余禄

これからもよろしくお願い致します。


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第39番延光寺

2021-10-27 04:45:06 | 再開遍路旅

9番瀬ホームにサンライスが入ってきました。

サンライズ瀬戸・出雲後は3号車、番号は忘れたが往復で4番5番だった。

通路は狭く人1人歩くのが精一杯だった。

所定の割り当てられた・・切符の寝台券番号は上段になっていた。

完全な個室になっていた。

個室寝台車入り口はプッシュ式の暗証番号で個室は開け閉めができるようになっていた。

一瞬戸惑った。

もし暗証番号を忘れることがあったら大変だなあ・・車掌にお世話になってしまうかもしれないといった不安が過った。

又一瞬操作を間違えたり・・車内は薄暗く私にとっての最大の悩みは目の衰えでした。

震えからくる手の動きがもし間違えたら大変だなあ・・慣れない・・初めての

操作からくる不安が頭を回らし・・通路は狭いし困り果て・・挙げ句の果てには

頭が真っ白くなっていたとお思う。

何はともあれ操作を一通り慣れていざ寝台車の個室に入ってみると小さな狭い階段があった。

偶数奇数で上下段に分かれていた。

個室寝台車の狭くせ小さな階段が3段あったように思えましたが

リュックを背負っていると身動きが取れない。

階段の最下段にリュックを下ろし身軽な体になっても歳を取ると

身動きも大変な苦労を虐げられる。

いざベッドの上ってみると細く広くといったベッドになっていた。

浴衣・・布団・・枕があった。

一瞬頭はどっち向になるのだろうか考えてしまった。

狭い部分に頭を向けて広い部分が足を広げることにした。

今日の夕食は自宅を発つ前に夕食を連れ合いとしましたが

味付けは連れ合いが・・私が詰めたいなり寿司を夕食に再度二重に

食べ始めた。

自分は久しぶりの寝台車に乗った気分とまた一人旅の楽しみの

興奮が高まって落ち着かない状態がありました。

しばらく移り変わっていく車窓を眺めながら寝台車のベッドに横になった。

しかしなかなか寝付けない興奮があった。

寝付けないまま寝台車が停車した。

窓のカーテンを開けてみると駅員がホームにいました。

遅くまでご苦労様と思いつつ眠れない状態を回避するために

持参した睡眠薬を服用した。

横になって気がついたら少しづつ夜が明け始めていた。

しばらく車窓を眺めながら睡眠薬の効果を身にしみながら

頭がボーッとしていた。

今日の行程は坂出からしまんと号に乗り換える。

一路高知へ行く。

高知から中村・・くろしお鉄道・・平田駅までの道のりです。

車内の中は空いていた。

多い時で十数人の乗降がありました。

もう二度とくる事はないだろう・・乗車することも無いだろと・・

車窓からの移り変わる景色に目を凝らして見ていた。

琴平・・大歩危・・高知県・・数回乗ったこの土讃線を思い出しながら

さらにはくろしお鉄道の目に入ってくる車窓を見納めていました。

目的地の平田駅で下車時間は12時前でした。

平田駅を下車して階段降りて駅前には39番延光寺のまでの地図看板があった。

私にとっては13年ぶりの遍路歩きとなりました。

国道へ出てしばらく歩いて国道沿いの人たち2人に道を尋ねて

国道の大きな円光寺の看板が見えてきた。

矢印通りに右に折れてしばらく行くと車の数台と行き合いました。

車を利用して回っている遍路の人だとすぐにわかった。

途中田畑の中にある遍路道を10分ぐらい歩くと大きな屋根が見えてきた。

屋根は一般の住宅屋根ではなく寺の屋根です。

およそ3kmの平田駅からの道のりで延光寺に着きました。

 


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