シア式ドロップス

方向性の無い超マイペースブログ。 缶ドロップみたいに色々なフレーバーをお楽しみくださいませ。

空くんの手紙

2008-06-29 11:28:12 | 漫画閲覧室
新刊・絶版関係なく、私が蔵書(笑)しているコミックを紹介。

1回目は、「手元にある、一番古い(古参)コミック」。
小田 空・著 『空くんの手紙』

【内容】
おっとりしていて優しい。でも真面目な少年“空くん”。おちょうし者でちょっと腹黒(?)。でも根はイイヤツな“うさぎ”。食いしん坊なナゾの生物“ゴジラ”。そんな3人(?)が暮らす森の中に訪れるお客さんとの交流などを描く、心温まるショートストーリー。

1979年から1984年まで、「りぼん」に連載。
姉がりぼんを買ってまして、一番好きだった作品。
当時「ギャグメルヘン」なんてアオリがあったような…。

なんで森の中で、子供3人暮らしなのか?
空くんの両親は?
お店のない場所で生活出来るの?(自給自足ってなってます)
…などなど、突っ込みどころ満載なのですが、(ファンタジーだからねぇ)
でもこういった設定はこども心くすぐります。

久しぶりに読んでみると、
「うさぎって…、私みたい…」せこい性格が…(爆)。 

童話パロディなんかもありますが、
基本は友情や思いやりなどを知る、子供にとっては重要な話。
大人目線で読んでみると、…深いんですよ。
「自分の存在」なんかを問わせるような話もチラホラ。
ギャグなんかの勢いがすごいので、あまりそう感じさせませんが。

漫画本は子供の頃って、カバーが邪魔なのですぐ剥いでしまう 
そして、表紙ボロボロ…。次第にどっかにいってしまう…。みたいな。
今思えば、愚行。
でもこの本は大事にしていたんだなぁ。
カバーと本体が離れないよう、テープで留めてるもの。

単行本全四巻、ワイド版全二巻は絶版。
文庫本全二巻は現在、入手困難。
文庫には単行本収録の「めんたんぴんリーチうるトラ!!」が収録されてません。

時々、同じ内容なのに「新装版」とかも一緒に画像にでてくるかもしれないけれど、
それは気にしないコト(爆)。


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