牧場の牛と溶岩の河 ~朝霧高原トレイルラン~



 昨日、朝霧高原トレイルランレースのミドルコース22kmに出場してきました。天気を心配していましたが、会場に着いたときは富士山の姿が見えて、程よい曇りでした。レースは朝霧アリーナと呼ばれる草原からスタート、しばらく舗装路を走ります。周囲は牧場などがあり、とても牧歌的な風景が広がるなか、フラットなコースを順調に走っていきます。しばらく行くとショートコースとの分岐があり、自然遊歩道に入っていきます。ここからトレイルが始まり、ちょっとした山道を登ったり、林に入ったり、草原に出たり。風景は気持ちいいのですが、このあたりから今回レースで初めて履いた5本指ソックスに違和感、つま先がしびれるような感覚がでてきました。それでも、周りのペースに合わせながら走っていきます。



 折り返し地点を過ぎたころ、ふくらはぎにつりそうな気配が出てきました。完全につってしまわないようにだましだまし走りますがスピードが落ちて徐々に抜かれていきます。それでもゆっくりと、牧場でのんびりしている牛達を横目に見ながら、高原らしいコースを楽みました。レースも後半に差しかかり、あともう少しというところで一番の難所、溶岩の涸れ河登りがやってきました。事前にここが大変だと聞いていましたが、そのとおり。ここまでの比較的走りやすかったコースから様子が変わります。岩場なので足元が安定せず、苔が生えているところは滑り、雨もぱらついてきました。走るのではなく、登っているこの時間がとても長く感じました。やっと舗装路に出るとゴールまでひたすら登り、このころは脚が限界にきていて止まらないように歩を進めるので精一杯、苦労しながらなんとかゴールしました。



このレース、ゴール後は施設のお風呂に入ることができます。走った後のお風呂は最高に気持ちよく、汚れも落とし、リフレッシュして帰路に就くことができました。走りはイメージしていたものではありませんでしたが、大会自体はとても気持ちよく参加させてもらうことができました。天気が良くて富士山がはっきり見えていれば素晴らしく気持ちの良いコースなのが想像できます。ぜひ、また天気の良い時に走ってみたい場所です。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 森とま通信vol.25 2kmインター... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。