この考察には東京都が公表している情報（都内の区市町村別患者数等）https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/cln202002_kns01_me01.html
を利用しまた。
感染症は人から人に感染して被害を拡大する災害です。感染症対策の原則は感染者の隔離と感染経路の把握・遮断だと思います。
都内の患者数(陽性者数？)は約300人／日に下がったが、下げ止まり感がある。
だがPCR検査数は増加していない。１月に比べれば２月は減少している。なぜ検査対象者が減ってのでしょうか。保健所はそんなに忙しいのでしょうか？ 検査数を増やせば、１月と同水準で検査すれば、現状より陽性数は増加するでしょう。（私としては検査数を増やし、状況が見えるようにしてほしい。）
また最近の増加は特定の地区に限定されていない。広範囲に拡散されています。新宿の飲食店は昔のはなしです。今一番多い区は世田谷です。新宿、太田、足立、練馬、江戸川、杉並と続きます。このことから、クラスター・濃厚接触者が追跡できない市中感染が常態化していると思われます。
正確な感染状況(場所・経路・人数・時刻)が把握できていない状況では、無症状の感染者が市中で感染を拡大させている可能性が大いにあります。今まで意識されなかった、会社での勤務中の感染、営業中の感染、通勤中の感染、買い物中の感染、学校内での感染、など把握できてない感染経路で、家庭内の感染が拡大したのではと推測できます。
飲食店での、赤の他人との会食が根源とは言えないでしょう。
感染経路の追跡ができていない状況での緊急事態宣言の解除はあり得ない。
また原発事故と同様な、虚偽の「アンダーコントロール」を宣言するのか？
