木村一基九段の生情報

木村一基九段を応援するページ。応援のコメントなどをお願いいたします。

佐藤初女さん講演会

2010-12-12 11:47:32 | 山形の情報

Img_3347   12月11日(土)に「森のイスキア」の主宰者であられる佐藤初女さん(青森県弘前市)の講演会「いのちの森の台所」(主催:むらやま元気塾)が、村山市楯岡の「甑葉(しょうよう)プラザ」にて開催されました。12時から「おにぎり講習会」があり、県内外から40名が20名の2回に分けて、初女さんの指導を受けながら、おにぎりを握りました。管理人も市民委員ということから運良く加わることができ、初のおにぎりに挑戦。初女さんの指導よろしくうまくでき自画自賛。市民委員が作ってくれた豚汁とともにおいしくいただきました。初女さんと同じ時間を過ごしたという幸せなひとときでした。

Img_3290 15時から講演会。開場の1時間半前から列が始まり、話を伺ってみましたところ県内では酒田市や山形市他、県外では福島や仙台の方も多く、市内の元気塾会員より市外の方の方が多いように感じました。用意しました資料の残数から380名ほどの参加があり、会場が一杯。『森のイスキア』のイスキアは、名前を考えている時に、たまたま手元にあった本の中に、地中海の小さな島イスキアの、若者が悩んで故郷に帰り、イスキア島に3年ほど暮らし元気を得て社会のために働くことができたという伝説から、イスキアという名前にしたとのことです。

Img_3365  講演前に初女さんが出演したドキュメンタリー映画「森のイスキア」の上映があり、講演は予定時間30分のところ50分を超えるほど熱がこもったものでした。紹介したい話は一杯あるのですが、ここでは3つほど。「まわりにある旬のものを食材に」「旬のものを茹でるよりも湯がくほうが良い」「弘前の冬は厳しいけれど春を待つ喜びがある」。また会場の質問に「忙しい時には考えるゆとりを持ち、思った通りにいかない時にはしばらく立ち止まって考えることも必要」「今が一番大切、今を大事に生きて欲しい」などのアドバイスがありました。講演終了時に「長くなりましたが皆さん大丈夫ですか」という言葉を聞いて、まさに超人と思えたところです。

 18時過ぎから打ち上げと今年度の元気塾の無事終了をかねての懇親会があり、その席で初女さんの健啖ぶりにも驚かされました。全部を食べた訳ではありませんが、ビールを少々飲みながら会場「そばの実」の店主の勧める「そば料理」全てに箸をつけておられ、89歳という高齢を感じさせない源はまさに「食」にあるのだということを印象付けられました。日程を伺うと、これまた普通の人でも大変という感じですが、お体に十二分に留意されてのご活躍を祈念いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする