今回は大阪会場で初級戦と一般戦にエントリーの,田和醇也君にお話を伺いました.
田和君は小学5年生.近鉄将棋まつりの「詰-1グランプリ」小学生の部(※)では,2年連続で準優勝.昨年の解答選手権では初級戦に出てくれました.
---詰将棋を始めたのはいつ頃ですか?
田和「小学1年生の時です.子供教室に通いだして詰将棋を解くようになりました」
---及川四段と同じで,スタートが早いですね.やはり初めは1手詰からですか?
田和「はい,最初は1手詰や3手詰でした」
---詰将棋を解くのは楽しいですか?
田和「はい.とてもおもしろくて,特に難しい問題が解けるとうれしいですね」
---詰将棋は上達に役立ったと思いますか?
田和「終盤力がついたような気がします.終盤で逆転勝ちすると詰将棋のおかげかな,と思います」
---普段はどんな詰将棋を解いていますか?
田和「7手や9手くらいを.詰将棋の本や,将棋世界に出ているものを解いています」
---前回は初級戦で2問,間違いでしたね.
田和「早く解かないと優勝できないと思って….焦ってよく確認せず,ミスしてしまいました」
---今年は一般戦にも参加してくれるんですね.
田和「はい.よく確認して,全問正解したいです」
---たのもしいですね.4月4日は大いに詰将棋を楽しんでください.今日はありがとうございました.
(※)「詰-1グランプリ」小学生の部…小学生による詰将棋の早解き競争.毎年ハイスピードで解いていく小学生に感心しきり.
【過去の成績】
第5回…初級戦13位