントです。
るーすかやは当時使っていたHNです。


オマール大好き at 2010/01/07 12:18
るーすかやさんありがとうございました
嬉しくて泣きそうです
今はこれ以上言葉がありません。
お礼は別途・・・
サーシャにも心からありがとうです


るーすかや at 2010/01/07 18:14
>オマール大好きさん。
いえいえ、まさかワタクシも日本語で書いてくださるとは思ってもいませんでした。
嬉しいですね。
ちょっとどころかかなり感動しました。
個人的には「パイナップル入り」はゆずれないんだな、とツボでした。はい、ワタクシも酢豚は大好きです。パイナップルはどっちでもいいですけど。。。

夜が冷たい at 2010/01/07 20:35
驚きました。
字を見ていないので泣きませんでしたけど‥。
ええと、日本語の先生は、軍人でいらっしゃるのでしょうか。
あるいは、論文ばかり読み書きしている学者なら、こんな言葉遣いをするのかも知れぬでありますな。

あと、「ー」と「ッ」が、ロシア語と日本語では違って聞こえるのですね。
「ミュージック」は「ミュジーク」じゃないのかぁ、と、異様なところで異様にウケているであります(ドイツ語だと「ムジーク」でせう?)。

いやいや。
驚いたのでろくなことを申しておりませんが。


人見知り王子ファン at 2010/01/07 22:22
感動して泣けました。
昨晩の猛烈な寒さの中、ジャージで渋谷の駅まで歩いて
いたオマール君。
こんなに温かく柔らかい心の持ち主だったのですね。
20日くるみで見せたピルエットは本当に素晴らしかった。
いっぺんでファン度が増しました。

るーすかや at 2010/01/07 23:25
>夜が冷たいしまさん。
はい、本当に驚きました。
以前彼からのメッセージで短い日本語の文章を受け取っていて、
そこにも漢字を使っていたのですが、
こんなにびっしり全て日本語で書いてくださるとは思ってもいませんでした。。。。

よくダンサーの中では、自分の名前をカタカナで書いたり、
来日回数がもう10年を超えている方たちだと、
かなり日本語を喋れるのですが、
まだ彼は随分若いですし、
とにかくびっくりしちゃいました。。。。

るーすかや at 2010/01/07 23:36
>人見知り王子ファンさん。
あの薄着はただもんじゃなかったですよね。。。。
いくらロシアが寒いからって、昨夜の冷えはんぱじゃないもん!

彼を注目しだしたのは、某御贔屓さんに激似だったのがきっかけでしたが、彼といい、カシヤネンコといい、いい子たちが入ってくれて、本当に嬉しいです。

きっと彼はいま一番伸び盛りなんだと思うんですよ。
自分が「こうしたい」「こういうふうに頑張ろう」と思っているときに、
ちょうどよくチャンスも周ってきているし、
それがよい相乗効果になっているんだと感じます。

また、心がオープンなところもかわいいですね。
くるみ割り人形での活き活きとした仕草や、
プロームくんたちに熱心に見入っているところや、
そしてあの美しい20日のピルエット!
思わず応援したくなってしまいます。

王子とは別の意味で泣かせてくれます。



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