ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Tiu家訪問

2007年12月17日 | Family
土曜日は朝から家族そろってフローレンスまで遠出 もちろん行き先は
かおりちゃんの家
前回は行けなかったジョセフ君も一緒にお宅訪問。

週末だったからのんびり起きて1時間かけて運転していったら、着いたときはすでにランチ時 さっそくかおりちゃんがランチを作り始めた。メニューは
たこ焼き(正しくはシーフード焼き)
海沿いの町フローレンスならではの生牡蠣
生牡蠣苦手な方々のために牡蠣フライ&ついでにトンカツ
フローレンスは新鮮な牡蠣があるんだよぉ!!

関西出身のかおりちゃんの指導の下、たこ焼き作りのお手伝いをしたShantia。シーフードミックスを解凍して、大きいのを切っていっていたら、こんなの発見



多分タコだと思うんだけど、この図はどう見ても
『サングラスをかけて笑うイカ』
何も手を加えてないんだよ、これ!!
あまりにも個性的なので、この笑うイカは切らずにそのまま。

関西人かおりちゃんの見事な手つきを見ながら、必死にたこ焼きを返す九州人Shantia。

旦那クリス君が思わず、
「…九州にたこ焼きない??」
って。ありますよ!でもたこ焼きは普通買いますから!!

出来上がった分から子供達&男性陣に食べてもらい、子供達が食べ終わった後に女性陣はゆっくりランチタイム
生牡蠣が最高~ とぉってもツルン、ツルン!!牡蠣フライもいい感じに揚がって豪華なランチだったわぁ。ってか、かおりちゃん曰く、買ってきた牡蠣は『スモール』らしい。でもどう見ても『ラージ』だった。二人でどこをどう見ればあれが『ラージ』に分別されるのか必死に考えたけど、わからなかった。だって、牡蠣フライがアジフライに見えるくらいでかいんだよ?!

ランチ後、ここ2,3日くらい歯が痛いと言っていたジョセフ君を歯医者であるクリス君が自分のオフィスに連れて行ってなんと治療してくれた 6~7年前は一緒に大学に通っていたクリス君、立派な歯医者になったんだねぇ!!すごいっ!!歯医者さんの奥さんであるかおりちゃんもすごいぞっ!!
ジョセフ君はとっても喜んでいたよ。ってか、感動してた。過去10年でお世話になった歯医者の中で一番なんだって!!クリス君、すご~い!!

子供達が勝手に遊ぶ間、主婦は日本のテレビを見たり、ただただしゃべったり。旦那はそれぞれ昼寝をしてから、クリス君はバンドの練習に、ジョセフ君はかおりちゃんの子供たちとWiiで遊び始めた。

この夜はバレエを見に行く予定だったから5時にはフローレンスを後にしたんだけど、とっても楽しかったなぁ。
かおりちゃん、お邪魔しました!!

『眠りの森の美女』

2007年12月17日 | Event
土曜日の夜、3大バレエの一つである眠りの森の美女を見に行った。
たまたま小学校の掲示板でポスターを見かけて、せっかくだからシャーちゃんを連れて見に行こう、と決めたわけ。場所は『Lane Community College』と書いてあった。それをジョセフ君に言うと、
「あ、オレゴン大学の隣だね」
って。だから別に場所を調べたりせずに当日を迎えた。
さぁ、出掛けよう!となったときにジョセフ君、
「で、場所知ってる?」
って
「大学の隣だって言ったじゃん?」
と聞くと、
「でも正確な場所はわからない」
と言うじゃないですか
急いでオンラインで調べて出発!!
しかしここはメインランド。同じ名前の通りでもつながっていないことが多々。地図上では同じ直線上にあるからって、同じ名前にしないで!!
おかげでグルグルさまよい、更には冬の暖房が効いた車とあってしっかり車酔いして思いっきり吐き戻しをし(母がですよ、えぇ母が)、ようやく目的地についても今度は会場がわからずキャンパスをグルグル
やっと会場にたどりついたときはすでに開演時間を10分オーバー

ついでに、グルグル迷っている間にティアもバレエを見に行きたいと大泣き 実はシャーちゃんよりもティアの方がバレエが好きなのだ。この間、習い事するなら何がいい?と聞いたとき、シャーちゃんがジムナスティック(体操)と答えたのに反し、ティアはバレエ
それなのにシャーちゃんを連れて行こうと思ったのは、やっぱりちゃんと座ってられるから。
チケットが2枚しかない、と説明してもティアは泣くのをやめなかった。
「シャーちゃんだけ行くなんてずるい!」
とか
「ママ、おねがい!!」
とか
「シャーちゃん、バレエは諦めてぇぇ!!」
とか 普段はすぐに泣き止むティアがずっと泣いているのを聞いてると、だんだんかわいそうになってきてねぇ。会場でもう一枚購入しましたよ。
10分遅れてきた上に、チケット追加の客。

会場は短大のホールとあって、小ぶりだったんだけど、ステージの上のバレリーナ達はほんっとにかわいかった 定期発表会って感じで、3,4歳のちっちゃなバレリーナから中学生くらいまでがメインのステージだった。衣装がとにかくカラフルで華やかでねぇ

我が家の姫たちはというと…。シャーちゃんはじぃっと見入っていたけど、ティアの反応は予想以上だった。
ステージにピンクやら赤らやの衣装をつけたバレリーナが出てくるたびに
「かぁわいぃ~
と言い、魔女カラボスが黒のマントをかぶって登場すれば、本気でおびえて
「ど、どうしよう
という顔で母に助けを求めるし 母は何度も
「落ち着いて」
と言っていたよ。チケット追加して正解だったかも。ティアの反応がおもしろかった。

途中の休憩ではロビーでカップケーキやクッキーを販売していた。普通におなかが空いていたシャーちゃんはブラウニーを、実は思いっきりおなかが空いていたティアは大きなカップケーキを選んだ おなかがすっごく空いていたのに、ママとバレエに行くことを選んだんだよねー。

さてさてShantiaの感想はですね…。
まず魔女カラボス役の子がバレリーナにしてはぽっちゃりめでビックリ。
笑えたのは『長靴を履いた猫』を踊っていた子達。9~10歳くらいの女の子二人、男の子二人がそれぞれペアになって踊っていたんだけど、途中一人の男の子が右から始めるステップを左から始めてしまった。すると相手役の女の子、本番のステージ上なのに、
「ここは右から始めるんだよ
って厳しいツッコミ 別に大きな声ではなかったけどしっかり言ってることがわかった。このナンバー自体がコミカルに仕上げて合ったから、余計笑えた
そしてShantiaが最も驚いたのが『青い鳥』を踊った10歳くらいの女の子と男の子。もうすっごく上手なの!!とっても素敵な深いブルーの衣装を着て見事に踊ってた。特にあの男の子が高く飛べるし、しっかりパートナーの女の子を支えられるしでビックリ!!きっと観客みんながそう思ったんだろうね、『青い鳥』が終わったときの拍手はすごかった あの子達は将来有望だわぁ

しかし、うちのお嬢さんたちは本物の『眠りの森の美女』のストーリーを知る必要があるわね。幕と幕の間で説明しようとしたんだけど、なんせディズニー版しか知らないからさ、『リラの精』が誰だか知らないの。あれはぁ、困った。

1時間半ほどのステージ、お嬢さんたちは飽きもせずにしっかり見て楽しんでくれた。
クリスマスのバレエと言えば、やっぱり『くるみ割り人形』だけど、今年は『くるみ割り人形』の公演日程のときにユタにいるからいけないんだよね。多分、『くるみ』はもっとプロレベルのダンサー達がやってると思われる。来年は見に行きたいなぁ