鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

よく間違ったが、出来るようになった問題(1) 同音異義語のある熟語

2009年01月30日 | 直前の学習

(21.2.8  表題変更。直前学習で間違った問題や新しい追加は別記事にする予定です。)

20-3の直前学習時の正答率 47/51=92% 同音異義語をセットで憶える方法は定着性がいいように思います。

 目次、略語、記事にした理由は→こちら

[えんか]
○えんか(轅下の駒 本7-17-9K、本2-2-6K
(広)錠剤を えんか(咽下した。(「辞典」) 13-3Y(「えんげ」とも読む)

[かしょく]
(広)かしょく(貨殖にきゅうきゅう(汲々)たるに至れり。(出典 福田英子「兆民先生」)  本7-13-10K、本2-10-7K,合4-7K
その子 乃ち かしょく(稼穡の艱難を知らず。8-3K(注 作物を植え付け、取り入れること)  
五月に かしょく(華燭の典を挙げた。7-1K ,合4-7K

[かんぜん]
(広)断固≒かんぜん(敢然 本7-1-8K
(広)かんぜん(間然する無し(出典「論語 泰伯」)

[かんもん]
永楽帝怒って、およそ北京山東の尼姑は尽(ことごと)く逮捕して京に上せ、厳重に かんもん(勘問し、・・(出典 露伴「運命」)5-1K 
(広)証人として国会に かんもん(喚問する(「辞典」)

[かんり]
(広)かんり(冠履を貴びて頭足を忘る(出典「淮南子」泰族訓。本2-13-6K←かんり(冠履)倒易 四(2)
(広)かんり(官吏になって調査の仕事をする(「辞典」)
(広)重要書類を かんり(管理する(「辞典」)

[きせい]
(広)大いに きせい(気勢をあげる が5-3K(同音異義あり)
(広)きせい(奇声を発する(「辞典」)
(広)足利氏きせい(季世の戦国より漸く集合に進みし順序を考察せば(出典 田口卯吉「日本開化小史」

[ここう]
僅かに二両冊の傑作を出せば、忽ち数万部の需用あり、以て畢生ここう(糊口or餬口の資を得 本2-10-7K
○腹心≒ここう(股肱16-1K

[しゃくぜん]
○しゃくぜん(綽然たる態度で臨む。 本7-5-2K
(広)曖昧な説明だけでは しゃくぜん(釈然としない。(「辞典」)
(広)人情をば しゃくぜん(灼然として見えしむるを我小説家の努とするなり。(出典 坪内逍遙「小説神髄」)

[しゃしょく]
○しゃしょく(社稷墟となる。(出典「淮南子」) 
 16-2K、20-3K、14-3Y=征25頁、19-1Y、本7-5-4K、合13-5K、問41頁K、が16-13K
(広)しゃしょく(写植で印刷する。

[しんしん]
○しんしん(縉紳 19-3Y,本7-2-10K(高位高官と注記あり)
(広)桃の夭夭たる、その葉しんしん(蓁蓁たり。(出典「詩経」(PDF) 本7-12-2K (同音異義あり)、問112頁K(同音異義あり)
(広)歳月しんしん(駸駸たり が7-11K(同音異義あり) 17-1Y
(広)頭がずきずき痛むさま しんしん(岑岑問112頁K(同音異義あり)

[せいじ]
(広)せいじ(成事は説かず、遂事は諫めず(出典「論語 八佾」)本2-7-6K  
・・香炉ひとつ、せいじ(青磁の碧み・・(出典 露伴「利休の妻」)12-3K

[せきりょう]
(広)せきりょう(脊梁山脈は飛騨にある。本3-3-6K、が14-4K
○せきりょう(寂寥感に包まれる。本3-3-6K、5-1Y,11-3K 17-2K

[せんじょう]
(広)せんじょう(千丈の堤もろうぎ(螻蟻)20-2Kの穴を以て潰ゆ(出典「韓非子」喩老)本2-15-6K
(広)せんじょう(千畳敷に寝ても畳一枚(「辞典」)
(広)せんじょう(千乗万騎 四(4)
(広)せんじょう(扇情or煽情的な眼差(「辞典」)
(広)せんじょう(扇状地(「辞典」)
排水パイプの せんじょう(洗滌or洗浄(「辞典」)

[そうろう] 
○そうろう(滄浪or蒼浪の水清まば以て吾が纓を濯うべし。(出典「楚辞 漁父」)本2-7-6K、合15-6K  
○蹣跚13-2Y 16-3Y≒そうろう(蹌踉19-1K

[はこう]
床下を はこう(爬行して白蟻を退治する。 本7-3-2K  本3-2-2K
景気は漸く はこう(跛行状態を脱した。19-3K

[ふはく]
善言は ふはく(布帛よりも暖かなり(「荀子」栄辱
  本7-11-2K、合2-7K、問53頁K

○軽佻ふはく(浮薄四(1)10-2K 17-3K



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