ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

フラ大会☆初日

2013年09月19日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会1日目はカヒコ(古典フラ)全部とアウアナ(現代フラ)数曲。
去年は1日目はすべてカヒコで2日目がすべてアウアナだったんだけどね。
今年はエントリー、特にアウアナしかしないグループが増えたので去年同様にやっていたら大会二日目の終了が午後10時を過ぎてしまいそうな勢いだった。
なので1日目にアウアナ数曲。


初日の我がハラウはカヒコがケイキちゃん男女共にソロとグループ、カネソロの5つ、アウアナがマクアヒネとクプナのグループ2つで、計7エントリー。
しかもカイカマヒネのソロが大会のオープニング。
ソリストのキャシュール(7)は別に気にもしないって感じだったけど、その親たちはかなりどきどきしていたね。
私だって娘がソロで大会に出ることになって、さらに大会のトップバッターだってなったら不安になると思う。

10時開始予定の大会、実際に始まったのは10時40分。
10時に間に合うように準備したキャシュールとクム、Shantiaとヘア&メイクのカアウは計3回も控え室とステージ裏を行き来したわよ。
ステージ裏で待ってても何もすることないもんね。
控え室にいれば、ほかのダンサーのヘア&メイクが進められるし。


40分遅れで始まった大会、進行は非常にスムーズでランチ休憩が予定より30分早かった。
カヒコは制限時間よりかなり短いハラウが多いらしい。


トップバッターのキャシュールの次はケイキカネのソロ。
キャシュールは髪の毛きれいにして、ナチュラルメイクを施して、ハクやクペエをつけて、と大忙しだったけど、男の子はねぇ…。
髪にジェルをつけたくらい???
普段つけないジェルをつけられて、7:3の髪型にされたケリイのすごく嫌そうな顔が印象的だった。




ケイキソロのキャシュールとケリイ。


カイカマヒネのグループ、今年はユージーンのみ。
曲はカラカウア王を称えた『カラカウア』
みんな去年よりずっと成長したと思う。
しかも今年は我がティアがリード。



ティア念願の1列目、しかもリード(注:センターではない)、ティアは気合入ってたねぇ。


各エントリー終了後はみんなで会場の外に出て写真撮影をしたんだけどね、クム&アラカイも写真に入れって言われたわけよ。
クムはチャンターだからきれいに大会らしく着飾ってるし、お嬢さんたちはレイ&クペエをつけて美しいけど、このアラカイが…。
グループの出番は数時間後だし、常に舞台裏だから表にも出ないし、ってことで全然着飾れてない。



ま、主役はお嬢さんたちだからいっか!
ちなみにお嬢さんたちのレイポオ&クペエ、ハワイ島ワイメア地区から来たアアリイでございます。
首周りはオアフ島の花イリマ&マイレ。
めっちゃ豪華。
そして母達ががんばって作ったティーリーフスカート。
2セット作ったからね、練習用と本番用。
ティアのスカートは計120枚ほどのティーリーフが使用されている。
元々はアウアナ用だったんだけど、どうせ作るんだから、ということでカヒコにも使用することになった。
母達の苦労と愛がこもってますから、いっぱい使ってもらわないと。


ケイキカネグループは去年お嬢さんたちが踊った『カヴィカ』を力強くしたバージョン。
こちらも我がマイキーがリード。



チャントをしながらステージに上るんだけどね、ほらうちの子達は声だけはでかいから。
チャントをする分には非常に貴重な人材なの。
そして坊ちゃん達もティーリーフスカート使用。
元々はラフィアスカートだけの予定だったんだけど、お嬢さん達用に注文したティーリーフがいっぱい余ってねぇ。
坊ちゃんたち5人分も作れるってことで、急遽、大会1週間前にティーリーフスカートが追加された。
つまりこの母はティアとマイキー用の2つを作ったわけですよ。
指&爪は緑に染まったわよ。



カヒコ終了後、外で撮った写真。
まずは真顔で、というクムの注文通り、とても真顔な坊ちゃんたち。
かっこいいよねぇ。


我がハラウ最後のカヒコエントリーはカネ(男性)ソロのライアン。



ウリウリを使って、自らチャントしながらの『へエイア』



アウアナ最初のエントリーはレフアクラスの『カナイオ』
大会が予定より早く進んだことと、お嬢さん達&レフアクラスの人数が多かったのが重なって準備が全然間に合わなかった…。
とりあえず一番重要なヘア&フラワーはとにかく超特急で。
メイクはレフアクラスでメイクが出来る人(職業にしているという意味)が手分けしてすることに。
カアウが全員につけまつげをする予定だったんだけどそんな時間はなく。
4~5人ほどはつけまつげ、残りは舞台用のマスカラをたぁっぷりつけて舞台に立つことに。

レフアクラスは一日目のアウアナで3番目だったんだけど、レフアクラスがステージ現れたときの観客の反応がよかったね。
ため息交じりの
「Wow!」
だった。
そうでしょう、美しいでしょう!!
カアウの魔法が半分ながらかかってますし!
クムの美センスも輝いてますし!
だてにベルベットを着てるわけじゃあないんです!!



レフアクラスダンサーはみんなとても美しく変身したんだけど、なんせレフアクラスはユニークな人材が揃ってますからね。
ダンサーたちはお互いを

「ルーピー」

と呼び合った。
頭にわっか(ループ)が5本ついてるから。
大会後にバーで集っていたときもループを目印にお互いを探し、仲間を呼ぶときは

「ルーピー!!」

と呼べばレフアダンサーが反応する、という状態。




この写真、Shantiaのお気に入り。
これをFacebookのカバー写真にしようとおもっていたのに、気付いたら縦長なんだもん!!
横長じゃないと使えない~。
大会後にショックを受けたのはこのShantia。


そして1日目最後のエントリーはクプナの皆様。



曲は『アフリリ』
こちらもベルベットドレス。
レイはプアケニケニ。
匂いがとてもゴージャス。
レフアはクラウンフラワーだったから無臭だったのよね。
無臭のルーピー…。

レフアクラスでも準備の時間が足りなったんだから、レフアの5つ後のクプナの皆様の時間が足りるわけもなく。
クプナの皆様、結局自分でヘア&メイクをすることになった。
髪用のフラワーだけは魔法使い&その助手によって生けられましたけど。




クプナの皆様&レフアクラス&クム&ミュージシャン&コクア集合写真。
この写真、素敵過ぎる。
ポーズはレフアクラスの曲の2番である『Lei Pimoe!』でございます。
今回の大会の集合写真で一番の出来だと勝手に思ってる。


1日目の大会後は2日目用のクペエ作り。
こういうときに狩り出されるのは決まってレフアクラス。
クペエ作りが終わってようやくホテル1階のバーでリラックスタイム。
いろんなハラウのミュージシャンもいるので自然とハワイアン音楽が奏でられ、自然と(いや、半強制的に)フラが伴う。
Shantiaも魔法使いカアウと2曲ほど踊ることに。
二人とももちろん回りから半強制的にですが。
朝早くから忙しく働いていたからね、夜は自然とスイッチがOFFになるわけよ。
さすがに途中で体力の限界に達し、魔法使い達&レフア組は退散。


こんな感じで翌日も大会があるのに、ハッピーモードの方が勝っている我がハラウの1日目は終了。

George Naope Hula Competition 1日目

2013年09月06日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会、1日目の金曜日はリハーサルとソリストのインタビューの日。
今年の我がハラウのリハーサルは午後3時から。
去年の午前中よりずっと都合がいい。


去年同様、ロビー集合。
各クラス全員が揃ったら外で写真撮影。
思い出はしっかり残さないとねぇ。




今年のケイキちゃん達。
男の子は去年と同じメンバーの5人、女の子は初大会組が4人で計13人。
今年は全クラスがマウイ島の曲をするのでカラーはピンク。
でも男の子達はピンクを嫌がるかな?ってことで黄色。




クプナの皆様。




アシュランド支部のカネ&クプナカネ。
この人達ほどおもしろい人達はいない。
そしていつも楽しそう。




我がレフアクラス。
どこに行っても話題が耐えないというか何かやらかすというか…。
サクラメントに行く直前のレッスンでクムが

「去年はうちのハラウのホテル内での態度がすごくいいと評判だったんだよ!!
だから今年も常にいい態度でよろしく!」

と言ったとき、アヌが

「今年はレフアクラスがいるからなぁ…」

と言ってレフア全員で大爆笑してたんだよね。
そしてリハーサルの日。
写真を撮り終わった後、ロビーで順番を待っていた我がハラウ。
ホテルのフロント&ロビーは我がハラウのメンバーとその家族、そして他のハラウの皆様などなどとにかく大勢の人であふれていた。
みんながおしゃべりしているから、がやがやとにぎやかな音と共に。
すると突然、大音量で

ガシャーン!!!!!

と何かが音を立て、ロビー&フロントは一瞬でシーンと静まり返った。
そしてみんな音のした方を恐る恐る見てみると…

丸いガラスのテーブル部分が割れて、木の外枠の中に亀のようにひっくり返っているアヌがいた。
私がいた位置からはアヌが見えなかったんだけど、その代わり音の正体を見つけて呆れ顔で別方向に歩いていくクムは見えた。
幸い、アヌも周りにいた人も怪我はなかった。
リハーサルの後、アヌがクムに

「ごめんなさい。早速、ホテルの物壊しました…」

と報告してクムとレフアクラス全員で大爆笑。
それ以来、何かあると『初日からテーブルを割ったアヌ』と呼ばれている。


肝心のリハーサルはそれなりに順調だった。
ステージリハーサルの1時間、そしてリハーサル室での練習1時間。
我がハラウはグループが5つ、ソロが6つと数が多いので大変。
私のソロの練習なんて、ステージでもリハーサル室でも行われなかったから。
2時間のリハが終わった後に、ミュージシャンと私がクムに

「あのぉ、一応本番で間違わないように音あわせだけはやりたいんだけど…」

と頼んで、空き部屋で1回通しただけ。
本当にそれだけ。


リハーサル室での練習では、室内でクムが、廊下で私がリハする状態。
私のリハはケイキちゃん達なんだがね。
口答えする子が2人ほどいるので、半分口論状態だった。

「違う、私たちがやってるのが正しいの!」
「そうじゃないから今練習してるんでしょ」
「でもちゃんとやってるもん!」
「じゃああなた達が間違ったのを直さなかったからスコアがさがってもいいのね?」
「私たち、ちゃんと2列になってるもん!」
「なってないから言ってるの!」

残りのケイキちゃん(=2列目の子達)が不安そうに見ているのが印象的だった。
言っても全く聞かないので、

「わかった。ここはクムに確認するから。
時間がもったいない。はい、次2番の練習するよ!!」

と言って一時議論休止。
室内のクムが一息ついたところで、クムに

「1番のここ、私はこうだからこうやってって言ってるんだけど、ケイキはそうじゃないって。こうだからこうやってるって。
クム、どっち?」

と聞いたアラカイ。
クム、即答で

「Shantiaの方。やれやれ、あの子達はまた口答えしてるのか…」

と首を振りながらケイキちゃんのもとへ。
そしてクム自らケイキちゃんにお説教。
本当にやれやれ。


大会前っていうのはいろんなドラマが生まれますなぁ。

ソロ部門

2013年08月28日 | Hula/Tahitian
サクラメントでのフラ大会、この私がソロ部門で踊ったんです。

今年の大会の申し込み書類を送った、とクムが教えてくれたのが1月。
その時に

「あ、そうそう。ソロ部門にShantiaの名前書いたから」

って。

「ソロ、する?」

じゃなくて、既に決定事項を伝えられただけの人。
ソロをすることは1月に聞かされたものの、実際に何を踊るかを知らされたのは5月上旬。
知らされたというよりは、クムがようやく私のソロの曲を決めてくれたのが5月上旬。
ちなみに曲は♪Kipahulu♪
レフアクラスで数年前に踊ったけど、今回はソロ仕様に変更。
アシュランドのルアウでも踊ったんだけどね、ルアウ前の練習って言ったら1回しかしなかったから。
大会前でやっと5回一緒の練習したか、しないかくらい。
後は全て自主練ですよ。
クムは団体の練習&ケイキのソロ練習でもうバテバテ気味だったし。
Shantiaはアラカイだから変更箇所さえ伝えれば後はお任せ、って感じでしょうか。


大会ではまず金曜日にソロ出場者が審査員からのインタビューを受ける。
去年は、審査員がいろいろ質問を聞いてきて、それに出来る限り答える、という方式だったらしいんだが、今年は出場者が自分のソロ曲について出来るだけ詳しく語る、という形式だった。
もちろん事前に調べましたけどね、あんまりキパフルの情報ってないのよね。
知らない事は語れないので、自分のキパフルへの思いを存分に語ってみた。


私のソロは大会二日目である日曜日。
今年はポートランドからプロのヘア&メイクさんをクムが雇いまして。
このヘア&メイク担当、実はクムフラでもあるので、もう控え室は彼らとアラカイであるShantiaに任せられていた。
去年は大変だったからねぇ。
とにかく。
このポートランドのクムフラ・カアウが時間をかけてヘア&メイクを施してくれた。
アイメイクが終わった時点で、ケイキちゃん達が

「…」

と見つめてくるように。
そしてティアに向かって

「もう誰か分からないね」

って。
ティアも

「…ママ?!」

ってさ。
ジョセフ君が妻の様子を見にケコアとやってきたときもケコアは全く母に気付かなかった。

「ケコア」

って呼ぶと反応するんだけど、どこにママがいるのか分からないらしい。
その様子に周りが爆笑。
そしてクムが控え室にやってきたとき、最初に完全に無視されたカアウとShantia。
数分後に戻ってきて、

「Shantia~!!すっかり変わって全然気付かなかったよ。
『誰だ、あれ?うちの控え室でうちのヘア&メイク担当を使ってるのか?!』って本気で思ってたよ。あはは~!!!」

って。
それほどまでの変わりよう。
私自身、鏡を見て

「…これ、誰だ?!」

って何度も思いましたけど。
でもね、プロの人にここまで徹底的にヘア&メイクをやってもらうのって初めてだったからすっごく楽しかった。
自分では絶対に無理。



こちら、カーラーで髪をきれいに巻いてくれているカアウとそれを楽しんでいるShantiaの図。
彼の魔法で身長が10cmほど高くなったから。
この素敵な髪型&フラワーアレンジメントに使用されたボビーピンの数は66本。
フラシスター達が4人がかりで数えながら外してくれたから。
明らかにハラウ内の新記録。


ソロの準備が出来て、控え室でスタンバイしているとフラシスターの1人が

「何かポーズして。写真に撮るから」

と言ってきた。
なので基本中の基本らしい素人がするモデルポーズをやってみたところ、大うけされてね。
レフア達が爆笑しながら写真を撮っているところにクムがやってきたのよ。
するとレフア達はクムもやれ、って。
で、これが結果。



ソロ前に緊張のかけらもないアラカイ&クム、そしてレフア達。
このポーズがこの日はもうShantiaのポーズとして定着してしまった。
誰かが

「航空会社のキャンペーンガールみたいじゃない?」

って言うとクムが

「日本航空のハワイ便で使えるかも?」

って。
なので

「日本からマウイ島キパフル地区への直行便始めました。楽しい空の旅をお届けします」

ってポーズと共に言ってみたらこれまた大爆笑。
これ、クムが気に入ったらしく、ソロの前後にクムの友達のクムフラに会うたびに

「Shantia、航空会社のキャンペーンガールやって」

とリクエストされた。
ユタからのクムに至っては、

「あ、こっちのポーズもやってみて」

と別のポーズもリクエストしてきて、希望通りポーズを取ると、うちのクムと大爆笑。




魔法使いカアウはソロダンサーをステージに上る直前まできれいに保つという方針なので、ステージ裏まで一緒に同行。
ステージ裏で髪とメイクの最終チェック。
これがまた普段は体験できない特別感で楽しいんだな。
ちなみに、カアウは今年のミスアロハフラのヘア&メイクも担当。
彼の魔法の10分の1でもいいから使えるようになりたいわぁ。


肝心のステージはとにかく楽しかった。
ソロの特権、審査員の目を見て直接訴えかける。
つけまつげとアイメイクの効果で目力アップしてますからねぇ、これを使わないわけがない!!
一度、審査員が下を向いているのを見かけたときなんて

「ちょっと、今私が踊ってるんだからあなたの仕事はちゃんと見ることでしょ?!」

と内心とても偉そうだった。
今回の審査員達、とても真顔で審査するのよねぇ。
なので私の目標は少しでも笑顔にさせること。
達成できたかは分からんが、少なくとも1人はミュージシャンと一緒に曲を口ずさんでいた。





審査員長は髪をとても気に入ってくれたらしい。
フラシスター達が言うには、周囲の観客の反応が

「…Beautiful」

の一点張りだったとか。
カアウの魔法のおかげです。


我がハラウのクプナカネ達が

「僕達の出番が終わったら是非一緒に写真を撮って欲しい!!」

と懇願(えっ?!)してきたので、彼らの出番の後に一緒に写真撮影。
最初は普通に撮ってたんだけどね、ノリのいい方々なのでこうなった。



通りすがりの人達までが写真を撮っていたのが笑えた。


ソロの結果は2位。
表彰式で各部門の結果をちゃんと聞いていたんだけど、なぜか自分のソロ部門だけまともに聞いていなかったらしい私。
3位の発表をなぜか1位の発表だと思い込み、

「私達の部門は1位だけなんだ…。う~ん、残念」

と思っていたところ、名前が呼ばれて全く事態が飲み込めなかった。
周りのフラシスター達が興奮するなか、

「…何の賞?!」

とボケボケのShantia。
もらったプラークを見て初めて2位を取ったらしい、と自覚しましたよ。
2位以上入賞が密かな目標だったから達成感はありますな。

で、ついでに言うと、審査員のメンバーが違ったら1位だったとハラウメンバー達と確信している。
だって、1位になったハワイのダンサー、みんなが口を揃えて

「…今の何だった?!」

っていうフラだったって言うんだもん。
とにかく観客を疑問の渦に巻き込んだらしい。
カヒコとアウアナが混ざったような、衣装の丈が膝上で目のやり場に困るような、という感想をいっぱい聞いた。
私はね、どのフラも見なかったから、1位のフラがどんなだったのかすっごく興味があったわけ。
DVDが届いて、レフアクラスでようやくそのフラを目にして実感。

「…なんだろう?」

だった。
ダンサーの技術は高いと思う。
でもあの衣装といい、曲といい…。
彼女がステージを降りた後の観客の拍手のまだらさがそれを物語ってると思う。
その点、私のは『ザ・フラアウアナ!!』『これぞフラ!!』って感じで、観客の反応もすごかったわ。
ってことで、自分の中では大満足。
少なくとも美しさでは絶対1位だった。
カアウの魔法の力はそれほど偉大なのだ。
クムも何度も

「すっごくきれいだった…」

と半分夢見心地のような表情で何度も言ってくれた。


大会が終わって、ホテルのバー&レストランでパーティに参加。
カアウの魔法を解くのはもったいないので、服だけレフアクラスの特製ワンショルダーに着替えた。



未だにケコアには誰だか分かってもらえていなかった。

「…なんかママの声が聞こえるんだけどなぁ」

という顔がとにかくかわいかった。



いろんなことが楽しくて特別だったソロ経験、ソロに選んでくれたクム、すごい魔法を使ってくれたカアウ、そして私の一番のファンであるジョセフ君(とケコア)に大感謝!!

ご褒美で釣る

2013年02月09日 | Hula/Tahitian
久々にフラ日記です。


今年も我がハラウはサクラメントで行われるフラ大会に出場する。
ケイキちゃんクラスは一番準備に時間がかかるので、既にクムは大会モードでレッスンをすることが多々。
特に後列のケイキちゃんたちには鋭い矢が飛ばされるので(比喩表現ですよ、もちろん)、アラカイの仕事は後列のカバーでほぼ手一杯。


現在は主にアウアナ(現代フラ)の練習に時間を費やしているケイキちゃん達。
2012年中はアラカイShantiaがカヘアをしていたんだけど、やっぱりカヘアはダンサーの仕事だし、と思って今年はやめた(えっ?!)。
するとカヘアが飛ばないので、次が何番なのか忘れる子が毎回数人。
時にはクムまで次が何番なのか分からなくなることも。
夕方のレッスンはいろいろ大変なのよね、身体も疲れてるし。
これを解決するにはダンサーがカヘアするしかない!
ってことで我が娘ティアにカヘアをするように指示。
ティアは

「えっ、やだぁ。誰もしてないじゃん!」

って。
誰もしてないからやれって言ってるのに。
そこで母はエサを用意してみた。

「今度のレッスンでカヘア全部言えたらデートに連れて行ってあげる」

「する!!」

ほほほ、母勝利です。


その日から次のレッスン日までティアは自主練習でカヘアもやっていた。
そしてレッスン日。
レッスン前半はカイ(入場)の練習ばかりだったんだけど、後半でようやく曲まで進んだ。
母はすっかりティアとの取引のことを忘れていてね。
突然娘が

「アイア!」

とカヘアして驚きましたよ。
そしてそのまま順調にカヘアを続けていったティア。
するとフラシスターに感化されたらしい残りの前列のダンサー全員が2番の2回目からティアに参加。
曲の終わりまで見事なカヘアを前列のダンサー達がやってくれた。
しかも鏡でお互いを見ながら楽しそうにカヘアしててねぇ。
かわいかったわぁ。
後列はクムの鋭い矢に攻撃されまいとドキドキハラハラ踊っていたのに、前列は笑顔でカヘアゲームを楽しむ...。
あまりにも対照的すぎないかい?


約束ですから母はちゃんとティアをデートに連れて行きましたよ。
最初はマクドナルドに行きたいと言い、それがフローズンヨーグルトに変わり、最終的にはハワイアンタイムになった。
一番高くついたわぁ。

ホットココアパーティ

2012年12月18日 | Hula/Tahitian
12月1日のもう一つのイベントは

『Hot Cocoa Social』

つまり、お茶会。
ハラウのケイキクラスのためのお茶会。
ま、お茶じゃなくてココアですが。


ハラウでケイキのパーティをすると大変なので、ハラウの近くにあるベーカリーのパーティルームで開催されたこのお茶会。
一応テーマが

『プリンセスのお茶会』

だったわけ。
参加するお嬢様たちは素敵なドレスに身を包むことになっていたんだけど、我が家の姫達は…。
Tweenになった姫達は"フリフリ&キラキラドレス"を卒業したようで、もっとシンプルなカジュアルなスカートしか持ってないのよね。
特にティーン目前のシャーちゃんは教会にもドレス(=ワンピース)を着ないからさ。
だからと言って娘達が着ないのにこの日のためだけに買うって言うのも嫌だよね。
とりあえず可能な限り素敵な格好をしてもらうことにした。
結果から言うと、ティアはまぁそれなりに違和感が無かったけどシャーちゃんは違和感ありまくり!
なんでプリンセスのお茶会にスポーティなジャケットを着るんだろうか…?
カジュアル過ぎるでしょう??
他のケイキちゃん達なんて髪にも相当気を使っていたようできれいなアクセサリーはついてるし、カールもしてるし、それはそれはキラキラしておりましたよ。
我が姫達は普段とあまり変わりない…。
モチベーションが母娘そろって低すぎるのかしら?


お茶会の食事はフィンガーフードを持ち寄り。
持ってこられた食事たちは各テーブルの素敵なパーティ皿に盛り付けられた。



このパーティ皿、大小のお皿を逆さまにしたグラスにくっつけて作ったもの。
アイデアだよねぇ。
しかも後で行われた『フラの思い出絵画大会』(勝手に命名)で各テーブルから一番上手だった絵を描いたダンサーがこのお皿をもらえる、という素敵な企画つき。
シャーちゃんは見事、クムの絵を描いてお皿をもらいました。


軽食が終わると、カップケーキのデコレーション。



場所がベーカリーなので、カップケーキ、フロースティングなどなど全てお店が用意してくれる。
子供達は好きなようにカップケーキを飾るだけ!
このカラフル具合がアメリカ。
フロースティング(これはバタークリームに近かったけど)の甘さもアメリカ。
でもデコするのが楽しいのよね。


2時間のお茶会はあっと言う間に終わって、ケイキちゃん達は最後にお土産まで頂いた。
ほんっとにケイキクラスは待遇良いよねぇ。
こんな素敵なパーティを企画&実行したケイとバニース、毎回思うけどすごいわぁ。

空港でのショー

2012年12月03日 | Hula/Tahitian
11月17日、ユージーン空港でショーがあった。
なんとこの日からアリージェント航空がホノルルへの直行便をユージーンから飛ばすことになったんです!!
このユージーンからハワイに直行便だよ!!
週1便なんだけど、それでもすごいよねぇ。
その記念イベントってことで空港で1時間のショーを依頼されたわけ。


クプナ&中・上級クラスにとっては約5ヶ月ぶり、ケイキちゃんにとっては約3ヶ月ぶりのショー。
ティーン&ケイキ初級は初舞台!!


久々のショーはとっても楽しかった。
同時にとても大変だった。
こういう中途半端に大きなショーっていうのが一番大変だと思うのよね。




ケイキ初級クラス。
『That's How to Do the Hula』
ショーに出た5人中4人が9月以降にフラを始めたばかり。
そんな短期間でよく曲を覚えてショーで踊りきりましたねぇ。
やっぱり若いから脳の吸収力が違うのかしら?
鮮やかなピンクのレイがすっごくかわいいと思うのよね。
クムのチョイスは大正解だね!


9月からこのケイキ初級クラスはShantiaの担当クラスになりましてねぇ。
理由は簡単、クムが土曜日朝9時のレッスンに来るのが億劫だから。
隔週金曜日にアシュランドまでレッスンに行って帰ってくるのが夜11時以降だもんね。
でもショーに出ることが決まった後はクムの生演奏で練習してもらわないと困るので1回レッスンに来てもらった。
ついでにその日、Shantiaはプライマリーの練習でピアノを弾かなきゃいけなかったのでレッスンは途中でクムにバトンタッチ。
翌週=ショー当日のレッスンで、ケイキちゃんたちのスカートを仕上げることは知っていた。
でもクムが来るのかどうかは知らなかった。
なのでケイキママに聞くと

「あ、今週も来るって言ってたよ」

とのこと。
だからまず先にウォームアップして、曲を数回練習。
でもクムが来ない。
レッスン時間半分過ぎたのに…。
悩んだ挙句、Shantiaはクム無しでスカート仕上げに取り掛かることに。
一応スカートが届いたときに、クムがどうしたいのかは聞いていたし、道具&材料もちゃんと用意してきたので作業自体には問題なかったんだけど。
保護者全員が一段となってスカートにマジックテープをつけ、裾を切りそろえましたよ。
あの図が、正にショー直前の衣装調整そのもの。
久々に見た気がしたわ。
ハラウの床は緑のセロハンだらけになり、みんなで大まかに掃除。
ケイキママ達はわが子の初舞台用の初衣装姿を写真に撮りまくり。


空港でクムに

「今朝、レッスンに来るんじゃなかったの?」

と聞くと

「そのつもりだったんだけど、もうだるくてねぇ!!
結局起きたのは1時間前なんだ」

って。
クムが来るまで待たなくて良かった。


なんていったってデビューですからね、子供達以上に親達が大盛り上がりだったこのクラス。
空港で準備しているとケイキママ達から娘達と一緒に写真に入って欲しいとリクエストされましたよ。
でもさ…



この衣装ではすっごく嫌だった。
これが中・上級クラスのオープニング用だから仕方ないんだけど、他のクラスがきれいなドレスに身を包んでいるのになぜ私達はこれなのか…。
中・上級クラスのケリーに言わせると

「ドナルド・マクドナルド」

らしい。
確かにマクドナルドカラーですよ。
せめてショー後に写真撮影だったら良かったのにぃ。





こちらもデビュー組のティーンクラス。
『Nani Ka'ala』
9月に新設したばっかりのクラス。
ティーンといえども、まだティーンじゃないダンサーが2人。
そのうちの1人が我が家のシャーちゃん。
シャーちゃんしかフラを踊ったことがある人がいないからね、クムの気持ちも分かる。

このクラスが空港ショーで踊ると決まったのがショー10日前。
春からお世話になっているシャロンが再び突然借り出されて5人分のパウスカートを縫ってくれた。
トップはモールで買い揃えましたよ。
突然決まった割にはすっごく素敵な衣装に仕上がったと思う。
ジョセフ君の一番のお気に入り衣装だった。
色はきれいだし、シンプルだし、いいよねぇ。
マクドナルドとは大違い…。

この子達もたった2ヶ月でよく頑張りました!!





Shantia担当のクプナクラス。
『Aloha Kaua'i』と『Pua Hinano』
最初はクムがPua Hinanoも歌うはずだったんだけど、CD使用になった。
CDで踊ってもらう間に喉休めをしたいんだそうだ。
確かに1時間歌いっぱなし&しゃべりっぱなしじゃきついわねぇ。





クム担当のクプナクラス。
『Ka Lehua i Milia』と『Keanae』
このKeanaeって曲がまた素敵でねぇ!!
このクラスにもショーデビューのダンサーが1人いた。
お疲れ様!





中級ケイキちゃん。
4人がショーデビュー。
元々は1曲の予定だったのに、クムがどんどん追加しちゃって結局3曲になった。

イリイリを使って『Waikaloa』
これは全員で。
練習では誰かが絶対に石を落としていたのに、本番では誰も落とさなかった!!
えらいっ!!

コンペティションに出たケイキちゃんだけで『Kawika』と『Ku'u Papale Lauhala』
Kawikaは9月から踊り始めたばっかりのメリンダも参加。
この子、覚えるのがすっごく早くてねぇ!!
大人全員、びっくりよ。
Papaleの方は「これ、大会で踊ったんでしょ??」って聞きたくなるくらいひどかった…。
レッスンで久しぶりに踊らせたとき、目を疑ったから。
まぁ本番ではそれなりに踊れていたからいいとしよう。





中・上級クラスの『I Aloha Ia No o Kanaio』
他のクラスは同じ衣装で2曲踊っているのに、私達のクラスは4曲とも違う衣装を言い渡された。
本当はアウアナ2曲を同じ衣装で踊るように仕向けてみようとしたんだけど失敗したわけ。
で、中途半端に大きなショーでは最初と最後の曲以外、曲順が決まっていない。
ステージ袖に整列したグループが次に踊る組。
これをいかに利用するかがポイント。

カヒコ(マクドナルドの衣装で)を踊り終わった後に、まずこの衣装に着替える。
狙いはクムからの

「そのままの衣装で次の曲もやろう」

というお言葉。
でも実際はもっと良い方に転がった。
この曲を踊り終えたらクムが

「『Kipahulu』スキップね。最後の曲の衣装に着替えて」

と指示。
ダンサー達は小さくガッツポーズですよ。
頭脳戦、勝利!




最後の曲『Hilo March』

何年ぶりかに復活したハウスカート。
懐かしいわねぇ。
この曲、ショーの2週間前に習いましたよ。
短い曲でよかった。
やっぱりショーの最後はウリウリだねぇ。
すぱっ!!と終わってすがすがしかったわぁ。


このショーが今年最後のハラウイベントでした。
ついでにこのショーでハラウは冬休みに。
次のレッスンは年明けです。

フラ大会2日目☆’Auana②

2012年08月13日 | Hula/Tahitian
女の子達のステージが無事に終わって控え室に戻るとクムから

「男の子達、バックステージに連れてきてね。
あと4つだから」

と指示された。
やっぱり私が連れて行くのね。
男の子達のクラスはあんまりアシストしなかったからどうかと思っていたんだけど。


男の子達の衣装は女の子達と違ってとても簡単。
下は海パンなので、イスに座ってもOK。



なのでバックステージ(=キッチン)でもこの余裕。
大して緊張もしてない様子。


出番になり、曲に合わせてステージへ。
そして正面を向いてメレ(メインの曲)が始まると後ろに隠していたサングラスをちゃっと着用。
その瞬間の観客の反応はすごかった!!
絶対に男の子達のアウアナは観客に受けるだろうとは思っていたけど、予想以上の反応に思わずステージ袖でにやりとしてしまったよ。
ちなみにこのサングラス、クムが友達で今回審査員を務めていたクムフラマーク・ホオマルを意識して1ヶ月ほど前に採用したもの。
クムマークはいつも白淵のサングラスをしているからね。
男の子達がサングラスを取り出したとき、クムマークは立ち上がって自分のサングラスを取って見せたらしい。
しっかり我がクムのおちゃめなメッセージを受け取ったようで。



このポーズをフラ中にびしっと決めたときも観客の反応はすごかった。
もう会場大盛り上がり状態。
このポーズも1ヶ月くらい前に追加されたのよね。
2秒くらいなんだけどバランスを崩さないかが一番心配だったわぁ。
男の子達は見事に静止してくれたけど。



さて我が家から出場したマイキー。
たった2ヶ月でよく大会のステージに出るまで成長したなぁ、と母は感心しています。
フォーメーションもしっかり覚えて上手に踊れてました。


男の子達も本番が終わったら外で写真撮影。



ケイキの出番が全て終了したし、残りはアシュランド支部のクプナ達2つだからもうShantiaの出番は終わりかな、と思っていたら次のクプナカネ(年配男性)もバックステージに連れてくるように言われた。
休憩を挟んであと3つらしい。
休憩があるから時間に少し余裕を見つけたShantiaは控え室で急いでケコアの授乳開始。
えぇ、ケコアもいたんです。
母がケイキちゃんの準備&本番でバタバタしている間、ダンサーの1人であるUncle Ryanにずっと抱っこされて大人しく寝てくれていた。



ケコアは本当にいい子でねぇ!!
母は頭があがりません。
床に座ってケコアにおっぱいをあげながら、カネ達の衣装チェック。
手が空いてそうなヘルパーに指示しながらケコアのお腹を満たす母。
授乳が終われば今度は部屋にいるAunty達に抱っこされるケコア。
ハラウみんなで育ててます。



男性陣をバックステージにご案内するShantia。
もうバックステージ係の人には十分覚えられました。
男性陣もアイロンかけが必要ない衣装なのでイスに座ってくつろぐことが可能。
ドレスを着る女性陣には無理ですなぁ。
7人のダンサー中、3人が新人。
うち1人は初ステージ。
他6人が結構リラックスして本番を待っている横で、ひたすら真顔で振りを確認していて緊張が伝わってきた。
そんな彼に対しフラブラザー達は

「そんなに踊りこまなくても大丈夫さ。
まぁ、水でも飲んで」

と優しい。
この超緊張していたデビューダンサー、本番が終わって写真を撮っていたときに

「…うん、楽しかったな。
もう1回やりたい」

とステージの楽しさを既に実感していた。
観客があれだけ喜んでくれたらそりゃあ踊る方は絶対に楽しいはず。



本番終了後のこの写真がお気に入り。
各々の個性が出てておもしろい。


男性陣も終わり、残すはクプナワヒネ(年配女性)のみ。
彼女達の出番は一番最後。



アシュランド支部のアラカイが連れて行くのかと思っていたらやっぱりShantiaの仕事だった。
アシュランドアラカイは観客席から応援。
っていうかね、この二日間でShantiaが観客席から見たのは初日の最初の5つだけ=マリアまで。
後の他のハラウは全然見てないし、自分のハラウだってソロは見てない、グループはバックステージからのみ。
DVDの販売もしていたんだけど、そのブースに行く時間だって外のプレートランチを買いに行く時間だってなかったさ。
あぁ、大会ライフ。


大会が全て無事に終わってようやく一息つくことが出来た。
母が忙しかったので娘達はクラフトブースを見に行くことが出来なかったので、表彰式が始まる前にお買い物。



女の子達はクラスでクムの質問に答えたり上手に踊ったりしたときに"フラマネー"なるものをもらっていたので、このクラフトフェアでお買い物するのを楽しみにしていた。


出場ハラウ関係者&観客が徐々に会場に戻ってきて、さぁ表彰式!!となったのになかなか始まらない。
点数の間違いがないか2度、3度とチェックしていたらしい。
それでも間違いがあったんだけどね…。
しかもその間違いが我が女の子達のアウアナのスコアだったし。
表彰式では入賞しなかったんだけど、翌日に実は130点も低く計算されていることが判明して大会委員会に連絡。
返り咲き1位ですよ。
あんなに時間がかかったのにこの間違い。
う~ん。
ついでに受賞者の発表の順番がわかりにくくて、女の子達はクムと一緒にステージに上がって表彰されるという機会を逃した。
残念すぎる!!


後に応援に来てくれていたハラウメンバーがハラウのステージだけを録画したDVDをくれたので見てみた。
一番見たかった男の子達のアウアナとクプナカネのソロが入っていなかったのがすっごく残念!!
クプナカネのソロ、これも相当観客の反応が良かったらしいのよね。
司会者が

「いやぁ、彼はプロだね!!」

と言ったらしい。
そしてソリストであるスコットが舞台を降りる際に、クムマークに向かって身振りで

「後で電話してねっ」

とやり余計笑いを誘っていたとか。
あぁ、見たかった!!
マイキーの出たカヒコ、みんな今年になってから始めたとは思えないほどの上出来でびっくり。
そして1位を受賞していいのか、と本気で疑った女の子達のアウアナ。
アラカイShantiaが驚くくらい目立った間違いがなく踊れていた。
みんな本番に強いのねぇ。


そうそう。
2日目はクムがアラカイとメインヘルパーにマイレ&プアケニケニのレイを用意してくれていた。
共にすごく香りがいいレイ。



一日中つけていたかったんだけど、Shantiaはケコアに授乳するたびにレイを外さなきゃいけなかった。
プアケニケニはあまり触るとすぐにしおれるんだよね。
表彰式にはもうレイなしだったよ。
フライベントにレイは欠かせないけど、ケコアの方が大事だもんねぇ。


こうして練習に明け暮れて迎えたフラ大会が終了!!
皆さん、お疲れ様でした!!

フラ大会2日目☆’Auana①

2012年08月11日 | Hula/Tahitian
二日目はアウアナ(現代フラ)
ケイキだけじゃなくクプナもこの日は出場するので、我がハラウは大忙し。
ソロ・グループ合わせて全8エントリー。
クム率いるミュージシャン達は何度もステージに出ることに。
ご苦労様です。


二日目のトップバッターはカイカマヒネソロのマリア。
一番最初って緊張するよねぇ。
ケイキちゃんの集合時間は10時、大会開始時間と同じだった。
だから全員が揃ってから一緒にマリアのソロを見に行く予定だったのに、半数以上のケイキちゃん達は保護者と一緒にマリアを見に行っていた。
つまり集合時間を無視ですよ。
控え室に既にいたヘア担当のケイキママもShantiaもマリアを見たいのは同じなのに。
結局、言われた通りに集合した人はマリアを見れなくて集合時間を無視した人はマリアを観戦できるという状況に。
…これ、ダメじゃない??


マリアから始まってまずはソロ4人がステージへ。
1人終わって控え室に戻ってくるたびにクムが

「次は誰?
女の子達、しっかり準備進めておいてね」

と指示。
もうこの日の女の子達の準備はアラカイ任せですな。


髪の毛をやってもらった子からまずはブラウスとパンタルーンに着替えさせる。
次に口紅以外のメイクの列に並ばせ、メイクが終わったら軽食タイム。
食べ終わった子から口紅をつけてもらい、少しずつ準備を進めていた。
スカートを着たら本番が終わるまで座れないから(しわになるから)、スカートは4人目のソリストがステージ裏にスタンバイしてから着用するように指示するつもりだった。
でもクムが3人目のソリストが終わって戻って来た時に、誰かが思わず女の子達にスカートを着用するように指示してしまったらしい。
気付いたらスカートを着始めている子が数人。

「あ~あ、今はいても絶対早いと思うけどなぁ」

と思うShantia。

「スカート着たら座ったらダメだからね!
お手洗いに行きたくなったらスカート脱いで行くんだよ!」

と指示。
女の子達、座れないというのがどれだけ大変かまだわかっていなかった。
スカートを身につけた女の子達、髪が崩れるから暴れられないしスカートがシワになるから座れないし、でちょっと退屈ぎみになってきた。
なので控え室でリハーサルさせることに。
アウアナの方が出来が悪いからリハは何回やっても無駄にはならない。
あははは~。


準備を進めている間に大会の方は1時間のランチ休憩に入った。
我がハラウの女の子達の出番は休憩後2番目。
つまり休憩が終わるまでにはバックステージにいた方がいい。
女の子達はあとレイをつけて帽子をかぶるだけ。
大して時間はかからない。
でもマイレレイをクムがどうつけたいのかわからないからとりあえずクムが帰ってくるのを待っていた。
ちなみにクムはランチに行ったらしい。
待っても待ってもなぜかクムが戻ってこない。
一緒にランチにいったクムの奥さんは戻ってきたのに。
もしもクムがぎりぎりに戻ってきたら大変なので、まず1人のダンサーに2通りのスタイルでレイをかけてみた。
真っ直ぐにかけた場合は3連のロケラニのレイが見えにくかったので、アラカイの独断でマイレは斜めにかけることに。


女の子達を縦1列に整列させ、まずマイレレイを斜めにかける。
マイレをかけてもらった子から3歩ほど左に移動してロケラニのレイをかけてもらう。
2つともレイをかけてもらったら更に3歩ほど左に移動してラウハラの帽子を頭に乗せてもらう。
流れ作業をやっているとクムが戻ってきた。
すでに出来上がったダンサーを見ても別に何も言わなかったから、きっとこの出来上がりで良かったんだと思われる。


12人全員の準備は出来たけど、まだちょっと本番までは時間がありそうだった。
でも男の子達、男性陣、女性陣がそれぞれの出番に向けて準備を始めたので控え室の人口密度はかなり高くなっていた。
なので女の子達を廊下に連れ出すことにした。
廊下に出る際、他のダンサー達から声援を受ける女の子達。
そして廊下に出るとミュージシャン仲間と話していたクムが

「お、準備できた?
じゃあShantia、バックステージに連れて行って」

と指示。
…もう行っていいの?
ていうかクムが連れて行かないの??
連れて行け、と言われたので12人のおしゃれなお嬢さん達を引き連れてバックステージへ。
ここでも20分ほど待つことになった。
座れなくなって約2時間。
女の子達、さすがにもう座りたいらしい。
でもこれが大会なのよ~。
アイロンがけが必要な衣装の場合は座れないのさ。
立っておくのが限界に近づいてきた女の子達に

「そうそう。ステージが終わっても着替えちゃだめよ。
表彰式まで衣装着ててね」

と言うとほぼ全員の顔色が一瞬青ざめた。
何がそんなに嫌なんだ?!と疑問に思ったShantiaに1人の子が

「表彰式が終わるまで座っちゃいけないの?!」

とすがるような目で聞いてきた。
なるほど、それを心配していたのね。
本番のステージが終わったら座るのはOKだと伝えてあげるとかなり安心しておりました。


本番は近づいてくるんだけど、またクムが来ない。
大丈夫だろうか、と心配していると突然どこからかクム登場。

「…どこから来たの?」

と聞くと

「ん?厨房のゴミ置き場から」

って。
…外でタバコを吸っていた、という意味でしょうかね?


クムが来たのでステージ袖に移動してスタンバイ。
すると急にクムが女の子達に

「You know what?
そのラウハラ帽子、記念に君たちにあげるよ」

って。
よく事がつかめていない女の子達の横でShantiaの口があんぐりになりましたよ。
だってこのラウハラ帽子、ハワイで一つ一つ手編みで編んであるもので1つ100ドル以上するんだよ?!
この帽子は元々はハラウの備品(っていう?!)になる予定だったのに。
それをプレゼントですと?!
私が欲しい。


サプライズのギフトをもらった直後にやってきた本番!!
カイ(入場)の曲♪Sassy Hula♪、入場に使う1番の歌詞が

『イヴィレイのお嬢さん、Sassyな踊り方をするんだよ。
いつも黒いカニを食べて、Sassyな踊り方をするんだよ』

というもの。
これをクムがちょっと変えて

『オレゴン州ユージーンのお嬢さん、Sassyな踊り方をするんだよ
いつもおいしいもの食べて、Sassyな踊り方をするんだよ』

と歌うと観客大喜び。
いい反応してくれるねぇ。



この写真、ボケてるけどスカートの動きがすっごく気に入ってる。
"とにかくSassyに"が影のモットーだったから。


前日同様、退場する側のドアまで移動して踊り終わった女の子達を外へ誘導。
再び外で写真撮影。
アウアナも無事終わってよかったね!!


フラ大会1日目☆Kahiko

2012年08月06日 | Hula/Tahitian
土曜日はカヒコ(古典フラ)の大会。
カヒコにはクプナは出場しないので、この日はケイキオンリー。
ソロの2人がまず先で、その後グループの番。
プログラム5番目が我がハラウのカイカマヒネ(少女)ソリストであるマリアの番。
グループの集合時間にはまだ時間があったので、会場でマリアを応援すべく準備しているとクムから電話。

「3番が始まるまでにはバックステージにいたいから進行具合を連絡して」

とのこと。
そうよね、テレビ番組みたいに出番前に呼びに来てくれる人なんていないもんね。


10時開始予定の大会、相変わらずハワイアンタイムで10分ほど遅れて開始。
始まったからといってすぐにステージで誰かが踊るわけではなく、観客のマナーの確認や審査員の紹介などが続く。
ようやく司会者が

「じゃあ早速最初のフラです!!」

と勢いよく言ってステージに最初のグループが登場したので会場外に行きクムに連絡。
任務を終えて再び中に戻り、落ち着いてプログラムを見てみると最初のフラは『Opening Hula』であって、審査対象外だった。
つまり0番目と同じだね。
0番目が終わり本当の1番目が始まるときにマリアのママとグランマがやってきて

「マリアとクムはステージ裏にいるわ」

と教えてくれた。
…待ち時間、長そうです。


ようやくマリアの番になってチャンター席にクム登場。



司会者がハラウの紹介をしてクムがまずチャントを唱える。
.
.
.
マリアどこっ?!
クムがチャントを唱え終わる頃にはステージ横にいるはずだろうマリアがいない。

「まさかマリア、バックステージに1人残されたのか?!」

みんながそう思っただろう。
ちょっとタイミングを逃したもののマリアは無事に出てきてくれた。
ふぅ。


他のソリスト達より年下のマリアのチャントの声はちょっと小さかったけど、フラは上出来。
重いティーリーフスカートを見事に動かして踊ってました。
更にクムの力強いチャントが迫力を増してくれてねぇ。
マリアが踊り終わって退場するとき、審査員であるクム・マークホオマルは立ちあがってマリアに拍手を送っていた。
そして司会者達は

「これこそ子供達を通してフラを次世代に繋ぐ最高の模範ですね!!」

と絶賛。


マリアのソロが終わったらケイキちゃん達の集合時間が近かったので衣装などを持って控え室へ。
女の子達はヘアスタイリストであるケイキママによってみんなお揃いの超アップスタイルに変身。
女の子達が髪の毛を整えている横で他のママ達はレイをとめる針金作り。
ベッタベタのフラワーテープと悪戦苦闘しながら針金を巻く。
その横でアシュランド支校のアラカイであるレイラニがパラパライのレイを各ダンサーのサイズに合わせて切って並べる。
切られたパラパライにShantiaが針金を取り付ける。
大会の準備は大掛かりですな。


女の子達の準備で大忙しの横で男の子達は2人のアンクル達の助けを得て黙々と準備を進めていた。
すると急にクムに呼ばれたShantia。
言ってみると

「なんでマイキーのクペエ(手首&足首につけるレイ)はブラッシングされてないんだ?
他の4人と揃ってないじゃないか」

と注意された。
そんなはずないのに、と思って見比べてみると確かに揃ってない。
他の4人のクペエのラフィアは細いのにマイキーのはまだ太さが残ってる。
ハラウで他のダンサーのクペエを見たときはマイキーのと同じくらいだったから、

「あ、これくらいでいいのね」

と思ったのに。
アラカイなのにクムの機嫌を少し損ねてしまったShantia。
いけませんね。
男の子達を手伝っているアンクルが急いでブラッシングしてくれて、少しはマシになった。
これ、後になって知ったんだけど、他の4人のクペエは前夜の夜中に母2人がプールサイドで集ってブラッシングをしたんだそうだ。
一言言ってくれてもよくない?
5人中4人の分だけブラッシングしたら残りの1人が揃わないのは当然じゃない??
大会なんだから全員同じじゃないといけないのにさ。
これを知ったとき、さすがにちょっと裏切られたような気持ちになりましたよ。


集合時間は女の子達の方が先だったけど、出番は男の子達が先。
素早く準備完了した男の子達はクムと共にステージへ。



控え室ではアラカイ2人と数人の母達が女の子の準備を慌しく続けていた。
クペエを手首&足首につけるのはアラカイの仕事。
踊っている最中に落ちないようにきつめにつけるんだけど、パラパライの長さがちょっと短いと苦労してねぇ。
そうしているうちに男の子達は出番を終えて戻ってきた。
後は女の子達だけ!
マイレレイをかける係、レイポオ(頭に乗せるレイ)をサイズを合わせて仕上げる係(Shantiaこれ)、レイポオを頭にピンで留める係、クビ用のパラパライレイをつけて後ろで留める係、に分かれてどんどんダンサー達を仕上げていく。
担当と違うものをしようもんならクムにすぐに注意されますよ。


ダンサー達の準備が整って廊下に並び、出演者が使うエレベーター(従業員専用)前にクム、ダンサー12人、そしてShantiaが待機。
他のママ達は観客席から見るために1階へ。
するとクムが

「あ、レイ忘れた。
Shantia、僕のレイを控え室から持ってきて」

と指示。
今、控え室鍵閉めたばっかりです。
鍵はケイキママの1人が持っています。
Shantia、猛ダッシュ!!
階段で1階に降りて会場に入り、鍵の持ち主を探す。
何とか見つけ出して鍵をもらい、控え室に戻ってレイをつかんで従業員用のエレベーターにダッシュで戻る。
無事にクムにレイを届けることが出来ましたけどね、無駄に疲れましたよ。


バックステージ=ホテルの厨房で待機しているとき、急に最年少ダンサーのソフィアが泣き出した。
右目が痛いんだそうだ。
見てみたけど何も見えるものは目に入ってない。
最初は

「いたぁい~」

と泣いていたのにそのうち

「ママァ~」

となり、アラカイShantia泣き止ませるのに必死。
多分メイクが流れて目に入ったんだろうけど…。
ソフィアが泣き止まなくても出番は近づいてくる。
ステージ横に並んでもまだソフィアは目が痛い、ママがいい、と泣き続けていた。
気付くと次のハラウのクムがソフィアをなだめていた。
同じ慰めの言葉でも全くの赤の他人が言うと、なぜか効果がありますな。
ステージに出る直前で泣き止んでくれた。


ケイキちゃん、初の大会のステージ。
チャントを唱えながら入場し、クムのイプヘケの合図で正面に向いてカヘア。
直後に踊りだすと観客から大きな声援が。
その途端、我が娘ティアの顔が輝くような笑顔になりまして。
声援が相当嬉しかったらしいんだけどステージ袖から見ていた母は苦笑した。

「ティア、笑顔が大きすぎ。
カヒコなんだからもう少し控えめで」

と思っちゃった。


ケイキちゃん初の大会ステージを一部始終見届けたかったんだけど、アラカイとしての役目を忘れるわけにはいかない。
ケイキちゃん達がステージで踊っている間にバックステージを通って反対側に移動し、退場する側のステージ袖でスタンバイ。
ステージを降りた後にケイキちゃん達がスムーズに会場から退場出来るように誘導するのです。
だからステージの最後の方も見れた。
真ん中だけ見れなかったってことですね。


無事に初の大会ステージを終えた後は外に出て記念撮影。
Shantiaは控え室にカメラを忘れたので、他のママ達が写真を撮っている間にクムと控え室へ。
控え室についてカメラを取り1階に戻ろうとすると、クムがレイをはずしているのに気付いた。

「クムも写真に入らないと」

と言うと

「僕が?! 僕が写真に入る必要あるの?」

って。

「…だってクムフラでしょう?」

と答えたShantia。
初の大会ステージ後の集合写真に指導者であるクムが入らないっていうのはどうなの?!
Shantiaの説得を聞いてくれてかどうかは知らないけど、一緒に外に戻ってくれたクム。
記念ですもの、一緒じゃないとねぇ。




写真タイムが終わって控え室で着替え&片付けをしているとかかさま登場。

「もぉ、予定より早く進んだのね。
ちょっと外に出て戻ったらもう終わってるんだもん。
シャーちゃん達、見れなかったわ。
あ、でもマイキーはちゃんと見たのよ」

だって。
アウアナはしっかり見てあげてくださいね。
こうして1日目が終了。

フラ大会☆リハーサル

2012年08月04日 | Hula/Tahitian
金曜日は大会のリハーサル日だった。
ダンサー達の集合は11時だったけど、ソロダンサー達は審査員とのインタビューがあるので10時前にクムの部屋に集合。
で、なぜかアラカイも呼ばれた。
毎回のことながらクムの部屋は最上階のスイートルーム。
便利なことにインタビューの部屋は目の前。
他のハラウのソリスト達が廊下待機の中、我がハラウはスイートルーム待機。
待遇いいじゃない??


10時から行われるはずだったインタビュー、審査員達の関係で10時半ちょっと前に開始。
ここですでに30分遅れ。
クムとソリスト達がインタビュー部屋へ入って15分後、クムが出てきた。

「あ、終わったんだ」

と思ったのもつかの間、クーラーボックスを抱えてまたインタビュー部屋へ消えていった。
そして数分後、クムと審査員達のそれはそれは大きな笑い声が響いてきた。

「…あのクーラーボックスの中身、何?!」


インタビューは10分ずつのはずなのに誰も出て来ない。
既に時間はダンサー達の集合時間。
アラカイであるShantiaは集合場所である1階ロビーへ。
大体なんでここに呼ばれたかが分からない。
1階にはちゃんとみんなそろっていた。
偉い、偉い。
他のハラウもステージリハーサル待ちでロビーは大混雑。
しかも我がハラウはケイキが多い。
ってことで、アラカイShantiaケイキ達を外に連れ出した。
ついでに集合写真も撮る。
一石二鳥。
ソリスト達がいないのが残念だけど…。
保護者達も揃ってシャッターを切る。


写真を撮った後もリハーサル直前まで外で待機させることに。
リハーサル予定時間は11時40分。
でも予定通りにはいかないのがハワイアンイベント。
私達の二つ前のハラウのリハーサルが始まったのが11時30分。
何度も大会関係者がスケジュールを書き直し、やっと我がハラウの番が来たのが12時20分。
しかもクムとクプナソリスト達がまだ戻ってきていない。
インタビュー、何時間するの?!
クムなしでも割り当てられたステージリハーサルの時間を無駄にするわけにはいかない。
20分ほどでソロ&グループ合わせて8組のリハをしないといけないのでね。
なのでまず女の子達をステージに。



ステージに立たせて目印を決めさせ、主に退場の練習。
そして次に男の子達。
このグループは楽でいい。
なぜこの5人はこんなにも楽なのか。
男の子達がステージにいる間にクムが戻ってきた。
なのでクムにバトンタッチしようと思ったのにクムが

「ん?続けて」

って。
いや、クムが満足するようにしてあげて。


男の子達の後はクプナワヒネ。
このグループはフォーメーションの変化が多いらしくステージ上での時間が長い!
やっとクプナカネの番になり、続いてソロ。
ソロも楽よね。
1人1分位で終わったよ。
ソロの後、クムが

「これで全部終わった??」

と聞くので

「もう1回、女の子達みてあげて。
右側がちょっとバランス悪い」

と言うと意外にも機嫌よくOKが出た。
なので急いで女の子達を再びステージへ。
アラカイがバランスが悪いという並びを見て、

「…今、どういう並びなの?!」

と聞くクム。
クムが2週間前の練習で並べた通り、前列に5人、後列に7人、後列は前列の間に並んでますよ。
それを聞いて数秒考えたクム、後列の一番右端が立ち位置だったキャシュール(6)を前列に置くことに。
そのときのキャシュールの顔!!
斜め前にいたキャシュール母に喜びと驚きがいっぱい詰まった顔を見せていた。
かわいいねぇ。


ステージリハ終了後、一度ランチ休憩。
そして今度は最上階のリハーサル室でリハーサル。
こっちは我がハラウに当てられた時間が40分。
やっぱり最初は女の子達。
女の子達の焦点は列をまっすぐに保つこと。
このリハーサルではあまりクムの機嫌が良くなかったね。
これも大会には付き物。
女の子達リハ終了後、今度はハラウが借りた会議室に移動して更にリハーサル。
女の子達、

「…泳ぎに行きたい。いつまでするの??」

って。
ちゃんとやればすぐに終わるの。
大会に来てるんだから、まずは大会が先。
会議室リハではとにかくアウアナに集中。
カヒコは結構出来上がってるけどアウアナがねぇ…。
もう本番まで1~2日しかないので短い期間でも修復可能な箇所だけ集中レッスン。
やっと女の子達を解放したのが4時半。
男の子達は自ら少し練習したいと言うのに、女の子達は言われるからする。
…これが差だね。


そうそう延々と終わらなかったソリストインタビュー。
クムが言うにはマリア(女の子のソロ)のインタビューに1時間かかったらしい。
10分の予定なのに。
審査員達が何度も横道にそれた話で盛り上がってそうなったらしい。
絶対クムも参加してたよね、その話に。


なにはともあれ、インタビューもリハーサルも予定を大幅に過ぎて終了。
後は本番のみ!!