金谷武洋の『日本語に主語はいらない』

英文法の安易な移植により生まれた日本語文法の「主語」信仰を論破する

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目次

2016-02-12 09:20:45 | 目次
目次:クリックすると該当ページに飛びます プロフィール   プロフィール 日本語ものがたり   はじめに   第85回 「居酒屋」は、「ISAKAYA」か「IZAKAYA」か   第84回 「ひらがな革命と国風文化」   第83回 「黒帯の教え子をもつと」   第82回 「消えたミスター・残ったミスター」   武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」トントントン♪   第81回 「シ . . . 本文を読む
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第85回「居酒屋」は、「ISAKAYA」か「IZAKAYA」か

2016-02-12 09:13:29 | 日本語ものがたり
皆様、明けましておめでとうございます。2016年初頭の今回は、昨年暮れにはシリアからの難民受け入れが当地カナダでも大きな話題になりましたので、難民の母語と受け入れ国の公用語に関係のある話題を取り上げてみましょう。 移民が受け入れ国で話されている言葉を習得する際に、どうしても母語の影響を「お国訛り」として残してしまう傾向があります。これが「母語の干渉」と呼ばれるものです。一例を挙げましょう。「自分の . . . 本文を読む
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第84回「ひらがな革命と国風文化」

2015-10-27 08:50:27 | 日本語ものがたり
つい先日、インターネットで、NHKの人気番組「その時歴史が動いた」(NHK大阪放送局制作)の特集「ひらがな革命」を見て感動しました。この番組が放映されたのは2006年ですが、ほぼ十年後の今年(2015)、地球の裏側のカナダに住む私がそれをネットで見ることが出来たのですから、何ともいい時代になったものです。毎回よく調査された「歴史の決定的な瞬間」が、谷川賢作作の印象的なテーマ曲をバックに展開、解説さ . . . 本文を読む
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第83回「黒帯の教え子を持つと」

2015-07-04 11:19:44 | 日本語ものがたり
モントリオール大学東アジア研究所で日本語を25年教えた後、退職したのは2012年6月でしたから、早くもリタイヤ生活が三年目ということになります。四半世紀に及んだ教師生活には数々の忘れられない思い出がありますが、今回はその中でも極め付きの、警察官まで登場する羽目となった、誠に思い出深い出来事を思い切ってご紹介することにしましょう。今でも思い出すと胸の高鳴りを抑えることが出来ません。そこに至る背景まで . . . 本文を読む
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第82回「消えたミスター・残ったミスター

2015-02-26 10:18:01 | 日本語ものがたり
前回は、日常生活でよく使われる言葉をいくつか挙げて、元を辿るとその言葉は人名、それもその言葉と深い関係のある人物の名前だったことを、シルエット氏(フランス人)、サンドイッチ氏(イギリス人)、レントゲン氏(ドイツ人)の三名を実例としてご紹介しました。何だ、そんな例なら他にも知ってるぞ、と思われた方もいるでしょう。そんな反応を予測して、今回もさらに例を並べてみたいと思います。次回からは別な話題へと移り . . . 本文を読む
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武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」トントントン♪

2014-11-27 11:06:15 | 管理人のつぶやき
武田鉄矢さんが、ラジオ番組「今朝の三枚おろし」で『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』を紹介してくださいました。 2014年11月3日から7日にわたって、毎日取り上げてくださったようです。 http://www.joqr.co.jp/good/sanmai/ 放送を聞いた方の話ですと、細かいところまで丁寧に読み込んで紹介してくださっていたそう。とっても嬉しいです! 残念ながら、現在は、正 . . . 本文を読む
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第81回「シルエット、サンドイッチ、レントゲン:これら3語の共通点は?」

2014-11-24 19:22:09 | 日本語ものがたり
 「夕焼けの空に富士山のシルエットが美しい」という文の中の「シルエット」とは影絵のことで、輪郭だけの黒い実景のことを言います。また「サンドイッチ」は、ご存知の様に、薄く切った二枚のパンの間に肉や野菜、卵などを挟んだ軽食のことです。日本語では中に入れる具材を前に付けて「ハムサンド、カツサンド、ツナサンド、野菜サンド」などと呼ばれることもあります。また、和製英語で「サンドッチ・マン」は自分がサンドイッ . . . 本文を読む
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志村建世さんのブログ:意見をつなぐ、世界がかわる BLOGOSより

2014-10-03 14:50:24 | 管理人のつぶやき
皆様、お久しぶりです。 管理人チエ蔵です。 たきさんの新刊「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」が出版されて早2ヶ月。お陰さまで、とても好評で、たきさんファンクラブ会長(←勝手に自分で決定)としては嬉しい限りです。 嬉しいついでに、とても嬉しい書評を見つけました。 志村建世さんのブログ:意見をつなぐ、世界がかわる BLOGOSより です。 たきさんが、新刊でお伝えしたかったことが、ぎゅっ . . . 本文を読む
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第80回「場所から物の名前になった例」

2014-10-03 14:39:19 | 日本語ものがたり
 今回はある国(や都市)の名前が他の国の言語で別な意味の普通の単語になってしまった例を考えてみます。おそらく皆さんも幾つかはご存知でしょう。野菜であるカボチャが元々は国名のカンボジアから来たように、「その国や都市から渡来した産物なので(あるいはそう誤解されたので)地名がその産物を指す名前になった」という例が最も普通です。具体的な「モノ」がその対象なので、そのほとんどが名詞です(が下で見る「japa . . . 本文を読む
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新刊、出ました!

2014-07-11 23:58:13 | 管理人のつぶやき
ぱんぱかぱんぱんぱーん! 出ました、出ました、出ました! 7冊目の新刊「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」、出ましたよ! どーん 管理人チエ蔵です。日本に一時帰国中です。 日本満喫してます。焼酎「いいちこ」飲んで酔っぱらってマス。 締めくくりに豚骨ラーメンも浴びるほど食べました。 日本滞在中に、たきさんの新刊ですよ!  な・ん・と、平積みですよ! ひゃっほーーーーーー!!! . . . 本文を読む
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第79回 「書かれた通りに発音すればいいんですね」

2014-04-05 15:56:30 | 日本語ものがたり
  24年間日本語を教えたモントリオール大学を2012年6月に退官した際、ちょうどいい潮時かと思って「日本語ものがたり」を連載77回目で終わらせて頂きました。ところが先月故小畑精和明治大学教授のお悔やみ記事を書きましたら、「日本語ものがたり」の再開を友人数人から強く勧められてしまいました。退職以来、以前より時間の余裕が出来ましたので、「それでは忘れた頃に時々…ということで」、という条件でお引き受け . . . 本文を読む
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第78回「故小畑精和先生を偲んで」

2014-04-05 15:50:13 | 日本語ものがたり
昨年11月23日のことです。「悲しいお知らせです」という表題のメールが突然舞い込みました。 差出人は飯笹佐代子先生(東北文化学園大学准教授)。飯笹先生とは、その2ヶ月前に、モントリオール、オタワ、 さらにケベック市と三都市八日間に及ぶ研究旅行に(私は通訳として)ご一緒したばかりです。そして その「悲しいお知らせ」とは小畑精和先生(明治大学政治経済学部教授)の訃報だったのです。死因は下咽頭癌。享年6 . . . 本文を読む
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小飼 弾さんのブログ:404 Blog Not Found

2012-12-21 10:48:06 | 管理人のつぶやき
 皆様、ご無沙汰しております。管理人チエ蔵です。  早いもので、たきさんの6冊目の著作「日本語は亡びない」筑摩書房 (2010年3月) が出版されてから、もうすぐ3年になります。只今、たきさんは7冊目を執筆中です。お楽しみに!  さて、今日は、嬉しいお知らせ・・・と、いうより、たきさんブログの管理人として、感謝の気持ちを込めつつ、小飼 弾さんのブログ:404 Blog Not Foundをご紹 . . . 本文を読む
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第77回「和子は、どうして「かずこ」と読むのか」

2012-06-18 09:44:09 | 日本語ものがたり
今回の話題は「和子・和夫(和男)」という名前についてです。あるとき「和子・和夫(和男)という名前の人はみんな長女・長男だよ」と主張する人がいて、それが全く初耳だった私はとても驚きました。ましてや、その直後にバンクーバーで会社を経営されている上田(こうだ)和男さんとお会いする機会があり、そのことをお話したら「確かに、私は長男です。それに妻の名前は和子で、やはり長女です」とおっしゃるのではありませんか . . . 本文を読む
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第76回 「百人一首の謎」

2012-05-16 20:41:13 | 日本語ものがたり
 前回、モントリオール大学の日本語3年生と日本人が対戦した弥生歌留多大会の様子を書きました。すると「北海道の木の板の取り札が懐かしい」とか、「作戦があったにしても日本人が負けたなんて信じられない」などの声が聞こえてきました。読者の皆さんのコメント、ありがとうございます。こうした反応に気を良くして、今回もさらに百人一首にまつわる話を続けたいと思います。実は、学生が「百人一首」に大いに関心を示したのは . . . 本文を読む
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