自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

KATHMANDU-3日目

2009-05-16 07:58:14 | チベットの子どもたち
昨日に引き続き、千晶さんが、今日の一日をアテンドしてくれます。

おまけに、リンチンチュトゥンも一緒です。
目的地は、千晶さんお勧めの、山の中にある尼寺。


きょうは少し遠出をします。

1時間以上かけて、たどり着いた場所は、パドマサムババという高僧が、インドから密教をチベットに持ち込む途中で立ち寄り修行したといわれる聖地。

暴れる竜を収め、地中に閉じ込めたところ、そこから水が湧き出てきたという池。
湧き出る水は、腐らずに、何年でも保存できるという不思議な水。


「生水には気をつけろ!」と何度も何度も、いろんな人に言われてはいたものの、そんな聖なる水を飲まないなんてことはできません。

飲みました。



大丈夫でした。おいしかったです。やわらかい水です。
あまり冷たくはなかったけれど。


山の上にある、パドマサムババが瞑想をしたという場所にも行きました。



密教は、前期、中期、後期とあって、僕たち日本人になじみのある空海が持ち込んだ密教は、中期密教なんだそうです。
後期密教は、日本ではあまりなじみのあるものではないみたい。

ぜんぜん知りませんでした。

この後期密教の中心が、このパドマサムババです。


千晶さんが言うには、実は、お釈迦様よりも、人気のある存在なんだそうです。
空海と似ている感じがすると言っていました。


確かに、空海も、中国で大阿闍梨(あじゃり)なって日本に帰ってきてから様々な場所で不思議なことをたくさんしましたからね。

さて、山の中の尼寺に向かう前に訪れたのが、カギュ派の尼寺の修行場所。

普通のアパートのような建物に、何人ものアニが瞑想に励んでいます。
長い人は何年も・・・・。

みんな自ら望んで、修行に入るのだそうです。
何週間も、時には何ヶ月、何年もの間、部屋にこもります。

千晶さんいわく、「気持ちがいい」のだそうです。

その、アニたちをサポートするアニに昼食をご馳走になってから、いよいよ山へ。



この道のりが、大変な道のりでした。

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