OAインストラクターのオンとオフ

パソコンインストラクターshienaのお仕事と日常

SNSの危険性について考える

2007年01月29日 | テキスト作成のお仕事
SNSの危険性について、記事を調べていました。
体系的に扱っているサイトは見つからなかったのですが
いくつかヒットした記事をピックアップ。

*「続発するブログやSNSのトラブルに巻き込まれないために」(So-netセキュリティ

*「「mixiの裏技」でパニック バグ悪用でデマ出回る」(ITmediaエンタープライズ

*「個人情報漏えい事件を斬る」(ITpro

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会員になるには知人からの招待状が必要、ということで、
SNSは危険なインターネット上から保護された安全地帯・・・
というような感覚で利用されている方は多いのではないでしょうか。
しかし近年ではその利用者も増え、もはや安全地帯とも
言えなくなってきています。

個人情報の漏えいやスパイウェア、スパムの問題など
ちょくちょくニュースでも見かけます。

特に怖いのは個人情報の漏えいでしょうか。
知人ばかりのコミュニティ・・・と、つい気が緩んで
自分の情報を書きすぎてしまい、そこから情報が
漏えいするということが多くあるそうです。

利用者全員が善意の人々だったらよいのですが、
まさに不特定多数の人間が行き交っているネット上には
残念ながら悪意の人も数え切れないほど存在しています。

自分の身は自分で守る。
SNSといっても、インターネット上での情報公開であることには
かわりがない。そいういった意識を忘れずに
各々でセキュリティ対策を行うことが不可欠ですね


そういえば、こんな記事も以前ありました。
 *「mixi疲れ」を心理学から考えるITmediaエンタープライズ) 

所謂「mixi疲れ」を起こさないためにも、そして
「情報漏えい」を防ぐためにも、こういうネット上の
交流ツールについては、のめりこみすぎずに、
いつも一歩引いた視点を持って活用するのが良いのかなぁって思います。

インターネットの特性と便利さと楽しさと危険性と・・・
それらの知識を持って、 快適な活用法を考える。
わかりきったことのようですが、実はそれができていない人は
多いのではないでしょうか。

・・・と、そんなことを考えながら、
今日は自分自身のことも振り返っていました。

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実は、ブログ講座のテキストを作っている関係で
どんな内容を盛り込もうかと練っているのです。
楽しいことばかりではなく、危険もあるのだということと
その危険を回避するための情報を伝えるためのページ数も
それなりにとる必要があるなぁと思っています。


最終的には、あれこれ方法を並べるよりも、
個人の意識の持ち方が一番のセキュリティ。ということでしょうか。
私も気を引き締めないとな~。

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セキュリティについて参考になるサイトです。
御存知かもしれませんが、参考までに

*IPA情報処理推進機構

*国民のための情報セキュリティサイト




傾聴し共感し、そして”お答えする”

2007年01月22日 | インストコラム
インストラクタの仕事で、一番大切なことは”傾聴の姿勢”かなぁ・・と
感じています。

「質問に答えます」ではなく、「質問をお聴きします」。
こういう姿勢が必要なのではないかと感じています。


講座中に受講生から挙がる質問。
講師は確かに答えていますが、ちょっとそのポイントがずれている時があります。
また、個別講習で受講生がインストに質問、、、しかし、
インストラクタが受講生の質問の意図をつかみきれていないまま
答え始めてしまったために、なにかかみ合わず消化不良のまま会話が終了。
そのような場面にもよく遭遇します。

以前もここのブログの記事に書きましたが、インストラクタの中には
「聴く」ことができていない方が意外に多くいます。

質問を投げかけられたとき、答えることだけに一生懸命になっていないでしょうか。
答えることを考える前に、受講生が何を思い・何をしたくて・何を知りたいのか
つかむ努力をしているでしょうか?

先生、先生、と呼ばれているうちに、何か自分が受講生より偉い立場に立っている・・・、
そんな錯覚に陥ってはいないしょうか?

「わからない受講生」を「わからせよう」という気持ちで質問対応をしていないでしょうか?

たまに立ち止まって、振り返ることが必要です。
だんだんインスト歴が長くなってくると、注意を与えてくれる人も少なくなってきます。
受講生の反応は一番の答えです。
その反応を、全て相手のせいにして片付けてはいないでしょうか。


もしかしたら、つっかかってくるように質問を繰り返す受講生や
けげんな顔をしたまま帰っていった受講生・・・、
それはインストラクタの「傾聴」の姿勢が足りなかったことが
原因かもしれません。
「あの受講生はちょっとメンドウだ」と結論を出す前にもう一度、
受講生が伝えたかったことを、しっかり受け止められていたのかどうかを
振り返る必要があるかもしれません。


あるパソコンスクールの社長が昔、「パソコンインストラクターは
パソコンスキルの高さよりも、ヒューマンスキルの高さの方が重要。」
「パソコンができなくても、受講生と熱心に向き合っていれば
クレームがでない。」というようなことをおっしゃっていたことがありました。

これもあながち間違いではないかもしれない。
と、思うこのごろです。


受講生からの言葉を「傾聴」し、そして「共感」する。
それができれば、答えよう答えようと思わなくても、
自然と気持ちよく、適切な回答を差し上げることができるのではないでしょうか。
聴くことは答えることよりも難しいことだから、
こちらにこそ意識を集中して、磨く努力をしていこうと思います。

Excel入門講座-1月終了

2007年01月14日 | IT講習
土日、区のIT講習・Excel入門講座が無事終了しました。
受講生は22名、年齢層は50代~80代が中心でした。
男性の参加が多かったです。
サブの先生が2名つきます。


最近、Excelの講座の申し込み数が増えている様子です。
今回の講座も、希望者数が多く抽選が行われたとのこと。
区民のITスキルが少しずつ上がってきているのでしょうか。
このごろ、PC入門の講座の申込者数が減少傾向で、Excelの講座や
中・上級の講座を希望する声も多く聞かれます。
高度な講座があれば、受講生にとっては嬉しいことなのでしょうが、
さすがに無料で開講しているような区主催の講習会では
そこまで望めないだろうなぁ


毎回この区の講習会では、最後の受講後アンケートに1名くらい
「声が聞こえにくかった」との記述がでてきます。
原因を考えてみたところ、自分のしゃべり方の強弱に差がありすぎるような気がして、
このごろはあまり強弱に差が出ないよう意識してしゃべってみています。
その効果がでてきたためなのかはわかりませんが、
今回の講座のアンケートには、「聞こえ難かった」という意見は
出てきませんでした。
偶然かもしれませんが、今回はそのことにホッとしています。

それと、最初に「広い教室なので、聞こえにくい場合はおっしゃってください」
とお伝えしておいたのもよかったのかもしれません。
一言講師から「遠慮なく言ってくださいね」とアナウンスすることで
もし聞こえなかった場合も、講師に言いやすくなるのかな、と。
言っていいものかどうなのか、迷いながら「聞こえないなー」というストレスを
抱えて講座を受講するのって疲れますものね


個別講習の際のしゃべり方と、集合形式の講座のしゃべり方、
これは意識して区別して行う必要があると感じています。
集合の場合の声の出し方、どういう点に気をつけると
より皆さんが受講しやすくなるのか、それを今模索中です。

今月、次はホームページ作成講座が控えています。
頑張るぞー☆

カレンダー作成講座-12月終了

2007年01月11日 | IT講習
昨年の話になってしまいますが、ヒヤヒヤしていたカレンダー作成講座、無事終了しました。

初心者対象のクラスで、内容が難しいということで進め方に悩まされていました

難しいところを飛ばして、簡単な部分だけを行っていくか、
それともきちんと順番に進めていくか。

時間的に余裕があまりなかったということもあり、今回は、逆に
簡単なところは飛ばし、難しい部分を重点的に行おうという方法で進めてみました。

講座の最中に「できた」「自分にもできそうだ」という達成感は必要ですが、
今回の受講生は、"家に帰ってもテキストを見て自分でできるようになりたい"という
意識の強い方が多かったので、
難しい部分は飛ばすことでテキストが消化できず終わるよりも、
講座内で「できない部分がなくなった」という安心感をお感じいただくことのほうを
優先したほうが良いのではないかと思ったのです。

最後にいただく、無記名の受講後アンケートに目を通して、
そのようにしてよかったと思いました。

万年カレンダーで使用した関数等、難しくお感じになったようですが、
その”難しさ”を受講生の皆様は、思った以上に楽しんでくださったご様子でした。
Excelは初めて触った方々でしたが、次回のExcel入門の講座の参加に前向きになってくださった方も多く、また
書店でExcel関数の本を購入なさったという方もいらっしゃいました。

自分自身が初めてExcelの関数に触れたとき、あまりの難解さに
投げ出した経験があるので、今回の受講生の皆様の前向きな姿勢には
本当に頭の下がる思いです。
そして、この講座を通して、Excelやパソコンに楽しさを感じてくださったということが
何よりも嬉しかったです


今回の経験を通して感じたのは、IT講習というと、
最低限のPCスキルをつけるというのが目的でしたが、
これからは、若干高度な講座を行っても良いのではないだろうかということです。

自治体主催のIT講習会というのは、大抵のものが初心者対象ということで
あまり高度な内容のものがありません。
このごろ、ある会社で講座管理の仕事にも触れることがあるのですが、
最近では以前人気のあったWord入門の講座への申込が減り、難しいと敬遠されていた
Excelの講座への申込が激増しています。

パソコンユーザーのスキルが若干あがってきているのでしょうか。
もしくは、職場でExcelが使われることが多いのでしょうか。
そのあたりはよくわかりませんが、だんだん、高度な内容の講座への要望が
増えていることは確かな様子です。

でも、その要望に答えていくとなると、
IT講習の本来の目的とは離れてしまうのかなぁ。。



今回の経験を通して、高度な内容を初心者の方に、いかにわかりやすく理解していただき、
同時に力をつけていただくか。
どう進め、どう説明をすればそれができるのか。
そういうったことも考え、講座を工夫していきたいと思いました。

今年もよろしくお願いいたします☆

2007年01月10日 | 日記・雑記

 あけましておめでとうございます。
   今年もよろしくお願いいたします。
 

新年のご挨拶が遅くなりましたが、昨年一年間、大変お世話になりました。
2007年もインストのお仕事、楽しくがんばっていこうと思います。
皆様にとっても、素敵な一年となりますように


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今年は年末年始、11連休もしちゃいました。
これだけ沢山お休みをいただけたのは、とっても久しぶりで、
のんびりしすぎるほどのんびりしました

休み中、やりたい勉強などもあったものの、結局ほとんどできず
大好きなフラワーアレンジメントをしたりアクセサリーを作ったり、
あちこち出かけたり、遊んでばかりいました。
皆様はどのような休日をお過ごしになったでしょうか。

更新がない間も遊びに来てくださった方も沢山いらっしゃって
とても嬉しいです。ありがとうございます。
また、マイペースで更新を続けていきますので、時々覗きにきていただけると
幸いです


今年、仕事面では、自分の幅を広げる年にしたいです。
何度も書いていますが、Officeだけでは生き残れないということをひしひしと感じています。
それに危機感も感じていて、他の分野でもモノにできることを探していきたいです。
今興味があるのはWEBとDTPです。
昨年末から、Illustratorの勉強をしています。
絵を描くことや写真を色々いじることが好きなので、楽しんで操作しています。
この先はどうなるかわかりませんが、また今年も模索・・・の一年になるかな。

そして、自分のキャパも考えつつ、”プロになる”ことも目標にしていきたいです。