故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.584 「ハイラルの朝食」のお話。

2015年08月07日 | 日記

ハイラル駅に近づく頃、近くに見えた山々が遠くなり、草原が広がってきた。汽車がスピードを落とし始めると牛や羊が目に入ってきた。今回の観光の目玉であるホロンバイル(呼倫貝爾)草原の一部が見えてきた。ハイラル駅にほぼ定刻に到着すると、私達はすぐにハイラル市内の三星ホテルの「貝爾大酒店」で朝食をとることにした。

 

朝食はバイキング方式で25元(日本円で約500円)であった。チャーハン、餃子、包子、卵、パン、野菜を炒めた料理のほかスイカ、豆乳、牛乳などもテーブルに上がっていた。食堂には私達以外に日本人観光客の姿はなく、ロシアの学生グループがいたほか、多くは中国人であった。私は包子、きくらげ料理、モヤシ炒め、お粥そしてデザートにスイカとミルクティー(奶茶)をいただいた。

 

食堂の窓から自転車と燃料として積まれた石炭が見えた。朝食後、最初の観光施設である「鄂温克博物館」へと向かった。道路は広く、建物も新しい美しい街並みが続いていた。博物館へ到着すると地元ガイドさんが突然「えっ!!」という声を上げた。なんと「月曜日は閉館」という看板が入口に出されていた。

 

旅にハプニングは付きものである。急遽、私達は日程を変更し、ホロンバイル草原を車で走ることになった。

 

ハイラル市内の三星ホテルの「貝爾大酒店」で朝食。

私達が宿泊した3つ星ホテル「貝爾大酒店」。

食堂の窓から自転車と燃料として積まれた石炭が見えた。

 まだ自転車が走っている。

この周辺はきれいな町並みが続いていた。

今回の旅の最初の観光施設である「鄂温克博物館」。

「月曜日は閉館」という看板が入口に出されていた。