ピンボールは爆発だ!!!

40年に及ぶ趣味であるピンボール。何が好きかと聞かれるとインフレーション宇宙的に爆発するところ

ピンボールロケーションマップ

2008-11-12 | ピンボールロケーション

全国版

ここ2年ほどで訪問したロケーションをGoogle Mapにプロットしました。国内だけです。"Google Map"で"ピンボールロケーションマップ(日本)"で検索するとMapで表示されます。


関東版

どちらかと言うとミニツアーと称して仲間と訪れた場所が多いですね。最近はバーが多くビンテージのドラピンもバーで会う機会が多いように思います。新潟にせよ京都にせよ出張のついでに探してみるというパターンです。
今度は車でゆったりと全国を探してみたいですね。Sternものは割りとどこにでもあるので、レアなドラピンとかの情報あればお教えいただけると嬉しいです。
もちろん"Pinball Location"に情報を寄せていただき、そこから訪ねてみるのも嬉しいです。
宜しくお願いしま~す。

今後の調査予定です。
●"小田原なつかし横丁レトロ館"
"SS"
"JOY'S BAR"
"DOWN TOWN"
"BLUE POINT"
"Banana Bar"
"COOL"

Stern Pinball, Inc.がピンチ

2008-11-12 | ピンボールよろず話
もうPinball Newsなどでアナウンスされていますが、"Stern Pinball Inc."がかなり大掛かりなレイオフを実施したとのこと。

"STERN BULLISH DESPITE LAY-OFFS"

"rec.games.pinball: Stern Layoffs??"

工場で働くヒスパニックの人々だけでなく、キーのデザイナーやエンジニアも含めてのレイオフとのことで、関係者やファンで衝撃が走っているようです。

Sternは"Down Sizing"ではなく市場サイズに合わせた"Right Sizing"だとコメントしていますが、そんな事を行ったらすべての企業でリストラとは"Right Sizing"になりますわな。
Sternいわく、今年は3台の新作をリリースして、来年は4台をリリースするから安心をと言ってますが、内容はリエンジニアリングとのこと。"Shrek"や"Grand Prix"の手法を使って新台を出すようですが、ちょい変えを新作と発表されるのはなんだかなと思います。
売れないから化粧直しをして出してもゲームの本質がイマイチのものはどうしようもないのが常ですわね。ゲームルールのロジックまで変えているのかどうかは分かりませんが、新しい台を出せる体力が減退しているのは間違いないようです。

2006年の"Pinball EXPO"に行った際にSternの工場を見学しましたが、ヒスパニック系の人件費の安さにオンブしたコストダウンについて心配でした。日本の企業でいえば20年以上前の生産ラインそのもので、この前、パチンコメーカーの工場がTV番組で紹介されてましたが、ロボットがほとんど作業してROMの組み込みだけをクリーンルームなところで人間が作業しているのですね。人手がほとんど掛かっておらず、これが現代では普通の工場だと思いました。
Sternの工場は衛生的にもヤバイし、半田付けやハーネスの作成まで全部手作業で、こりゃヤバイと思ってました。設備投資をまったくしていない様子でしたから。昔からある設備をそのまま騙し騙し使っている状態でした。

Pinballがそれこそ市民権を得て日本や中国で生産できれば、もうちょっとコストダウンも出来て台の故障も少なく価格も下げられて、普及できたんじゃないかと思ったりもします。パチンコ台の隆盛とは正反対な没落で、たらればな話をしてもしょうがないとは思いますが、DataEastやSegaの日本資本の時が唯一のチャンスだったのかもしれません。

Sternは工場を整理してしまう可能性もあるでしょう。頑張って欲しいですけどね。唯一のピンボール量産?メーカーなので。

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サブプライムローンよりの米国の構造不況はゲーム産業などの娯楽産業に致命的な影響を与えるのではないかと心配します。米国の凋落が始まったと個人的には思っていますが、真っ先に余暇をベースにする産業は打撃を受けるんじゃないかと思います。車メーカーですらBig3はチャプター11を申請するしかない状態に陥るだろうし、中小メーカーの倒産は日本どころではないように思います。マネーゲームに走って製造業を軽視したこと自体、自爆だったんだろうと思います。

東京都大田区大森"Vorpal Bunny"の"Vampire"

2008-11-06 | ピンボールロケーション
以下の台が入っているバーがあるとのことで、さっそく仲間と調査?に参りました。

"Vampire"1970年Bally

バーの名前は"Vorpal Bunny"です。
場所はJR蒲田駅からが一番近いそうで、1kmほどありますので、駅からはバス、タクシーがお勧めです。バス停からは近いです。近くにコインパーキングもあるので、車で行ってアルコールは我慢してピンボールに打ち込むのも良いと思います。

当日、集まったメンバーは到着順に...
お台場さん、私、名古屋さんとご友人、ITOさん、SATさんの6名でした。


バー"Vorpal Bunny"の様子

バーの中は広々して余裕があり開放的です。ロックバーとのことで楽器が沢山置いてあり、ドラピンが1台とダーツが2台ありました。
個人的にはポケットビリヤード台があると嬉しいですね。私自身、かなりなプログレファンなので、プレグレがバックで流れながらピンボールにのめりこめれると幸せかなと想像してます。

"Vorpal Bunny"とは不思議の国アリスで出てくる謎のウサギのことで、モンティパイソンの映画の中でも出てきました。過激なウサギです。そこからバーの名前にされているようです。

"Vampire"ですが、かなり楽しめるドラピンでした。状態はかなり良好でした。2人プレイでボールのカウントを誤ることはあるそうですが、1プレイでは特に問題を感じませんでした。
1970年のBallyですが、キックバック、センターホール、センターポスト、オープンゲート、コレクトボーナスのいろんなフィーチャがあって、嬉しいですね。特に狙いは難しいのですが、オープンゲートとなりボールを通せれば気分は最高ですね。
ゲームの狙いはボーナスをためて右上のホールでコレクトしてスコアメークをしていくことにあるようです。大勢でプレイしたのでそれほどプレイ出来たわけではないのですが、かなり楽しい台なのは間違いありません。
年長者に花をもたせてくれて当日のハイスコアの48000点強をゲットしました。ちなみにリプレイは24000点、48000点でしたか2回取れる設定です。
20000点を越えるとちょっとしたお土産があります。
100円で2ゲームとなります。上手な人であれば100円で結構遊べて楽しめそうです。


"Vampire"

ちなみにチャージはなく、ビールで600円、カレーセットが800円でした。かなりリーズナブルな価格設定です。場所も広々していて、アルコールをゆったり燻らしながらピンボールを楽しめるとは、まさに桃源郷のようでした。

スタッフの方は2名おられましたが、女性の方はなんと"FLIP-FLAP"の主人公と同じ反町さんというお名前。なんという偶然でしょうか。