エリムの憩い

何の変哲もない日常生活の中で、感じた恵みを広く浅く綴ってゆきます

若さ

2006年07月31日 | Weblog
 23歳ぐらいのとき、友人と駅で会いました。その時、友人がキヨスクで買い物をして、品物を手にしたのですが、おつりを取り忘れてしまいました。その時、背中越しにキヨスクの店員から声をかけられました。「おじさん、お釣り忘れているよ!」友人は、生まれて初めておじさんと呼ばれ、ショックを受けていたようです。私は年の割りに若く見られます。10歳ぐらい若く見られるようです。「何歳ですか?」と聞かれ、「37です。」と言うと、決まって驚いた顔で、「若く見えますね~。」と言われます。牧師という職業柄、あまり若く見られると、軽く扱われると思っていましたが、最近は、そのように思わなくなりました。(確かに軽く扱われることもありますが・・・。)なぜ、若く見られるのか、理由は分かりません。適度な運動をして、よく睡眠をとっています。あと、コラーゲンたっぷりの油の浮いたラーメンが好きです。でも一番の理由は、神様を信じているからだと思います。ストレスで胃が痛くなることもなく、平安な毎日を過ごしてゆけるのは、神様の恵みだと感じています。

可能性

2006年07月28日 | Weblog
 どんな赤ちゃんにも、等しくいろんな可能性がある、という内容のテレビ番組を見ていました。野球選手、音楽家、翻訳家、陶芸家など、あらゆる分野の才能が赤ちゃんの中に秘められています。赤ちゃんは、どんな才能でも引き出すことができます。でも、注意しなければならないことがあるそうです。親が持っていない才能を、むりやり赤ちゃんに持たせようとしてはいけないということです。自分があまり音楽などできないのに、音楽を小さいうちから、無理やりやらそうとしても、あまりうまくゆかなそうです。子供が少しでも練習をサボってしまうと、きつい口調で、「ちゃんと練習をしなさい!」とついつい怒ってしまいます。結果的に、子供はプレッシャーに感じ、自然に才能を引き出すことができなくなるそうです。一方、親が好きな分野においては、自然にその素晴らしさをアピールすることができ、子供は、それに対して興味が湧いてきて、才能を伸ばしてゆくことができるそうです。私が、興味を感じ、大事にしていることを、子供に自然に伝えてゆくことができるようになりたいです。

地境

2006年07月26日 | Weblog

 聖書に、「悲しみ」という意味を持つヤベツという人が登場します。彼の母は悲しみのうちに彼を産みました。ヤベツがどんな人物だったのか、家族構成はどうで、どんな仕事をしていたのかなど、まったくわかりません。ただ彼の祈りだけが聖書に記されています。彼は神に呼ばわって祈っています。「私の地境を広げてくださいますように。」そして、その結果、「神は彼が願ったことをかなえられた。」と簡単に書いています。短い箇所ですが、大切なことを教えられます。「悲しみ」に、閉じこもり、自分の境界線を定めてはいけない。小さい存在で、大して周りからも注目されない人物であっても、大胆に神に願い求め、自分の限界を超えてゆくべきであると、聖書は語っています。
 今日、誕生日を迎えました。チャレンジしてゆく精神で、「私の地境を広げてくださいますように。」と神に祈り求めてゆきたいです。


グレードアップ

2006年07月25日 | Weblog
 最近、コンピューターを新調しました。今まで、ウィンドウズMEを使っており、メモリーが足りないためなのか、よくフリーズしてしまいました。7年ほど前のマシーンです。毎週の礼拝メッセージに取り組んでいる時も、フリーズどころか、クラッシュするんじゃないかとビクビクしていました。「立ち上げ」も、ものすごーく時間がかかり、インターネットも、非常にゆっくりです。最新のマシーンが手に入って、とてもゴキゲンです。インターネットもサクサク動き、起動も速やかです。私としては、このコンピューターを使って、英語をもう一度ちゃんと磨き直したいと思います。インターネットで、海外の教会のメッセージを聞くことができるようになりました。テレビ録画できるようになりましたので、英語の学びに活用していきたいと思います。マシーンがグレードアップしたように、私も自分を磨き、向上させてゆきたいと願っています。

小事に忠実

2006年07月24日 | Weblog
 現在のアメリカ人は2組に1組の割合で、離婚しているそうです。でも、スタンリー氏の著書によれば、アメリカの億万長者の98パーセントが離婚をしていないそうです。家庭をしっかり治めてゆける人は、社会生活においても実直にこなしてゆき、自己中心ではなく、寛容さや思いやりを持っている。そういう人は社会でも成功するのではないか、と解説しています。億万長者になるためには、人より秀でた能力、才覚、時代を読み取る視点など必要だと思っていましたが、ビジネスの上でも、一人の人間としての人格的立派さなどが、問われていくようです。聖書に、「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」と記されています。もうすぐ父親になる私としては、しっかり家庭を治めてゆき、赤ちゃんのオムツをちゃんと取り替えてゆける者になりたいと思います。

2006年07月20日 | Weblog
 北海道は、一気にいろんな花が咲きます。今、教会の庭で、紫陽花とコスモスが同時に咲きました。紫陽花は10月になっても咲いているから驚きです。また北海道に来て驚いたのは、桜の後に、梅が咲くということです。今年は、ゴールデンウィークが過ぎてから、桜が咲き始めました。今の時期、梅雨前線が北海道まで上がってこないので、曇りがちな天気は多いですが、一日中雨という日はありません。日中、蒸し暑くなる日はありますが、夕方になるとさわやかな風が吹いてきます。やはり気候が違うことを感じます。北海道の人が、「道内」、「道外」と呼ぶのが分かる気がします。10月までいろんな花を楽しんだ後は、粉雪がちらほらと降ってくるでしょう。去年の夏、美瑛で見たラベンダーやひまわり畑は見事でした。今年は妻が出産を控えているので、遠出をすることができませんが、来年は、家族三人で花を見に行きたいです。

モデル

2006年07月19日 | Weblog
 教会は、ユニークなものです。子育て、高齢者問題、ニート問題、精神的な病のケアなど、力の入れどころがそれぞれ違ってきます。地域性、集まっている世代、牧師のキャラクターなどの要素を混ぜ加えながら、どのような方面に力を入れていけば良いかを見極めなければなりません。今週月曜日に行った函館の教会は、私が働いている教会のモデルチャーチになる教会でした。子供が多く集まっていて、家族単位で集まっている緊密な関係作りをしている教会でした。私たちの教会と比べると共通点が多くありました。宣教師から働きを引き継いだ牧師ということで共通していますし、数名の信者から始め、歴史的にも同じぐらいの期間です。漠然と、教会の活動をするのではなく、模範とし、目標となるべき具体的な教会を念頭におくということが必要なのかもしれません。5・6年経って、その教会の姿に近づけるよう、教会活動をしてゆきたいと思います。

郷愁

2006年07月18日 | Weblog
 昨日、教会の記念礼拝に出席するために、函館に行ってきました。礼拝が終わり、夕方一人でぶらぶら町を散策しました。函館は札幌に比べ、名所旧跡が多く、「菜の花の沖」「新撰組」などの歴史小説の舞台でもあり、観光客が大勢集まります。かつては世界貿易都市として、横浜、長崎と並んで栄えていたということです。でも駅前の商店街などは、すこし寂れている感じがしました。市役所の横を通りましたが、なんとなくしょんぼりした感じでした。路面電車が走っている市街を歩いていると、昔の面影が少しだけ感じられました。今住んでいる場所はマンションやアパートが多いので、無機的な町の風景です。でも、函館の町を歩いていると、生活臭を感じることができる町並みなので、とても懐かしいノスタルジックな思いに浸ることができました。久しぶりに、知らない町を一人で歩き、リフレッシュすることができました。

双子

2006年07月16日 | Weblog
 今日は、毎月恒例の「子供と遊ぶ会」があり、礼拝後、6人の子供たちを連れて、「さとらんど」に行ってきました。「さとらんど」は、入場無料で、羊や山羊、馬や牛など、動物たちと戯れることができるので、子供たちは大喜びでした。6人の子供の中に、体の大きな双子の兄弟がいます。一人の青年は、彼らを「ダブルジャイアン」と呼んでます。最近、教会の集会に来るようになりました。その双子は顔も体型もそっくりです。性格も、話し方も、話す内容も同じような感じです。名前を覚えることも難しいのに、双子の微妙な違いを見分けることはとても難しいです。「あのさ~先生さ~。」とそれぞれに声をかけられるのですが、後で、さっき話した子はどっちなのか分からないという状態です。でも、子供同士はよくわかっているようで、間違えずに名前を呼んでいます。家に帰って、妻にそのことを話したら、着ている服で見分けて名前を呼んでいるそうです。でも、次の日になって服が変わると、また分からなくなってしまうと言うことです。私だけが混乱しているわけではないみたいです。そのうち、一緒に風呂に入ってもちゃんと名前を呼んであげられるようになりたいです。

熱帯夜

2006年07月14日 | Weblog
  三月に天気予報を見た時、東京が恋しくなりました。札幌は、3・4度ぐらいまでしか気温が上がらない日がありますが、東京は20度近くになります。雪に閉ざされて運動不足にもなって、気分がなかなか晴れない時がありました。今、天気予報を見ると、札幌に住んでて良かったと感じます。今日の日中は、気温30度でかなり暑かったです。窓を全開にしても、じんわり汗がにじんでくるようでした。でも、夕方になると、すーっと涼しい風が吹いてきます。どんなに暑い日であっても、夜、外に出る場合は、長袖を着ないと肌寒く感じます。家には、クーラーはもちろん、扇風機もありません。寝苦しい夜などありません。全国放送の天気予報で、「寝苦しい夜が続きそうです。」という言葉を聞くと、何だか得をした気分になります。妊娠8ヶ月の妻も、腹巻をして、熟睡しています。個人的には、寒いより暑いほうが好きですが、今、北国を満喫しています。