四十男が読むには気恥ずかしい「ガンダム」かつ角川スニーカー文庫ですが...。
ガンダムの監督にして生みの親である富野氏の手になる「ガンダムファースト」に対応するガンダム小説版です。
昨年からガンダム(宇宙世紀もの)最近までガンダムにどっぷり浸かっていて、昨年末にも「買おうかなぁ」と手に取ったのですが、なんだか気恥ずかしいのとパラパラめくって読んだらいかにもなこなれていない文章で「幻滅したらやだなぁ」と断念していました。
今回はブックオフの100円品を見つけて購入。
読んでみると...。
この本の解説にもありますが、「小説」としてみると随分アラの目立つ作品です。
状況や人物の描写が雑で、状況と出来事をとりあえず羅列しただけという感じ。
ガルマ・ザビの艦がペガサス(映像版ではホワイトベース)に突っ込んでいく場面なども映像ならこれで伝わるんでしょうが、もう少しちゃんと描かないと感興が湧かないです。
セイラさんなども「金髪の美女である」というようなそのものズバリの説明で済ませており(原文でこの通り書いているのではないですがこんな感じを受けたということ)「なんだかねぇ」という感じ。
ただ世界観と登場人物は基本映像版を踏襲しているのでガンダムファーストを観ている人であればかなりイメージは膨らむかと思うのでなんとかなります。
(私もそう)
という欠点を別にすれば、なかなか面白かったです。
ということで感想もガンダムを見た人でないと分からないと思いますが説明するのも面倒(汗)なのでそのまま書きます。
ストーリーや設定は微妙(?)に異なっているので若干戸惑いもありますが映像版を補完するような部分が特に楽しめました。
ガルマの死後シャアがドズルに罷免された後キシリアに拾われる経緯やら、そのときフラナガン機関と接触するところなどシリーズ通して名前の出てくるフラナガン博士というのは「こういう人だったのか」とか、ララァとシャァの馴れ初めなど。
ララァは映像版では説明不足感がありいまいいち感情移入しずらいキャラでしたが、小説版で読むとなかなか味わい深いキャラだと感じました。
かなり粗い文章のため描ききれていませんが...。
もう少し深く描けば、「ガンダムUC」でのマリーダ・クルス並みに存在感のあるキャラになった気がします。
福井氏は本職の小説家だけあってなかなかのものだったんですね
また「Ⅰ」ではシャァの登場場面が多く、アムロはあまり出てこない。
シャァが主人公のような感じが強くでています。
(映像版でもそんな感じがありますがここまで強くない)
富野氏はシャァが好きなんだろうなぁ。
他アムロが妙に気が多いキャラになっていていたのも趣深かったです。
映像版でもそんな感じはありましたがここまであからさまではなかった...。
フラウボウ、セイラさん、ララァと何でもありで、誰からもモテるキャラ「う~ん」
設定の違いは「小説が原案で映像版で設定を変えていったのかなぁ」のかなぁ?と思っていたのですが調べてみるとわざと設定を変えており、小説はより高年齢層をターゲットにしたとのこと、アムロをモテキャラにしたのもその辺を考慮したためか?
Ⅱ、Ⅲではより映像版と設定が変わってくるようです、気になる。
新品で買う気にならないのでまたブックオフで探してみようかと思います。
そんなにガンダムばかりに時間を取られてどうなのかというのもあるのですが...。
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ガンダムの監督にして生みの親である富野氏の手になる「ガンダムファースト」に対応するガンダム小説版です。
昨年からガンダム(宇宙世紀もの)最近までガンダムにどっぷり浸かっていて、昨年末にも「買おうかなぁ」と手に取ったのですが、なんだか気恥ずかしいのとパラパラめくって読んだらいかにもなこなれていない文章で「幻滅したらやだなぁ」と断念していました。
今回はブックオフの100円品を見つけて購入。
読んでみると...。
この本の解説にもありますが、「小説」としてみると随分アラの目立つ作品です。
状況や人物の描写が雑で、状況と出来事をとりあえず羅列しただけという感じ。
ガルマ・ザビの艦がペガサス(映像版ではホワイトベース)に突っ込んでいく場面なども映像ならこれで伝わるんでしょうが、もう少しちゃんと描かないと感興が湧かないです。
セイラさんなども「金髪の美女である」というようなそのものズバリの説明で済ませており(原文でこの通り書いているのではないですがこんな感じを受けたということ)「なんだかねぇ」という感じ。
ただ世界観と登場人物は基本映像版を踏襲しているのでガンダムファーストを観ている人であればかなりイメージは膨らむかと思うのでなんとかなります。
(私もそう)
という欠点を別にすれば、なかなか面白かったです。
ということで感想もガンダムを見た人でないと分からないと思いますが説明するのも面倒(汗)なのでそのまま書きます。
ストーリーや設定は微妙(?)に異なっているので若干戸惑いもありますが映像版を補完するような部分が特に楽しめました。
ガルマの死後シャアがドズルに罷免された後キシリアに拾われる経緯やら、そのときフラナガン機関と接触するところなどシリーズ通して名前の出てくるフラナガン博士というのは「こういう人だったのか」とか、ララァとシャァの馴れ初めなど。
ララァは映像版では説明不足感がありいまいいち感情移入しずらいキャラでしたが、小説版で読むとなかなか味わい深いキャラだと感じました。
かなり粗い文章のため描ききれていませんが...。
もう少し深く描けば、「ガンダムUC」でのマリーダ・クルス並みに存在感のあるキャラになった気がします。
福井氏は本職の小説家だけあってなかなかのものだったんですね
また「Ⅰ」ではシャァの登場場面が多く、アムロはあまり出てこない。
シャァが主人公のような感じが強くでています。
(映像版でもそんな感じがありますがここまで強くない)
富野氏はシャァが好きなんだろうなぁ。
他アムロが妙に気が多いキャラになっていていたのも趣深かったです。
映像版でもそんな感じはありましたがここまであからさまではなかった...。
フラウボウ、セイラさん、ララァと何でもありで、誰からもモテるキャラ「う~ん」
設定の違いは「小説が原案で映像版で設定を変えていったのかなぁ」のかなぁ?と思っていたのですが調べてみるとわざと設定を変えており、小説はより高年齢層をターゲットにしたとのこと、アムロをモテキャラにしたのもその辺を考慮したためか?
Ⅱ、Ⅲではより映像版と設定が変わってくるようです、気になる。
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