自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

KATHMANDU 4日目-2

2009-05-19 17:05:09 | チベットの子どもたち
タクシードラーバーをチャーターしました。

ネパールで困るのは、物の値段。

金額表示されているものは、ほとんどなし。

ホテルのレストランメニューには、さすがに金額が表示されていますが、それ以外は交渉。

千晶さんからも、お土産を買うときには、20~30%は引いてくださいと言われています。

タクシードライバーにパタンまでいくら?と聞くと、「3時間のチャーターで2000ルピー」

昨日1日中タクシーを乗り回し、それも超悪路を走らせたにもかかわらず、1300ルピー。
どう考えても高い。

「昨日は1日で1300だよ。いくらなんでも高いでしょ。1000ルピーで十分でしょ?」

「No,sir.Where did you go yesterday?」

「ググググッ、どこ?って言われてもわからない。山のほう。そう、パドマサンババ知っているでしょ?ほらブッダよりも人気があるっていう。そこに行ったの」」

 パドマサンババ像

「Sorry,I don't know,sir. 2000Rs sir」

「いやいや、とんでもない。1日で1200だったのに、3時間で2000はおかしいでしょ」

「2000Rs sir. Next 1 hour,250Rs sir」

こんなやりとりをしながら、パタンに到着。

パタンは、カトマンズ盆地3都市のひとつ。
どうやら「世界遺産」らしい。

圧巻でした。

ボクは、初日に千晶さんに連れて行ってもらった、ボダナートも好きだけど、このパタンもすぐに気に入ってしまいました。

赤レンガと木材でつくられた建物が、町を創っています。



かつての王の宮殿。

居並ぶヒンドゥの寺院

王宮を使った美術館。



まさに異空間。

この町にまともに入るには、入口らしきところで入場料を支払います。
親切な、日本語をしゃべる男の人に促され、チケットを買いました。

この男。
付きまとうんですよ。

「コッチニキテクダサーイ。ゼンブミエマス、コッチコッチ」

確かにすばらしい景観です。

「ゴ-ルデンテンプルモアリマス、アンナイシマショウ」
「あー、ボクは一人がいいの、ダイジョーブダイジョーブ、ありがとうネェ」


「ヒトリジャワカラナイヨォ。ムズカシイヨォ、ガイドノシゴトチョーダイヨォ。フケーキネェ」
「あー、いいのいいのー、ダイジョーブヨォ」


「ダイジョーブナイヨォ。ソンナコトイワナイデヨォ。イッショノホウガイロイロワカルヨォ」


「モウーイイノヨォ、ヒトリデイクノヨォ」

だんだん自分の日本語もおかしくなって、この男を振り切って、建物の中へ。



とたんに、「ニホンジン?アンナイスルヨォ」


どこに行っても次から次にガイドの売り込み。

 写真を撮ったらチップをねだった老人

帽子かぶって、サングラスかけて、マスクして、一切無視することにしました。
かなり怪しい存在です。



落ち着いて見回すと、本当に荘厳な町並み。



好きでしたこの町。
美術館も、王宮を使っているので、その当時の生活がしのばれます。

展示品も興味深いものばかり。

結局3時間どころか、5時間もうろついてしまって・・・・。

でもこのタクシードライバー、とってもいい人でした。
最後は、「OK sir. イクラデモイイデサー。」
(スミマセン、ここちょっと作りました)

明日はいよいよ帰国の途へ。

飛行機の時間の夕方まで、このタクシードライバーにお願いすることにしました。




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