2017年のピンボール関係の旅を総括します。
映画も沢山観ましたのでそれにしても。
ブログってTwitterやFaceBook、Instagramなどに比べるといろいろ更新するのが面倒で、遅くなってしまいました。
写真も沢山撮ったのですが、iPhone6をiOS11にアップデートした時にロストしてしまいました。
未だに直っておらず困ってます。
◎2017年5月頃
埼玉県ふじみ野BYONにMindware社からのピンボールが10数台導入されました。
5月頃からは伺えていないので、現在のラインアップは分かりません。
"Attack from Mars"、"Fish Tales"を始め素晴らしいラインナップでした。しばらく行けていないので近々伺う予定です。
高田馬場ミカドは仕事で都内に外出する帰りに寄ってプレイしたりしていたのですが、ZZYさんが手も足も出ないスコアを出されていて、1,2時間程度の滞在ではハイスコアは出せそうもない感じでした。
◎2017/8北米日食ツアーでのピンボールとの遭遇
以下は8月に北米日食にともなってアメリカを廻った珍道中です。長いです。
以下ご紹介です。天文クレイジー向けに書いてますのでご配慮お願いします。
これまで成功したタイ日食、新疆ウィグル/モンゴル日食を越える見事なコロナの広がり、ループしたピンクのプロミネンス、ピンクの彩層、日食中の太陽&月のそばに観えたレグルス、肉眼や双眼鏡で観た風景などなど、苦労した甲斐が本当にありました。
皆既日食が終わった瞬間、走馬灯のようにここに至る心労で涙が出てしまいました。
以下、こんな感じで日食観望に至った経過を書きます。
●2017/6
6月は日食観望は諦めていました。ツアーは高価だしそもそも休みが取れる可能性も低いと思っていました。ある方の天文台ツアーでヒントを授かり可能性を見いだしました。
●2017/7/21
日食の1ヶ月前になり、それまではJALサイトでは全然航空券が確保できないため、JALではサンフランシスコまで行き、そこからはアメリカン航空サイトで航空券を確保することを試みたところ、アラスカ航空でサンフランシスコからソルトレイクシティ、帰りはアメリカン航空でソルトレイクシティ、フェニックス経由でサンフランシスコまで確保することが出来まして、無事航空券を確保する事が出来ました。
ただここに後の波乱の元が…
●2017/8/18
ESTAも承認され無事、羽田に向かってチェックインしようとすると宿泊するホテルを入力する必要があるのですが、アラスカ航空がソルトレイクシティに到着する前の宿泊になっていることでJALの係員の方が気づき青ざめました。
久しぶりの米国で日付変更線を越えるために出発日より前の日時にサンフランシスコに到着しますが、予約を入れた時にうっかり次の日にしていました。
アメリカン航空に電話したところ(もう日本語コールセンターは閉じていて英語のみ…辛い)、その日はソルトレイクシティに向かう便はSOLDOUTとのこと。変更不可なので、もし便を取れたとしても他の予約は全て無効となりソルトレイクシティからサンフランシスコまでも確保する必要が出てきます。
JALの人の勧めでHotels.comでサンフランシスコのホテルをすぐネットで予約して、そうしないとサンフランシスコにも行けないルールだそうで、出発が迫っており5分でホテルも決めないと行けず、結果危ない場所のホテルとなりました。安めのホテルを選んだのですが、サンフランシスコは高いです。食事もなにもなくても15000円します。
サンフランシスコの"CIVIC Center"の傍とのことで、つい文京区シビックセンターが頭に湧いてクリックしてしまったわけです。
問題はソルトレイクシティまで行けてもそこから先に行く手段が無く、Uberで乗り継いでいけば行けるのか全く分からず、最悪、サンフランシスコでレンタカーを借りて、シアトル方向に向かい車中泊して日食を観ることも想定してました。
もうギリギリ機内に入り滑走路に入って離陸する寸前で今回の幹事をしていただいた方より、ソルトレイクシティからアイダホフォールズへの航空券が確保できたと連絡があり、ここでようやくホットしました。冗談のようですが、滑走している最中にようやく目処が立ったわけです。
羽田から北米独り旅が始まりました。航空券が確保できない場合は、サンフランシスコでレンタカーを借りて、シアトル方向を目指して皆既帯まで行く予定でした。そうなると途中、ゴールデンゲートブリッジを渡ったところにあるピンボール博物館に寄ってとも考えてました。
同じ日の昼、サンフランシスコに到着、タクシーですぐホテルに行き、着いた途端、路上でラリっている人から俺のコーラを買えと言われて、ここ危ないじゃないかと思いましたが、さほど気にとめず仮眠を取ることに。エコノミー席は満席で満足に眠れなかったのもあります。
起きると23時になってまして、サンフランシスコでピンボールやビリヤード、ゲームセンターを廻る予定がダメに。ホテルですが、パトカーはしょちゅう走っており、怒号は聴こえるし、さすがに出回るのは危ないと気づき、ネットで調査、遊んで過ごし次の日の昼まで眠りました。
●2017/8/19(現地時間)
お昼から出て、Twitter本社、Uber本社、Dolby本社が歩いて行けるすぐそばにあり訪ねてみました。Hotelsで予約したのですが、そこまで気が廻らなくてたまたま面白いロケーションになりました。
それぞれの本社は割と質素で好感がもてます。日本の大企業の本社だと身の程以上な建物ばかりで、親父が元気な頃に立派な本社を立てると会社が傾くといつも言ってましたが、その通りになっています。
ただ会社のそばは、怒鳴りながらショッピングカートに自分の家財を入れて歩いている人、ホームレスでにやにや笑いながらからかう人、結構危ないです。他に歩いている人もおらず、スーツケースを押しながら歩いている日本人は良いカモですよね。無視しながら歩いてましたが、そこらで声を掛けられました。
ピンボールのあるバーに行きましたが、夕方17時から開店だそうで、そこを諦め、市街電車に乗りMETREON MALLというショピングセンターに10台あるというネット情報で行ってみると去年ゲームコーナーが無くなったと聴きがっくり。時代の流れかなぁ。
そこから4kmほど離れた日本街にあるビリヤードのある店に歩いていくことにしました。サンフランシスコの高層ビルがあるあたりを抜けるとIMAX上映館が沢山あります。日本人街を探すとそのビリヤード店はありました。ビリヤード店もサンフランシスコで4,5店しかなく、東京より少なくこれには驚きました。
ビリヤードも1時間で16ドルもします。高い…。とりあえず1時間プレイしました。米国人のチャレンジを待ったのですが。店長には上手いと褒められたくらい。
そろそろサンフランシスコ空港に行かないと間に合わないので、ホテル街を目指して歩くのですが、タクシーが全くつかまりません。2kmほど歩くとタクシーが来たので慌てて乗ったら、このタクシーが危ない感じ。タクシー内ではイスラム教の説法がずっと流れているし、降りる時には多額のチップを払えと血走る眼で言われるし。タクシーがUberやLyftに駆逐されるのが実感できました。
サンフランシスコの街中を10kmは歩きましたね。スーツケースを転がしながらなのでマッドです。おかげさまで運動にはなりました。よく危ない人たちにカツアゲされなかったと思いますね。ホームレスで怒鳴っている人の横をスルーして歩いてましたので。
サンフランシスコではテスラモデルS、モデルXが沢山走っていました。それとレクサスが多いですね。フェラーリも居たし。高級車とオンボロ車の差が激しいです。
貧富の差が激しい街という印象ですね。
サンフランシスコ空港からはアラスカ航空で無事、ソルトレイクシティへ。
ソルトレイクシティ空港には8/20 0:30ごろ到着、8:30発の飛行機まで空港内泊です。完全に眠ると窃盗にあう可能性がありそうで、眠らないようにしていました。
iPad miniで"Pinball Arcade"というスマホゲームがあるのですが、"Indianapolis 500"ばかりプレイしていました。
●2017/8/20(現地時間)
ソルトレイクシティ空港でデルタ航空の50人乗りのジェット機でアイダホフォールズに向かいました。途中、機内から観ると下界は靄というか煙かで視程がかなり悪そうです。ソルトレイクあたりはそれなりに透明度は高かったのですが、アイダホフォールズに近づくにつれ、悪くなりました。ただ空は快晴に近く期待が持てます。
機内では、航空券さえ間違えなければ、行けたかもしれないグランドティートン山が見えないか、ずっと観ていましたが、透明度が悪く分かりませんでした。映画「シェーン」を10回以上観てぜひ訪ねたかったのに無念…..
映画評論家の町山智浩さんの映画ムダ話で子供頃観た「シェーン」を観ると素晴らしい内容で、最後のシーンは泣けると共に現在のアメリカが抱える銃社会への警鐘とも捉えられて、もうディテールまで頭の中に入るくらい反復したのにもう悔しいです。仲間は先にグランドティートン国立公園に行って「シェーン」の小屋などを観てきたそうです。本当に無念...
アイダホフォールズ空港につくと迎えにきていただき助かりました。
ホテルは想像していたより立派で室数も多く、素晴らしかったです。サンフランシスコで泊まったホテルとは大違い。驚くべきはホテル内にピンボール*White Water”とコインテーブルですがビリヤードがあったことです。あれだけサンフランシスコを歩き回り探したものがここで見つかりました。
食事は昼はハンバーガー屋と夕食はステーキ屋、残念、ステーキは食べきれず。量が半端なく残してしまいました。
その後、皆さんとホテル内の部屋(私の部屋が作戦室?&置物部屋)で明日の作戦を。
私は移動したほうがいいと思いましたが、最終的には車に乗せていただくことになるのでフォロワーに徹することに。
夜は十分眠れました。24時間は起きていたのでさすがに眠れますよね。
●2017/8/21(現地時間)
日食当日、日の出前より起きたところ、天候が微妙。上空には高層雲があります。心配ではありましたが、ホテル内でも大丈夫そうなので半数はホテル内に残り、半数は北にある飛行場に出発しました。飛行場のほうが20秒皆既が長いとのこと。
私の機材は最終的にはミニボーグ60mm双眼(NIKON HW-17mm&笠井トレーディング2inch正立プリズム)とキヤノン10x42LISの二本で行く事にしました。HW-17mmだと倍率は18倍、実視野は5度程度になります。太陽&月の視直径の約10倍です。コロナが全て入ることを重視しました。解像度も考慮しました。
準備が完了して、時間があるので、ピンボールをやってハイスコアを記録しにプレイしていました。ちなみに1ゲーム50セントです。2ゲーム目でハイスコアを記録。米国の田舎の人には負けるハズはないです。一応、これでも日本の大会では優勝したこともあります。
ただ数ゲームやったところで、ピンボールが壊れました。グラチャンスコアには至らず(ただ初期状態で入っているスコアなので人間としてはトップスコア)。
しょうがないのでビリヤードをやってました。
部分食が始まると機材に戻り、いろいろ調整したり、ある奥様といろいろ面白い話をしたり。ピンホール(ピンボールではなく)で、三日月で文字を描いたり。
ちなみに天候は快晴となり、空の透明度もかなり良く、間違いなく素晴らしい日食になりそうな雰囲気が出てきました。間違いなく勝てる?!
ただ問題は太陽活動によりどれだけ見事なコロナとプロミネンスが見えるかになってきました。
かなり太陽が細くなり、自分の心臓の鼓動が聴こえるくらい期待が高まります。ほぼ10年ぶりなのとどう見えるか、ここまでの大変さなど緊張感が高まりました。
かなり細くなりフィルターを取り、数秒で眼が慣れて、見事としか表現できませんが、ピンクのプロミネンスが眼に入り暗順応してくると赤道面に広がる磁力線にそった真珠色のコロナの広がりが観え出しました。
暗順応してくるとコロナは赤道方向に視野全体まで広がっていました。それも複雑に羽衣のようとしか形容できず。極方面はオバQの髪の毛のように広がってました。
プロミネンスはあのピンクがたまりません。ループしたのだけでなく、小さなのも良く見えました。彩層も分かりました。
双眼鏡に切り替えてみたり、肉眼で観たり、あっという間に2分が過ぎ、ダイヤモンドリングが観えた途端終了です。達成感というかあまりの見事な姿とかここまで来られた事とかが一遍に来まして、「ララランド」のシーンのように涙が出てきました。涙ぐんでました。
ちなみに皆既食が始まる前の影が空を覆うのも観れました。
ダイヤモンドリングを見終わると機材をすぐ片付けて、皆さんは昼食に行かれている間、私のほうは挑戦者を求めてひたすらビリヤードをしてました。コインテーブルという2/3サイズで75セントを入れるとボールが15個出てきて、ラックで並べてプレイするのですが、台が小さいので誰でも簡単にポケットに入れられます。
豪州マジーの店にあったのもコインテーブルですが、あちらはAU$2もして台の状態もキューも最悪、チョークも無い店は初めて、こちらはかなり良かったです。
バーの綺麗なお姉さんとも片言英語で話しまして、ビリヤード上手いねと言われたり、日本から皆既日食を見に来たというと、オー、クレイジーとか言われました。確かに…
すでにその頃には日食による渋滞が始まってまして、ソルトレイクシティに向かう15号は30km以上混んでいる感じです。そろそろ出発したほうが良いということで、車で出ましたが、メインの道はずっと渋滞、迂回路をGoogleMapで探しながらの、ジグザク運転です。
アイダホの農村を走るのですが、結構豊かな農村という感じですね。オーストラリアに似ています。大規模な農場で収益を上げているんだと思います。
それにしても渋滞が続いており、途中で直進を諦めて大幅に迂回することにしました。85号、84号を使い両方の道とも空いていて、ガラガラでした。85号に入る前の渋滞が緩和した時には、フリーウェアをスラロームのように抜いていたフィアット500ですが、パトカーが猛追していて、どうなっているかと観ると、運転手は30歳以下な白人で手錠を後ろ向きに掛けられているところでした。
ソルトレイクシティのモーテルに着いたのは夜半を過ぎており、たぶん通常の倍以上時間が掛かったのだと思います。
●2017/8/22(現地時間)
ソルトレイクシティ発は早く多分睡眠3時間くらいで空港に向かいまして、そこからはフェニックスに向かいます。窓側からは雄大なグランドキャニオンを観ることが出来ました。
キヤノンの双眼鏡でみると写真や動画で観たことがある地形が分かります。
上空から観ると火星の溝のようで絶景ですね。平原にコロナド川の溝が複雑に入り組んだ様子が観れてこれには感動しました。
フェニックス近くのアリゾナ州の地形もですね。
あのトランプ大統領が前日フェニックスに来て、結構白人至上主義者(KKKとか)とカウンターの人達で揉めたようです。トランプが日食を観たというのでフェニックスで観たのかと思ったらホワイトハウスから肉眼で部分食を観たようですね。
日食で眼を痛めて退陣すれば危機が去ると思ったのに。北朝鮮と米国のチキンレースには付き合いたくありません。
フェニックスでは次のアメリカン航空乗り換えまでは時間があるため、ついビールをバーで頼んで呑んだところ(それまではJAL機で小さなワイン程度)、結構眠ってしまい気がつくとゲートの周りは無人になっており、あー今度はアウトかと思って慌ててカウンターに行くと貴方を探していたと言われて急いで!!と言われて走ってエアバスに乗り、ギリギリでした。走ったため酔いが廻りまして心臓が破裂しそう。
フェニックスからサンフランシスコでも窓側でしたので、晴天のため下界が良く観えて、昔、行ったエリー湖、フーバーダム、ラスベガスが良く観えました。あー、あそこの”Pinball Hall of Fame”に行きたいなぁと思いつつ。カジノにはあんまり興味ないのです。勝てるとは思えないし。ブラックジャックでカウンティングをやればある程度は行くようですが、カジノ側がカウンティングをやっているとすぐ分かるようです。
町山さんによるとクラップスが安くて楽しめるそうです。
パチンコは入社した新人時代に田舎町で娯楽がないのでやりましたが、ビギナーズラックで最初は勝ったのですが、勝てなくなり、こりゃダメだとやめました。パチンコとピンボールはバガテルというビリヤードから進化?したゲームがルーツで、東に伝わり日本でパチンコとして開花して、西に伝わり米国でピンボールになりました。
産業的に成功したのはパチンコで、ピンボールは衰退しています。理由はスキルゲームであるピンボールは難しいことと、初心者を犠牲にするビジネス構造なのが時代に会わなくなったためと言われています。
ビリヤードも難しいため、こちらは初心者を犠牲にしているわけではありませんが、スキルアップには大変な時間が掛かります。
いつでもどこでも遊べるスマホのゲームにやられているわけですよね。風営法にもひっかからないし。
余談になりました。
サンフランシスコに着いてからは街に出る時間もなく、Wifiでビリヤード関係のYoutubeを観てひたすら勉強。
GYAO!で8/31までプレミアム会員には無料公開している「この世界の片隅に」はリージョンの制限で米国では観れませんでした。そのためiPhoneに入れているサントラを聴くだけにしました。サンフランシスコを離陸し上空からはゴールデンゲートブリッジやらバークレーも観れてそれは楽しめました。
●2017/8/23
帰りのJALでは疲れでさすがに眠れました。5時間は眠れたと思います。
羽田に無事着いて、成田よりは帰るのが早く安く助かりますが、通勤時間帯なので満員電車で帰るのは辛くリムジンバスにしました。大森まで行ってビリヤードをやって最終で帰るという手もありましたが、さすがに疲れてリムジンにしました。次の日、早くから満員電車で横浜まで行かないといけないのでやむを得ません。
お世話になりましたこの企画を立案、実施、成功させたワンダーウーマンたる方、ゲーマーでオタクで変態でクレイジーな私を助けていただいた方々、ありがとうございました。
(長文ありがとうございました)
◎2017/9
北米日食後はゲームと言えば、ポケットビリヤードばかりやっています。かなりプレイしましてほぼ30歳代のスコアには戻りました。B級ど真ん中という感じです。
キューも昔の25年ほど前に買ったアダムのバットにアダムVのハイテクシャフトを付けてプレイしています。
ビリヤードはピンボールよりも層は厚いので、A級になるまでの道のりは遠くまだまだプレイし続けないとなれません。
2バット2シャフトのビリヤードキューケースも3980円で新調しました。
ボーラードスコアは振れ幅が酷いのですが、70点〜140点ほどでアベレージは100点ちょっとです。
ピンボールでは南船橋にあるホームセンター「ビバホーム習志野」の「Sopranos」で2位のスコアを残したり、神田に寄ったついでに「タイトーイン神田」で「Jurassic Park」をプレイしようとして台が壊れていて辛い状態だったりは確認してきました。
昔のように一日全てをピンボールに掛けられなくなっており、スコア力は落ちているのはやむを得ないかもしれません。
今年は町山智浩さん、小田嶋隆さんの影響を強く受けてまして、そちらには沢山参加しました。
●町山智浩さん
『町山智浩の映画塾!』 「家族の肖像」「パルプ・フィクション」「ナッシュビル」「天国と地獄」「シンドラーのリスト」「ビリーザキッド21歳の生涯」「ブレイブハート」
『町山智浩の映画サーチライト』「ブラックスワン」「(500日)のサマー」「リトル・ミス・サンシャイン」
キングコング:髑髏島の巨神 爆音映画祭
「メッセージ(Arriva)」封切り講演
町山智浩×滝本誠「『ブレードランナー』再び! 80年代カルト映画ナイト」
ミッドナイト・フィルム・フェス! ジョージ・A・ロメロ フォーエバーナイト〜ロメロよ今夜もありがとう〜[オールナイト上映]
「全員死刑」上映+第2回町山大賞授賞式
ムダ話は約半数購入して楽しんでます。
たまむすびはTBSラジオクラウドで楽しんでます。
●小田嶋隆さん
隣町珈琲で平川克美さんとの対談を月に1回のペースで参加しまして、ラジオやTVで話せないネタを聴いてました。
私は親族が関東と関西に分かれていて、年に何回か関西に行くのですが、帰省に合わせて関西大学文学部で小田嶋隆さんの講義があり、聴講しました。
一番最初に広い講堂に入ってまして座ってますと、ガラガラなのに変な(すいません)親父が隣に座ってくるのです。そういう趣味があるのかと気持ち悪かったのですが、内田樹さんでした。怖いので隣を観れなかったのですが、後でサインを求めて人が集ってきてから分かったのはお恥ずかしいです。
講義は最終的には満員になりました。
小田嶋さんの若かりし頃に大阪に就職されたそうで、大阪人はしつこく何回も「にぃちゃん、大阪っていいやろ」と聞くので「ええ、大阪人さえ居なければ」っていう苦笑ギャグを披露されてました。
私は兵庫県西宮出身ですが、大阪人はしつこくて苦手なので良く分かります。それが嫌で関東に出稼ぎに出ていて30年を越え人生の半分以上は神奈川県で暮らしてます。
方言も忘れかけてます。
●平川克美さん
隣町珈琲のオーナーでRadiodaysの発起人の平川さんともお会いできました。
あんまり触れられたくないとすると申し訳ありません。リナックスカフェはコワーキングスペースのさきがけであり今年はコワーキングスペースの年になりWeWorkに対してSoftBankが出資したり、これからの働き方が変わる予兆を感じました。
「働き方改革」というのは私は好きではなくて「ワークスタイル進化」だとしか思えません。
自宅から満員電車で通勤して都心の会社に通うというスタイルがこれから大きく崩れていくのだと思います。
それもインターネットの力に寄って会社に行かなくても仕事が出来るというのが世界を変えていくと信じています。
Radiodaysを聴きながら東日本大震災1年後に東北を廻ったが思い出されます。
音楽を聴いて独りで運転していると寂しくて話を聴きたくなります。独りでは行きていけないのが人間なので、暖かみのある話を聴くと頑張ろうと勇気づけられました。
コワーキングスペースについてお話をぜひお聞きできれば嬉しいです。
●大南信也さん
徳島県神山町モデルとも称される故郷創成の町を20年も掛けて創り上げた偉人です。
地方の村はどんどん過疎が進んでいる中で唯一人口が増えている神山町です。
行ってみるとどこにでもある山村なのですが、モダンなお店が多く、若い人も多く居ます。
「赤い靴」のお人形さんをきっかけに町や行政を変えた事は素晴らしいと思います。
「アーティストインレジデンス」を進めてまず町には競合の居ない人達を迎え入れて、その人達が消費をすることで町のシャッター街をなくし、さらにIT企業を誘致して産業を増やして成長させたのは誰もやらなかった事を成し遂げた人です。
一人だからダメなのではなく切っ掛けは人から始まる好例だと思います。
他にも素晴らしい人と出会えました。
来年もそうなりますよう祈願します。
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ピンボール界にはそれほど携われませんでしたが、来年は少しは落ち着いてピンボールもプレイする予定です。やりたい事は多く、やらなければならない事も多く、好奇心だけは人一倍ありまして面白い事をまた考えて実行していきたいと思います。
では...よいお年を!!!