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特命戦隊ゴーバースターズ#16 & 仮面ライダーフォーゼ#39

2012-06-10 15:04:31 | 特撮など
ギリギリ開始前に起床。
一週間の楽しみですから、逃すわけにはいきません。


・特命戦隊ゴーバスターズ #16

 今までにはないノリノリな雰囲気で登場した追加戦士ビートバスターと
その相棒、スタッグバスターことビート・J・スタッグの謎に迫る第16話。

 亜空間へと消えたはずのマサトがどうして帰ってきたのか、
もし彼が本物なら、亜空間へと消えたヒロム達の家族の安否はどうなるのか、

 などなど、ゴーバスターズの皆が戦う理由に最も近い核心を握っていると思しき
ビートバスターへの接触を図るヒロム達。
 一方で、それはエネトロン流出の理由を彼に見出したヴァグラスのエンターも同じで……

――

 ポイントは陣マサト(ビートバスター)が生身ではなく、アバター(分身)で、
本体は現在も亜空間の中にいること、対して実体をもつ、相棒のビート・J・スタッグが
アバターの彼を出現させるマーカーになっていることでした。

 第15話にて奪い返したと思ったエネトロンのタンクを強奪して消えた理由も、
彼がアバターとして現実世界に現れ、戦うために必要なエネルギーとして、
あるいは自分のバスターマシン(ゴーバスターズ側のメガゾード)を転送すべく
確保したということで納得がいきますし、彼の当面の目的も現実世界へと
帰ることであり、そのためにヒロム達に協力をするのも自然な流れです。

 ゴーバスターズ側としても、亜空間へ消えた人々の救出も目的の一つですので、
亜空間に詳しい彼の協力を仰がねばならないのも当然でしょう。

 また陣マサト自体は最年長だったリュウジよりも年上、ということで
次回のリュウジとの絡みからもわかるよう、ゴーバスターズの師としてリード
していくことになりそうですね。

 それにしてもビート・J・スタッグの「J」はJUEKI(樹液)のJだったとは。
バディロイドは皆、名前に食品名を使っているので、こいつだけ例外なのかと
思っていましたが……ちょっと間抜けなネーミングなのが面白い。


 気になったのはエンターもアバターだったという事実。
ビートバスターがエネトロン切れやマーカーJの存在を考慮に入れなければ
「無敵」である一方、エンターも同じように、ほぼ無敵であるということが伺えます。

 またJをマーカーとしているビートバスターに対し、エンターは
マーカーらしきものなしに復活したような描写もありました。

 これは果たして見たとおり、エンターがマーカーなしで転送されているのか、
それともJよりも性能の高いマーカーがどこかにあるのか、はたまた亜空間から
他の敵メガゾード同様に普通に転送されているのか……
 謎が明かされるかどうかは分かりませんが、エンターもまたアバターであるところが
厄介な話であり、また彼をどう攻略するかへの伏線となっている予感がしますね。


 巨大戦は久々にゴーバスターエースが活躍、と言っても。
ビート&スタッグバスターのバスターマシンのお披露目の前座になったようなものですが、
それでも一応、久々に単機で敵メガゾードを破壊しています。

 ビート&スタッグバスターのバスターマシンは、彼らの武装「ドライブレード」が変形してハンドルになるのが面白いところ。
 考えてみれば、本来バスターマシンの操縦桿へ変形するはずのバディロイドが
戦士として使われているので、操縦桿が別のものになるのは至極当然ですよね。

 戦い方も、トドメ前に敵メガゾードからエネトロンを吸い出すなど、いかにも虫っぽい厭らしい特徴的な技でした。
同時に、バスターマシン=メガゾードであることを思い知らされる1シーンだったと思います。
 作中でこそ「バスターマシン」と呼ばれてはいますが、同じく「敵メガゾード」という呼称が使われているよう、
ヒロム達が使っているバスターマシンも、原則メガゾードとおんなじなんですよね。

 仮面ライダーシリーズでは、しばしば敵の技術を正義の為に使うという構図が存在しますが、
ゴーバスターズでは、本来人類の為に使われるはずだった技術が敵に奪われてしまったという構図が成り立っています。
 こういうところの違いも、それぞれ面白いですね。

 次回は先輩後輩の関係といえるリュウジとマサトのお話となりそうで、バスターマシンも合体して巨大ロボになるようですが、
 プライベートの都合で見られない、うちには録画環境もない、SHOCK!!!

 暇と金が出来たら絶対にレコーダーを買おうと思います……

―――

・仮面ライダーフォーゼ #39


 前回宇宙飛行士の適性試験の最終段階にて、ユウキとタッグを組んだ杉浦副会長が牡牛座のホロスコープとして覚醒し、
 学校の乱れた風紀を正すという名目のもと、生徒の活動の自由を奪っていく、というのが今回の軸です。

 予告の段階で弦太朗がブレザー&ノーマルヘッドだったというのは承知ですが、
それ以上にJKの更生された姿が凄まじかったですね。
 タウラス・ゾディアーツは誓約書を書かせた相手の行動を制限するという、
蟹さんゾディアーツよろしく、能力者系漫画チックな能力の持ち主……だけだったなら
まだしも、戦闘があまり得意そうでない副会長にもピッタリなパワータイプでもありました。
 ゾディアーツスイッチの能力のおかげか、生身でも超人的アクションを行いましたし。

 とにもかくにも今の副会長がそうなってしまった理由は、現在入院中の会長にあるようで、
 これを訪れた弦太朗達ですが、こいつがまた一筋縄ではいかない女の子。
 仮面ライダーW以降、ゲストの女性キャラクターには本当にまともな女の子がいませんね。
いえ、男性も同じくらいえげつない人間だらけなのですが、男の場合は最初からどうしようもないクズという場合が多々あるので、
女性=可憐という安直なステレオタイプで見ていると、相対的に女性のが性格が悪いように思えてしまいますね。

 タウラスに動きを封じられてしまった弦太朗は、あえてタウラスに近づくことで、
彼を倒すのではなく、彼の持つ暗い部分を知ろうとします。
 ここらへんは弦太朗の「この学校のすべての生徒とダチになる」というポリシーにぶれない、いいところだなと思いました。

 表裏が無さ過ぎるところが災いしてMOVIE大戦以外、「成長要素がほとんどない」ため、メテオ加入以降、
個人的には正直主人公に向いてないんじゃないかとさえ思っていた弦太朗ですが、
 行動は最初から一貫して「倒すのでなく、ダチになること」を軸にしてブレていないのが、最近ではすごいと思うようになりましたね。
 視聴者視点だと分かりやすいようで、意外と見落としているのでは? と思いますよ。

 そして誓約書を書かなかったので、現時点で唯一タウラスに立ち向かえるメテオ。
誓約書の能力抜きに力押しでも強いタウラスにあわや倒されるというところで、
ヴァルゴが介入、別の方法を提案されたわけですが……メテオの加入時から彼に
興味をもっているような素振りのヴァルゴですから、これはやはりメテオのバックにいる
存在=タチバナに感づいているのかもしれませんね。

 というシリアスな前半クライマックス、メテオの提案で杉浦の最も得意なゲーム「ゴルフ」で対決することになりました。
 来週がゴルフで休みだからか……? 普通に毎週見ている方には悪いが、ゴーバスターズもついでに「お休み」にして欲しかった!!

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