「森とま」2月定例会


 昨晩「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の専門化会員による定例会が行われました。これから春に向けてのイベントの企画、新しくなる「森とま通信」の打ち合わせなどを行いました。

 まず、3月8日(日)「森とまの家づくり勉強会」を行うことになりました。ここでは専門化会員の建築士二人が建築設計事務所との家づくりの楽しみ方についてお話しようと思います。建築設計事務所だから考えられること、できることなどについて伝えることができればと思っています。

 4月4日(土)には春の山の散策を企画しています。昨年は植林体験でしたが今年は森林のCO2固定量の測定体験ということで、林業家の専門家会員とともに地球環境や森林について勉強しながら、春の山を楽しみたいと思っています。

 「森とま通信 vol.5」は現在編集中。杉山智之さんデザインによる表紙はこれまでとはちょっと違った雰囲気です。かっこいいので出来上がりが楽しみです。私も工事監理の話を書いています。

 春が近づいてきました。「森とま」の活動も動き出します、いろいろ楽しみです。イベント等の詳しい内容につきましては「しずおか森と学ぶ家づくりの会HP」をご覧ください。
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青年建築士の集まり


 週末は掛川市で行われる建築士会東海北陸ブロック会青年建築士協議会平成20年度後期ブロック大会静岡大会に出席してきました。東海北陸の各県の青年建築士が集まり活動の発表や情報の交換や懇親を深めるという会合でした。1日目は会議中心、2日目は会場となった市中心部の建築見学でした。

 1日目、各県の青年建築士の行っている活動をいろいろ知ることができました。それぞれの地域でそれぞれの考えで活動しています。今の時代の中でそういった活動だどういった意味をもつのか、今後どういった意味をもたせていくのか、いろいろ考えました。

 2日目掛川城、御殿、茶室は行ったことはありましたが、主催者が手配してくださった説明者がいることでいままでとは違う見方や新たな発見がありました。また、お城の周囲の市立図書館、報徳社大講堂、報徳図書館は初めて見学、今まで知らなかった建物ですがどれも個性的で魅力がありました。そして、現在改修工事中の竹の丸は工事の様子や修復の考え方などをお聞きすることができ、一般公開後に再び見学に来るのが楽しみになりました。充実した2日間を過ごしました。
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ちょっと家具展に


 土曜日、木造塾の始まる前に「森とま」の活動に参加していただいているデザイナーで家具職人の野木村さんも出展されている[ 静岡 F-lab 「家具」 展 vol.2 ]に立ち寄りました。街角のギャラリーの中には数名の作家さんたちの家具や食器などがところ狭しと並べられていました。

 中でも僕が特に気に入ったのは野木村さんのスツール「WAVE」です。座面が緩やかにカーブしたポプラの線材を並べた形になっていて、それがバネの働きをして座ったとき予想外の柔らかさ、心地よさを作りだしています。また、簡単に分解できたりするのがいいですね。残念ながら写真には写っていませんが野木村さんのHPに掲載されています。ちょっとした時間でしたが、良いものを見せていただきました。
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2008しずおか木造塾第6講座のこと


 土曜日はしずおか木造塾でした。今回は株式会社オプコート研究所の野辺公一先生による「激動の時代、住宅生産者が生き残るために」でした。主に工務店を対象とした話ではありますが、設計事務所としても知っておきたい内容でした。

 最近の市場の分析、住宅生産現場で今後どのような現象が予想されるか、新しい法律や制度への対応、元気の良い工務店の様子など。最近いろいろなことが起こっている中でのこれらの話をお聞きしたことで、自分の活動の方向性なども含めて考える機会となりました。

 これで今年度の木造塾は修了です。今年もスタッフとして参加したわけですが、講義もいろんな先生の話を聞くことができ勉強になりましたが、そのあとの懇親会においてもいろいろな方とお会いして話をすることができて良かったです。皆様ありがとうございました。
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ぐにゃっと写真


 久しぶりにViviCamの話です。この海岸の写真は加工していない撮ったままの状態ですが、みごとにぐにゃっとしています。実は僕の使っている5050ではたまにこういう写真が撮れるのです。今回はわざとぐにゃっとするように撮ったのですが、いつもは何枚か撮ったうちに数枚「あれっ何か曲がってるぞ。」というものがあります。これはシャッターを切る瞬間にカメラが動くとこうなるようで、ブレるのではなくぐにゃっとなるのです。しかし、動かせば必ずこうなるわけではないので、タイミングと動かし具合が難しい。ちなみに同じViviCamでも知り合いが持っている5399ではこのような写真は撮れないようです。普段気軽にとっている中で思いもよらない異次元写真が撮れるのも楽しいものです。
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免許証


 これを持ち歩くことになるとは思いませんでした、建築士免許証。建築士法が改正され平成20年11月28日より管理建築士等が、設計・工事監理契約の締結前にあらかじめ、建築主に対し重要事項について書面を交付して説明を行うことが義務づけられました。その説明の際に建築士免許証の提示が必要ということで事務所にあるこれを持ち出すことになりました。カードサイズのものにもできるのですが、やっぱりこっちの方がいい感じがします。

 重要事項といっても普通に仕事をしていれば当然説明しているような内容だと思いますが、改めて書面にするというのはお互いの為に良いことです。自分の資格に対する責任を改めて感じることもできたような気がします。免許証の登録年月日を見たら今年の3月で10年。もう10年経ちました、資格をとりまく環境もいろいろ変わりました、いろいろと思い出します。
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模型のちから


 基本設計のまとめの段階で住まい手さんに模型を見ていただきました。これまでは立面図に色をのせたりして説明してきましたが、形が複雑でうまく説明できていなかったり、立体のイメージを伝え切れていない感じでした。しかし、今日は一目見て理解していただくことができました。僕が思うかっこよさを伝えることができたような気がします。模型のちからを感じました。

 実は今日の模型はこの計画では3個目。敷地の使い方、意匠の方向性、プランと形との整合性など考えながら作りなおしてきました。それを繰り返していくうちに住まい手のイメージと設計のイメージが近づいてくる感じがします。また、つくってみて「あれっ」と思う部分を発見したり、イメージどおり又はそれ以上の雰囲気で納得したり。くるくる回して、いろんな部分の見え方を確認して、設計の仕事が楽しい瞬間でもあります。本物は一回しか作れないから慎重に検討して図面を描くのです。やっぱり模型は大切です。
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