グラスに見える夕焼けに
作り笑いを浮かべて嚙み締める
杯を重ねて積もるやるせ無さ
気持悪くても
歯止めのきかない夜がある
ゆらりゆられて苦い悲しみ
忘れられれば春は来るかい
今日の日は雨上がりの風情に溶けて
まだ見ぬ太陽に祈りたい
(1996年 「詩集 輝きの下へ」より)
グラスに見える夕焼けに
作り笑いを浮かべて嚙み締める
杯を重ねて積もるやるせ無さ
気持悪くても
歯止めのきかない夜がある
ゆらりゆられて苦い悲しみ
忘れられれば春は来るかい
今日の日は雨上がりの風情に溶けて
まだ見ぬ太陽に祈りたい
(1996年 「詩集 輝きの下へ」より)