3つのスタンプ


 現在工事中の「小さくつくる家」、外部では外壁のガルバリウム鋼板張りの作業、内部では断熱材の施工と窓の木枠取り付け作業が進んでいます。この家ではまもなく隠れて見えなくなってしまう柱に3つのスタンプが押してあります。

 1番上は「静岡ひのき・杉の家推進事業」によって提供された木材であるしるし。これは静岡市産の木材利用を推進することにより木材資源の循環利用を促進し、木材の「地産池消」と森林機能の維持増進を図ることを目的とした助成金制度で扱われる木材ということです。

 2番目はSGEC認証森林から産出された木材であるしるし。SGEC森林認証とは、国際的な基準を用いて持続可能な森林経営を行っている森林を認証する制度です。したがって、この材料は生産段階から健全に管理された間違いのない木材ということです。

 3番目は「しずおか森と学ぶ家づくりの会」が提供する「森とま材」であるしるし。「森とま材」は静岡市のSGEC認証森林から産出され、伐採するのに最も適した秋から冬にかけ伐採し、山で葉がらし乾燥をし、製材所で一年ほど天然乾燥させ、強さ、香り、色、耐久性といった木の性能を最大限に活かすために手をかけて生産された木材です。

 小さくつくりますが使われている木材はしっかりとしたものなのです。
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夏休み


 今年の夏休みは娘が高校受験なので遠出はしないで、近場でリフレッシュ。安倍奥に行き、ひまわり畑、滝、吊り橋、トレッキング。上流へ行くほど涼しくなり、梅ヶ島温泉に着いたころ雨が降りだしましたが、またそれも気持ちよく感じました。

 次の日、秋のトレイルランレースに向けてトレーニング。浅間神社から賎機山に登り鯨ケ池まで往復ラン。ランといっても私の場合ずっと走っていられるわけではなく、上りはほぼ歩き、平地は頑張ってジョグ、下りで走るといった感じ。久しぶりのこのコース、あまり人が通らない奥のほうになると、道の先が見えないほどの雑草が生えていて、蜘蛛の巣に何回も引っ掛かり、やっと折り返したらどしゃ降りの雨、いろいろありました。それでも、自然の中を進み続けた3時間、戻ってきたときはくたくたでしたが、達成感は久しぶりに気持ちよかったです。

 さて、これからいろいろな仕事が動き出します。新築、改修、耐震補強。木造だったり鉄骨造だったり。新しい試みも考えながらやっていこうと思います。
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