自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

2010グロース4日目-①「いねむりおじさん」

2010-08-31 07:09:07 | グロースキャンプ
4日目は快晴。


今日は、3日間の疲れもあるし、せっかく滞在しているこのヌプカの高原を、たっぷりと味わう一日です。



朝食の時に元気そうな顔を見せたアキトは、相変わらず熱が下がりません。
アキトは、熱が出るとなかなか下がらない体質なんだと、本人が言っていました。

体に赤い発疹までできていましたし、「じゅくじゅく」のコトハの太ももも、手持ちの薬よりも医者に見せたほうがよさそう。


2人を士幌の病院へ連れて行くことにして、ほかの子どもたちは、高原での実習です。


午前中は、4チームで、子どもたちが大好きな「いねむりおじさん」


目隠しをした「いねむりおじさん」が財宝の番人で大事なカギをもっています。
おじさんは地べたに座り込んでいて、目の前の財宝を取られないように見張っているという設定です。

でも、ついウトウトしてしまいます。


ほかの子もたちはその財宝を狙う泥棒です。

泥棒たちは足音を忍ばせてそっと近づいてきます。



でも「いねむりおじさん」はわずかな音を聞きつけて、その方向を指さします。



後ろにいる審判の判断で、当てられてしまった子どもたそこでアウツ!



うまくその財宝を取って、安全なスペースまで逃げきれば子どもたちの勝ち!

全員当てられてしまったら「居眠りおじさん」の勝ち。



高原の一番上の場所は、砂利がひいてあります。
歩けばいやが応でも、ザッザッと足音がします。


おまけに、財宝は鍵束。

持ち上げるときに気をつけないと、ガチャガチャ音が鳴ります。



いねむりおじさんになりたい子どもたちはたくさんいます。


何度も何度も、この集中したゲームを子どもたちは楽しみます。


ナイトハイクや、こういった目隠しの実習は、子どもたちの心を大きく刺激します。


注意力や集中力が養われます。


うるさい子どもたちにいくら静かにしろ!と叫んでも、たとえ黙り込んでも心はずっとおしゃべりをしています。


こういった集中のゲームを通して、子どもたちは静寂を体験していくのです。


この実習の後は、目隠しトレイルと、目隠しいも虫。


ネイチャーゲームは、ダイナミックではありませんが、ひとつひとつ自然を味わえるボクが大好きな実習です。








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