宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

般若心経

2013年05月10日 10時41分07秒 | 徒然



 これは、本文にも書いてある通り、付録のCDから抜粋して私が作った動画。
高野山金剛峯寺(真言宗)専修学院にて76人の専修学院生による「般若心経」読経である。
大勢が一斉に読経するので、それぞれの息継ぎが解らない分、てらいのようなものが感じられず、好きな読経だ。



般若心経.wmv










 先日偶然に知った100分 de 名著というEテレの番組。

そんときが漱石の「こころ」で、今は「老子」をやってる。
老子をキタローがやってるのが笑えたが、それも最後の方をチラっと見ただけなので、再放送の予定を調べて録画予約した。


これで、今後のこの番組は押さえることが出来たのだが、「こころ」をちゃんと見たいと思い、「もしや」とオンデマンドをチェックしてみた。

したら、あるがなあるがな、しっかりと過去のアーカイブスが。




 「こころ」を見た後で、後のプログラムの中でも一等気になった「般若心経」を通しで見てみた。
これが解りやすくて良かった。


私はそれまで、「空」の解釈をはき違えていたようだ。


それで、以前読んだ「あの世に聞いた、この世の仕組み」の、指が自と他で、手はそれらが繋がっているから、結局は、自も他も同じ、
という件(くだり)が飲み込みやすくなった。

そこで言うところの手が「空」だと解釈すればいいのだろう。

あの世に聞いた、この世の仕組み
クリエーター情報なし
サンマーク出版








 また般若心経熱が再燃した私は、下の本に付録として付いていた元のCDを探すも、どうしても見つからず、
結局、「チュー太郎」のitunesから四つのそれをCDに焼いて「酒の宝島」のitunesにも入れて、iphoneにプレイリストとして格納する。

ポケット般若心経 講談社の実用Book (大本山読経CD付き)
クリエーター情報なし
講談社




挙げ句にこんな雑誌まで引っ張り出してくる始末。





そこには、意味なんて解らなくていいから暗唱して読経しろと書いてある。
それにはまず寿限無がいいとも書いてある。

寿限無なら高校の頃覚えた。

しかし、そこにある寿限無は、私が覚えた内容と微妙にズレがある。
そこで、あちこち調べてみた。


結論として、私が諳(そら)んじている方がどうやら正解のようだ。

事のついでに書いておこう。


寿限無 寿限無 五劫の摺り切れ
海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末
食う寝る所に住む所 藪柑子のブラコウジ
パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助

(じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ
くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ
ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい
ぐーりんだいのぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの
ちょうきゅうめいのちょうすけ)


以上が、私の思う真性寿限無だ・・・・



って、思いっきり横道に逸れた。






 そんなこんなで、まずは暗唱、読経。
並行して写経もやってやろうかと。



写経はやっぱ、筆だろうか、ノートに書く?スケッチブック?
それとも半紙?



 こうしてひょんなことからひょんなところへ歩を進めて行くのが私の特徴でもある・・・












 けふの宝島前(10:30頃撮影)
お天気が長く続いたけど、ようやくいつもと違う写真になった。














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