Holidayの麺処巡り べんてんで海老＆牡蠣の塩

　本日は秋分の日、やはりハタ日はココだね。神田川沿いのガード
レールに並ぶ。今日はこちらの塩拉麺を思いっ切り堪能しよう。
　このところ煮干しをアピールされていたようだが、以前から煮干
しは使用されており、使う量が増えたのだろう。土曜日朝のゴミ回
収車を眺めていると判るとおり、大きなポリバケツの中身3つがク
ルマの中に消えていく。旨味をタップリ摂取した相当量の食材のガ
ラがスープにかわっているのだ。

　さて、本日も開店前に店頭に顔を出された田中店主の手には、20
cm程もあるブラックタイガー海老があった。「今日はこの海老と牡
蠣から摂ったスープに、従来のスープを加えた拉麺を出すよ」との
こと。「そうそう、この海老を乗せるからね」との追加もあり。

　さあ、暖簾が出るのを楽しみに待とう。
　あっと言う間に時間は過ぎ、店内のSPメニューを見ると、海老と
は別に「大蒜焦がし塩拉麺」も昨日あたりから登場しているようだ。

　海老の塩拉麺1,100円の麺少なめをオーダー。登場した海老の触
角が長く器の端からはみ出している。スープをすすると、正月に出
る甲殻類のスープに似ているが、それに比べるとまるでマイルド。
海老の風味の後から牡蠣の旨味が溢れ出てくる、これは旨い。牡蠣
を入れ忘れたとのことで、後から牡蠣の投入があった。

　麺はアルデンテからチョイ湯の通った絶妙の茹で加減で最高。夢
中で箸を動かしていれば、あっという間に完食。戦い済んだ後の海
老の抜け殻が残るのみ。ウーン、旨かった。ご馳走様。