HYPER WAVLOG ハイパー・ウェイブログ

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劇場版『仮面ライダーW』『ゴセイジャー』(3D版)観てきました!①

2010-08-07 17:51:55 | 仮面ライダーW関連
以下ネタバレ注意!
PCサイトでは殆ど白くしていますが、
ケータイだとそのまま掲載されています。

■天装戦隊ゴセイジャーEPIC ON THE MOVIE■
①正直上映前までダブルにしか興味なかったのですが、意外と面白かった一作
というか昨年のシンケンジャー3D版が3D映像を上手く使えてなかった(気がする)
事の反省を活かして作りあげた感じがして良かったです。

②お話は単純明快、隕石に姿を変えて地球に落下した破壊兵器をめぐり、
かつて倒した宇宙人軍団の生き残りとゴセイジャーの対決というものですが、

テレビ版の一話分に相当する尺ながらも満足の出来。

③いつも使っているヘッダーが真っ黒こげになったり、
それに代わる劇場限定ロボ(今後テレビにも出る?)
が出たりと、
映画ならではのサプライズと3Dによるエフェクト満載。

④ちょっとだけ気になったこととして、
そこまでテレビ版を観ているファンではないのですが、
個人的にはゴセイナイトが生身でしか登場しない
(それでも復活怪人全員愛低に無双ぶりを発揮する活躍でしたが)の

惜しかったのでは?と。
しかしその分、新ロボワンダーゴセイグレート
画面一杯に暴れまくるので、十分楽しいです。


■ゴセイジャーまとめ■
 一番強く感じた事として、
 3Dと東映ヒーローの特撮はとても相性が良いと思う事。

 まず東映ヒーロー、特に戦隊物で使われるCG合成などの特殊効果は
CG導入期あたりからそこまで進歩していないような感じがします。
 いわゆるケレンミ溢れるエフェクトで、
平面的=あからさまに不自然に感じるCG合成のイメージがあります
(例:爆発の中からこちらに向かって飛び出すヒーローの
演出や、ジャンプによる攻撃、敵の念導力による浮遊効果などなど…
殆ど上下、左右の動きによる平面的な動きの事です)。

 そしてゴセイジャーはメインウェポンに
カードを使っている関係で、カード=平面から武器やマシン、
更には変身体のヒーロー=立体物が実体化して飛び出すと言った
演出がよく見られますが、これを3Dの劇場で見ると驚きの説得力!!
否が応でも飛び出しているとわかる演出になったのです。

 言い換えると、先述の例での演出における、
物体の画面内での平面的な(つまり不自然な)動きも、
3D映画ならむしろ飛び出したり、物体と物体の距離を示すのには
わかりやすくって、しかもストレートに飛び出す迫力があって、
とても好都合といった所です。


※ここで別の3D作品としてジェームズ・キャメロン監督の
『アバター』を取上げさせて頂くと……
 こっちはメインのCGこそ最高峰なんですけど、
大して飛び出しているようにも思えず
(――そもそも映画で見る映像って、メガネ無くても普通に
 テレビよっか立体的迫力ありません?)
設備の関係上むしろメガネ外したほうが、
映像鮮明で見やすいという残念ぶり+長時間の視聴でケツが痛い
(これは個人的なものだが)だったので、
3D映画は、リアルさを追求したCGエフェクトとは
案外相性が悪いような気がします。


 とにかく、今後の戦隊物のスタンダードは、
まず間違いなく3D版映画であるべきだ!と強く思うのでした!

劇場版『仮面ライダーW』『ゴセイジャー』観て来ました!②

2010-08-07 17:51:48 | 仮面ライダーW関連
以下ネタバレ注意!
PCサイトでは重要なところを殆ど白くしていますが、
ケータイだとそのまま掲載されています。

本日のメインディッシュの前に前菜的お話?
■仮面ライダーW FOREVER -AtoZ/運命のガイアメモリ-■

●映画を観る前に観ておきたいテレビシリーズ44話&45話●
・43話で財団Xの加頭順がお披露目し、44話のラストで
 財団Xの使者の手に渡った新世代ガイアメモリ、
 通称「T2メモリ」が今作のキーアイテム。
 26個のメモリはそのまま財団X本部へと輸送されるはずでしたが…

・44話ラストでの所長と照井竜のベタベタっぷり…
 (※そう言えば『照井竜』として映画に出るのは今作が初だよね)
 こちらが意外にも映画への複線に。本当に所長と竜君はデキてしまったようです。
 その関連で竜君、今作でも自ら進んで死亡フラグを立てては折る、いや…
 振り切ってくれるカッコよさ!!

 後々述べて行きますが、竜君は映画でもヘタれずカッコイイのだ!

・45話冒頭で「???」となったシーン>折れた風都タワー:
 ネタバレ前回のTVのOPやCMで分かっていますが、お約束のニヤリシーン。
 映画の「そのシーン」そのもので
 ニヤリとするのでなく、ここでテレビシリーズのこのシーンを
 思い出して映画館内でニヤリとする変則ニヤリというとこもポイント!


・45話(映画直後のエピソード)におけるフィリップ死亡判明の事:
 結論から言うと、映画はそのエピソード単体では
 ハッピーエンドですが、その後の45話で
 フィリップが自分の真実=死を知り、発狂してしまう展開を踏まえると、
 今回の映画の所々で見られる、敵=大道克己とフィリップとのやりとりには、
 最後まで辛いものを感じてしまいます。
 これに関しては、ディケイド夏映画の時も思いましたが、
 絶妙なタイミングで映画を公開してくれやがったな~!!!
 という一言に尽きます。

※ちなみに今回の映画でも、
 ラストにはおなじみの翔太郎のモノローグがあるのですが、
 これを踏まえて第45話のテラードーパント戦を思い返すと、
 これも別の意味で辛いです。

(本編感想へさらに続きます)

劇場版『仮面ライダーW』『ゴセイジャー』観て来ました!③(ダブル感想編)

2010-08-07 17:49:42 | 仮面ライダーW関連
ではメインディッシュの映画の感想どうぞ!
PCなら、ネタバレなところは白くしています。

■仮面ライダーW FOREVER -AtoZ/運命のガイアメモリ-■
ゴセイジャーのもそうですが、一回目は3D版がオススメ!
バトルやクライマックスシーンを初めて観るなら
感動は3Dの方が上!…だと思います

※というか面白かったとさっきまで言っていた
 ゴセイジャーはむしろ3Dで見ないと
ただのTVシリーズの一話とあんま変わりないと思います


↓ここから覚えているシーンを順番(少し間違っているかも)に
その感想と併せてつらつらと述べていこうかなと思います。


①財団Xのヘリ襲撃:
・新型メモリ輸送中に今回のボス、大道克己が
 別のヘリから飛び移って襲撃、エターナルのメモリだけを奪い取り
 財団のヘリは果敢にも自爆、残りのメモリは風都市内に各個飛散…というプロローグ。
●上空から飛び移った大道さん、普通飛び移る角度とか距離的に考えて、
 まず間違いなくヘリのプロペラにミンチにされるんじゃ?と思いました。

②ドーパント復活:
・かつて戦ったドーパントがWやアクセルの前に現れるという、
 ライダー的(直前のゴセイジャーもやりましたなぁ)にお約束のシーン。

・復活ドーパントの人間体は風都イレギュラーズの男二人。
 T2メモリの脅威をその身を以って教えてくれたのでした…
●ポイントは初御披露目であるルナジョーカーのマキシマムドライブ
 「ジョーカーストレンジ」と、アクセルは
 バイクモードからのエンジン・マキシマムドライブ。
 前者はテレビや予告で散々登場していましたが、後者は完全サプライズ。
 テレビでもやってくんないかな…?


③自分のメモリが敵!:
・国際警察(だっけ?)のマリアより、
 T2メモリの詳細を聞き、これらの回収依頼を受け、
 風都各所を回る一行の前に、
 自分たちのメモリのT2版をひっさげて敵がやってきた。
 ピンチのダブルを助けたのは、最初の復活ドーパントとの戦いでも
 一般人の親子を窮地から救った、サイクロン・ドーパントだった…。
●W所持メモリの適合者たち…
 中でもルナとメタルメモリの所有者は記憶に残るインパクトの持ち主!
 特にルナ適合者である泉京水はいわゆるオカマ口調で、
 筋肉質に似合わぬなよなよっとした
 動きと併せ、下手するとトラウマになるかも。
●ここは前半3Dアクションの超見せ場。3D映画を意識したアクションが
 連続して、見ていて爽快です。

④エターナル対W:
・敵の情報を検索するフィリップ。
 メモリを操る彼らはどうやら死体をベースに作られた戦闘兵器らしい。
 常人すら超人へ変えるメモリ、しかもその上位版を、さらに
 戦闘のプロが操るのなら…?というところがまた敵の手ごわさを物語る。
・とはいえそれ以外、殆どのメモリを回収したらしく、マリアより通信が入り、
 メモリの受け渡しをしに指定の場所へ向かう一行。
 そこに仮面ライダーエターナルこと大道克己が登場!
・悪のライダーは許さないと立ち向かうダブルとアクセル。
 さらにトリガー・ドーパントも交えてのこの戦い、
 Wはファングジョーカー、サイクロンジョーカーエクストリームと
 最強クラスのフォームを惜しまず使うも、
 エターナルの力の前に撃沈、しかもその特殊能力によって
 T2メモリ以前の世代のメモリ(ミュージアム含む)はすべて
 起動できない状態となってしまう!
・回収してきたメモリ入りのバッグを持つ所長に向けて
 放たれた凶弾、それを防いだのはサイクロン・ドーパント…
 しかもその正体はあのマリアだったのだ…!
●先述のシーンが3Dアクションの見せ場なら、
 こちらはとことんバトルの真骨頂。
 冬映画でスカルに敗れたときでもこんなに絶望しなかったのに…
 エクストリームメモリが帰還せずにそのまま地面に落下したり、
 所長の手のひらで崩れ落ちるファングメモリなど、
 「やべええええどうすんのこれえええ!!」なシーン。
 追い討ちをかけるように、ここからそのまんま
 フィリップ拉致かな~と思いきや、その場は裏切った
 マリアの提言でメモリ回収だけに留まったのでホッとしましたが。

⑤NEVERによる風都タワー占拠:
・前置き情報よろしく、マリアに母の面影を重ねるフィリップ。
 静止する翔太郎を殴ってでもマリアのところへ向かう。
・何とかしたい翔太郎と竜だが、メモリはむなしく起動音すら発しない。
・ここでは予告での見所シーンもついに登場。
 タワーを占拠した大道らは、テレビの放送を介し、
 T2メモリのうち最後の一本の
 回収を、多額の報酬と引き換えに風都市民へと依頼する。
・10億と聞けばすっかり驚く風都市民。メモリの奪い合いが始まる…
●というかここから目に見えて明らかにメモリがそこら中で見られる風都って…
 冴子さんが醜いとか何とか言っていたけど、本当そうですね!
 しかもミュージアム製のメモリすら起動しない。
 視聴者的にはこの隙に琉ちゃんダイレクトに
 ぶん殴っておけば良かったのでは?
と思いますが、
 当然そんな事知る由もないし、やる暇もないので、無理ですね。

大道克己を演じる松岡充さんは今月12日で39歳になりますが、
 マリアさんの息子さんだったということが判明する
※ちなみに誕生日前日にこの映画の主題歌「W(ダブル)」が出ます:
・目の前で裏切られてもなお、マリアを実の母であると信じたいフィリップ。
 市民ホールで彼女と対面し、その真実を問いただそうとするも、
 大道の告白により、希望は打ち砕かれる。
・またマリアの目的は愛する息子の望みを叶える事であると判明。
 ならば大道の目的とは…?
●大道の生前の姿や性格は今のフィリップそのもの。
 これがマリアをフィリップにひきつけ、ラストの決断へと至らせる最大の理由でもあります。
 本編においてシュラウドは愛ゆえに復讐の鬼と化しましたが、
 マリアもまた子供への愛情を歪んだ形で進めてしまったようで、
 大道がフィリップと対峙する度に、「俺とお前は似ている」という言葉は
 まさにそれを裏付けているものだと思います。
 言うなれば大道もフィリップの歩んだかもしれない道のひとつだったわけで。
●映画公開前の45話でフィリップは既に死亡が判明していますが、
 この時点ではまだ分からず。大道との対話においても、疑問を感じつつも
 真実を知るには至っておりません。

⑦ヒート・ドーパント対仮面ライダージョーカー:
・フィリップの心情を察することができないまま、事務所に戻った翔太郎。
 苦悩する彼の前に、なんとあのスカル=おやっさん?が登場。
 まるで白昼夢のような登場&退場だが、彼の去った部屋のテーブルの上には、
 確かにかのロスト・ドライバーが置かれていた。
・ドライバーに手を伸ばす翔太郎を、突如としてヒート・ドーパントの女=レイカが強襲。
 激しい格闘の中、フィリップの所在に加え、
 死体=自らの体温の感じられないことを悩む自分とヒートメモリとの巡り会わせについてを
 彼女から聞かされた翔太郎。
・この時、かの残りの一本=切り札が、まさに自分の事務所に落下していたT2版ジョーカーメモリで
 あると知った翔太郎。おやっさんから受け取ったドライバーに装填、
 仮面ライダージョーカーとなってドーパントのレイカと激突、激しい戦いの末、これを下す。
●予想通り、スカルからドライバーを受け取る(同じか別のものかは不明)。
 これはおやっさん生存フラグと受け取っていいのだろうか?
 そしてテレビシリーズに吉川晃司が(写真とか再録で無く)出るということなんだろうか?
●劇場版限定ライダーその2・仮面ライダージョーカーは驚くほどの原点リスペクト。
 さりげなーくダブルでは初御披露目となる変身のポーズは二号を彷彿とさせますし、
 ところどころあの「ピキィーン」音が出たり、マキシマムドライブが
 まさかのライダーキックだったりと嬉しい演出のオンパレード。

⑧最終決戦の地へ:
・占領されたタワーを見据えて並ぶ翔太郎と竜、そして所長。
●変身できない竜はどうすんの?と思ったワンシーン。
 それは『ミッシングエース』での「FJ,FJ,フロート」をなぜか思い出させてくれた。
●完全に所長と竜君は相思相愛です。おまけに「今日中に片付けて戻ってくる」と言って
 バイクを走らせる竜君。トライアル回といい普通なら死ぬよね。

⑨決戦、風都タワー
・タワーの下、入り口付近でメモリの鑑定を行う、残るNEVERのメンバー、泉たち。
 しかしどのメモリもミュージアム製で、お目当てのメモリには行き着かない。
 そんな中、飛び込んでくる二人のライダー。ルナ・ドーパントの放つ幻影と
 仮面ライダージョーカー&竜の戦いが始まる。
・戦いは、照井がジョーカーに先を急がせ、
 トリガードーパントこと葦原と、照井竜withエンジンブレード、因縁の対決となる。
 初登場時にその重さを見せたブレードを、やはり使いづらそうに振り回す竜だが、
 それでも多人数+葦原を相手に、互角以上に渡り合う。
・しかし葦原もいよいよメモリを起動させ…
●ダブルの映画だから翔太郎がかっこいいのは当然として、
 照井のカッコよさっていうか渋さがたまらない、この映画で照井が一番カッコイイシーン。
 何といっても生身でエンジンブレードを振り回すアクションが素晴らしい!
 テレビシリーズと違って今回は翔太郎のサポートが目的の竜君だが、
 初期の我武者羅、怒りのままに剣を振っていた時を思うと、全然違う!

⑩仮面ライダージョーカー対メタル・ドーパント
・上層を目指す翔太郎の前に現れるNEVERの変態枠その2、メタルこと堂本。
 ともに荒々しいバトルスタイルの二人が再び激突する!
●話のテンポとして、正直ここはカットしても良かったかな?と実は思ったり。
 もちろん盛り上がるのですが。
●みどころはジョーカー・マキシマムドライブその2「ライダーパンチ」。
 ライダーパンチがカッコイイのって…正直初代以来のような気がした
 (例の兄弟のは、弟さんの性格とか扱いがアレだったので…)。

⑪エクス・ビッカーと大道の目的:
・エクス・ビッカーの頭脳として組み込まれてしまっていたフィリップ。
 この兵器は風都タワーを発射台として周囲の人間をNEVERの体質と同じ状態に
 おいてしまうというもの。生ける屍としての大道の目的は
 生きるものへの憎しみから生まれたものだったようだ。
・発動を前にして大道らのもとへと駆けつけたジョーカー。
 しかしエターナルの力を前に次第に追い詰められてしまい、
 ついに変身解除、メモリ26個すべてがそろい、
 エクス・ビッカーが本格的に起動してしまう。
・ジョーカーに敗れたはずの、ヒートのレイカも登場。
 しかしメモリは無事でも、マキシマムドライブの力は
 死体には致命傷(?)だったらしい。「代わりならいくらでもいる」と言われたよう、
 道具として大道に見捨てられ、絶望の中消滅するレイカ。
・いよいよ発射かと思われた時、フィリップによる最後の抵抗、
 そしてマリアの心にも変化が……
●クライマックス突入。撃たれたのに血の出ないマリアさんに
 ???となっても気にしちゃいけません。薄汚れた心を持つようになったな…
 

⑫フィリップの人間宣言:
・装置を失うも、エクス・ビッカーの発射口にはエネルギーが既に
 チャージ済み。エターナルはこれを自ら放とうと塔の上を目指す。
 そこに翔太郎、フィリップが追いつき、これに飛び掛る。
・お互いに人間でない=悪魔同士であると言い、その苦しみや憎しみを語る大道エターナル。
 しかしフィリップは改めて自分が人であり、探偵であり、ダブルであることを宣言する。
 そしてついに変身、エターナルとの最終決戦を始める…と思いきや、
 ルナ・ドーパントが登場、その実力のみならず、大道への並ならぬ忠誠心もあり、
 ダブルを足止めしようと襲い掛かる。
●TVシリーズ初期やビギンズナイトで、躊躇うことなく
 自らを悪魔と称していたフィリップが自分の存在に悩み、
 答えを求め続けた今作。ここではついに、ひとまずとはいえ、その結論へと達するのです!

⑬オーズ登場!:
・ルナ・ドーパントの足止めは長引くかと思われた矢先、
 ダブルの足元へと転がる一枚のメダル。
 それを追いかけるように場違いな格好の青年が登場する。
・メダルを青年に放って渡し、引くようにと諭すダブルだが、
 青年はこれを断り、変身。まだ誰も見たことのない仮面ライダーオーズとなった!
・ルナとの戦いを引き受けたオーズ。ダブル同様の多彩なフォームチェンジと特殊武器を
 駆使し、見事ドーパントの撃破に成功する。
●変身音がダブルとは違うジャズっぽさのオーズ。ベルトの声もまた賑やかで…
 メダル3枚で変身&フォームチェンジと、
 フィリップをして「上下三色のライダー、興味深い」と言わしめるあたり、
 かなりダブルを意識しているオーズ。
 昨年のダブルと違い、空気を呼んでラスボス級には手を出さないあたり、やや好感触です。
●気になることはオーズとダブルの世界観は共通か(オーズもメモリブレイクできたみたいなので)?
 ってところ。もしそうなら、また冬で共演もあるかも知れないですね。

⑭VSエターナル・ラストバトル
・エクスビッカーの先端へ急ぐエターナルに、再び追いつくダブル。
 目まぐるしいハーフチェンジと技によってエターナルを追い詰めていく。
・とどめはエクストリームで決まりだ?と思いきや、ついに来た、
 かつて「ツインドライブは危険だ!」と必死に叫んでいた
 フィリップがびっくりするほどチキンに思えるぐらいの
 26連マキシマムドライブ。

・その破壊力は余波だけで風都タワーのプロペラを根元から断ち切るほど。
 そして瓦礫はダブルを巻き込んで地面へと落ちていく。
・もはやこれまでかと思われた時、風都市民の叫びが、所長の祈りが
 一陣の風となってダブルの周りに吹き荒れた!!!
・奇跡の風を受け、ついに最強の変身を果たすダブル・サイクロンジョーカーエクストリーム。
・上へと戻る勢いのまま、エターナルのマキシマムドライブにそのまま特攻をかけ、
 貫き、その一撃はエターナルのど真ん中にぶち当たる!!!
・衝撃と痛みの中、確かに「死」を実感する大道。再び迎える死に懐かしみを覚え、
 笑いながら風都タワー上空で爆散し、ここに事件は終結することとなった。
・風都タワーは破壊されたものの、予定通り行われる花火。
 相棒の確かな成長を実感し、また、これからもどんな困難にでも立ち向かえると
 確信をする翔太郎のモノローグで映画は締めくくられる。
●思わず涙が出そうになったクライマックス。すこしこみ上げた。っていうか流れたかも。
 最後の変身と必殺技で流れるOPテーマ。別のライダー映画出すのはあれだが、
 アギトG4以来では?
●公開前の解説どおり、仮面ライダーを思わず応援したくなるラスト。
 その思いが届くように、最強形態に変わるダブル。映画のタイトルにFOREVERとつくのも
 うなずける瞬間と、エンドロールでもあったと思っています。



[総評]
 去年以来急速に普及しつつあるも、
いまだ前衛的っていうか扱いづらそうな3D映画の魅力を、前面に押し出しながらも、
それら視覚面のみならず根本のストーリーにおいても、盛り上げるポイントが絶妙な映画でした。
個人的には、今までの平成ライダーの映画はどの映画もいいところがありますが、
完成度高いのはアギト以外は無いと思っていました。
しかし、この映画はそれに並ぶか、それ以上のエンターテインメント性を誇るものだと思います。

 前菜の項でも述べましたが、44,45話を踏まえてみる作品であると同時に、
これを観ることで45話以降のエピソードに今まで以上の深みが出ると思います。
ぜひ観てください!なんて。

仮面ライダーW、これまでの感想は!

2009-11-29 14:57:19 | 仮面ライダーW関連
ディケイド劇場版での衝撃登場から早4ヶ月、
絶好調と思しき仮面ライダーW。

つかみはオッケーって感じで初回から
現在(第12話)まで飛ばしまくっていますね。

全体的な感想としては、
ガイアメモリで変身するドーパントを、
ダブルが怪人を殺さずしてメモリブレイクで倒す
というスタンスが独特で大好きです。

殺さない、という点で
ウルトラマンコスモス
を思い出しますが、
ダブルの不殺生が大好きなのは、
罪を憎んで人を憎まずという言葉を体現しているからでしょうか。

過去作の敵は最初から人外だったり、
人から完全に化け物になり果てた姿だったので、
正義側もそれなりに悩みつつも、結局最後には蹴って爆殺でしたので(笑)。

今までの爆殺形式も十分カタルシス感じるので
良いですけど、今回は特にうまいやり方だなと思っています。
怪人が心に闇を抱えた人間を象徴していて、
でもいくら強い力を持っていても、
結局は人間たる弱さの裏返しであることや、

そんな怪人をダブルがメモリブレイクで倒すことで、
反動として元の人間は心身共に深いダメージを負いますが、
それでも生きていて、その限りでは悔い改めて
またやり直せるというチャンスがあること。

あと最後はほとんどのケースが警察に捕まっているあたり、
犯罪者のリアルな結末を表わしていると思います。



ちなみに今回の12話も色々楽しかったです。

ガイアメモリの精神のみのドーパント化は、
実証済みと冴子さんが言っているあたり、
フィリップの持っているソウルメモリに関連しているのでしょうか。

あと翔太郎だけでの
お前の罪を数えろ⇒グーでパンチという流れもなかなか良いですね。

映画はディケイドと最後に協力して戦うようです。
最初は互いの作品を壊しかねない危険な試みと思ってましたけど、
ディケイドなら仕方ないってぐらいのCMの迫力だったので、もういいや。

ディケイドがG4さんの武器を持って暴れているのが印象的。

仮面ライダーW

2009-08-31 12:14:29 | 仮面ライダーW関連


仮面ライダーW(あいぼう)、
テレビ朝日系で9月9日(水)PM9:00スタート!

「ああ、そうそう最後にひとつだけ、
あなたの罪を数えて頂きましょうかね…」

なにはともあれディケイドTVシリーズ終了記念に一枚描かせて頂きました。
劇場版も楽しみですけどWも結構楽しみです、いや楽しみなのだ。
(同じものを朝目さんに別名義で投稿させて頂いております)


それにしてもディケイド最終回は予想通りとは言え非難の嵐ですね。
別にいいじゃないか~、2000弱払えば結末が見れるんだし…

でもお金はいいとして(初日に見たい性分の人間としては)、
お前のせいで俺の年末の計画まで破壊されてしまったぞ、おのれディケイド!!

とりあえず秋からはWを応援だけど、色々今までとは展開が違いそう。
バンダイの10年に及ぶ平成ライダーグッズの売上関連データ的に、
たぶん好都合なのだ!

・劇場版が冬・春・夏の3回になる?
(冬:クリスマスに向けたPR・前シリーズの送迎会?
 春:超・電王の引き立て役(チョイ役だろうな…)・こどもの日前のPR
 夏:完結編?・商品処分及び次シリーズのお膳立て)

・夏場の映画はシリーズ完結編に近いものになる?
(夏休みの子どもにぴったり)

・ディケイド冬劇場版のようにラストは来年冬に先延ばしが恒例になる?
(ディケイドライバー及び関連商品の売れ残りを処分する為の手段にもなる?
あるいはディケイドライバー完全版を売り出すチャンス?)

・テレビシリーズでのパワーアップアイテムの登場タイミング
(クリスマス前に一回。こどもの日前に一回?劇場版告知との併用で効果はばつぐんだ!)

・パワーアップアイテムが頻繁に出なくても良くなる
(クリスマス前に処分する必要がなくなるから・むしろ初期アイテムを大プッシュ)

・関西で毎年当たり前のように悲劇が起こる(推して知るべし)

とりあえず戦隊モノとの住み分けに貢献っぽい意見が多いけど、
いずれにせよクリスマスに衝突するような気がする…

ガイアメモリーのモノホンUSBメモリが出たら、
たぶん1GBでも買っちゃうかも。