視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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アウトユニオン Dタイプ

2008-02-17 09:04:37 | ロードスター
日本では絶対視れないと思っていたレーシングカーがやってきた!

1938年 AUTO UNION D-TYPE

1930年代、ドイツでホルヒ、DKW、Audi 、ヴァンダラーが合併してアウトユニオンになり、、ポルシェ博士がデザインした、現在のF1マシンの原型とも言えるミッドシップ・フォーミュラカー、アウトユニオン Cタイプ の後を受けて、排気量3リッターのレギュレーションで作られたレーシングカーだ。
名手ヌボラーリの手により、メルセデスベンツのW154と渡りあったレーシングカー。

それが6月まで原宿のAudi Forum Tokyo の2階に展示されている。

先日視にいってきた。
説明によるとシャーシNo.19。
現存するDタイプ2台のうちの1台だそうな。
第2次世界大戦後、長らく旧ソ連にあり、「リガモデル」と呼ばれている車。
この車の発見、レストアについては大変興味ある物語がある。







Engine: Twin-supercharged 3.0-liter V12
Power: 460 Hp
Topspeed: 330 Km/h


Twin-supercharger








1階に展示されていた999台限定のアウトユニオンCタイプのペダルカー。
7段変速ギアがついており、価格は未定だそうだが200万円は下らないだろうとのこと。
ペダルカーの収集家は多いので売れるだろうな?



レストアされたアウトユニオンに関しては下の本が詳しい。
しかし定価40ドルの本がなんでこんなに高いんだ!?

Auto Union Gp Race and Record Cars: Their Reconstruction and Restoration

Motorbooks Intl

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1950年代、メルセデス・ベンツのカタログ画を描いていたWALTETR GOTSCHKE の筆による

1938 Donington GP - Tazio Nuvolari wins

AUTOMOBILE Quarterly Vol.8 No.1 の AUTO UNION 特集に掲載されていた13枚のうちの一枚。



YOUTUBEの下記サイトからDonington GPでヌボラーリの操縦するアウトユニオンDタイプを視ることが出来る。

http://jp.youtube.com/watch?v=YmCJvDUWXaY

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