ぐるめも。

ようやくタイトル決定。
食で紡がれていく記録と記憶。

ザズル@西麻布

2006-06-28 21:39:53 | 六本木・麻布
この日(1週間ほど前のこと)は、久しぶりに飲んだ…

これが飲み会とか、デートだと、結構ネタになるんだけど、ビジネスなので、店の紹介に終始、今回は。



花金(←最近リバイバルで再登場しているらしい)の夜。


最初に行ったのは、西麻布交差点から徒歩7分ぐらいのところにある、てやん亭

メインの紹介は2軒目なので、軽い紹介だけど、ココの店も結構使える。
1軒屋を改造していて、大変隠れ家的な雰囲気ながら、居酒屋価格。
食事は創作和食中心にレベルも高いし。
仲間でどうぞ


2軒目がお勧め

ここも、西麻布交差点から、徒歩5分ぐらい。

路地に店のマークが入った扉があって、開くと地下への階段がある。


店内は薄暗いながらもゆったりと、贅沢な空間使い。

“赤”と“白”をそれぞれ基調とした2本のバーカウンターが延び、それらに挟まれる場所に、ラウンジスペース。

深い赤のソファや壁が、なんとなく怪しい気分になる。


一流のバーテンダーが作るオリジナルカクテルもさることながら、この店の女性スタッフ、美女ぞろい。

なので、一人でフラッと行ってカウンター越しに彼女達との会話で癒される、という使い方もスマート。

もちろん、気になる人や気の合う仲間でも、裏切ることなくその輪を昇華させてくれる。



あと、裏の使い方。


この店、バースペースとは別に個室が

入口は同じながら、入ってすぐ分かれるし、しかも個室に行き着くまでに1枚の重い扉を経るので、他のゲストの目を気にする必要なし

そして、カラオケと冷蔵庫つき

しかも冷蔵庫内の飲み物は飲み放題(追加可能)


仲間で怪しく盛り上がりたいときは、この店でしょ。


そんなこのお店の名前は、ザズル

和訳すると、“隠微”だって




と、いうことで明け方近くまで飲み続け。。。

翌日は昼まで機能せず

とりとん@吉祥寺

2006-06-25 21:25:45 | 中野・荻窪・吉祥寺
やっぱこの沿線、いい店が多い。

“勝負”というよりは、気軽に男同士で楽しめるような店が。

隣の駅には親友(≒悪友)が元々済んでいるし、もうちょっと先には、リスペクトする遊び人、もとい、ビジネスパーソンが済んでいることも判明したし、ますます活発になりそうだ(なにが?)

今回紹介するのは、吉祥寺の駅から徒歩15秒のところにある、とりとん


“とり”は鶏。“とん”は豚。

鶏と豚がとにかく美味しい。刺身はすぐに“ヤマ”になるのでお早めに。

その他、居酒屋料理も、素材や調理に工夫が見られるし、値段は安いし、気軽に使える店として凄く重宝


あとは、スタッフがとにかく元気いっぱいで仲良し。

(客に対して失礼かと思うぐらい)友達感覚で接してくれるし、テンションも高いので、こっちも元気に


元気がもらいたくて、美味しいお酒や料理を、値段を気にすることなく楽しみたい、そんなときはここでしょー



それにしても最近は、吉祥寺もすごい街になったなぁ。

土日なんて、人ごみが凄くて歩きづらいほどだね。


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古川@銀座

2006-06-24 22:20:20 | 銀座・東京
前回の銀座キャンドルに続き、銀座洋食名店シリーズ(今回で終了かも)。


ニューメルサの7Fにある、銀座古川へ。

最近、雑誌やTVで紹介されたからか、12時前に行ったにもかかわらず、店は行列。

20分ほど待ってやっと店内へ。


オーダーしたのは、ポークカツカレー(画像)。これで1,800円。

ちなみに名物は、エビフライとドライピラフ、クリームカレー添え。これで2,600円。

こんなビジュアル。

値段もさすがの銀座価格。


ボリューム満点だし、しっかりした味付けでGOOD
トンカツも衣がサクサクで肉も柔らかい


銀座キャンドルよりも、更に“洋食”っぽく、昼仕様かな。



それにしても、料理の表現、この稚拙さから、脱したい

DANCYUみたいに、読んでいくだけで唾液が出てくるような…


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SAYANG & ラ・ティーダ@恵比寿

2006-06-23 22:36:30 | 恵比寿・中目黒・代官山
先々週から翻弄されているトラブルシューティング。

今般、ようやく第3フェーズクリア。
これで、超えるべき山は超えた。やれやれ、って感じ。

で、今週は給料日だし!

みたいなノリで、会食で恵比寿へ。

恵比寿はちょっと久しぶり。心踊る。
ちょっと行かないと、店の代謝がホント激しい。


店は、SAYANG

拙ブログ立上げ当初ぐらいに紹介してる(旧の方で)。

なんか読み返してみると、分かった風にえらそうに語ってるなぁ、僕。
恥ずかしい


えらそうに語っているので、店の詳細はそっち参照。

“旨くて使える韓国料理店”という意味では、僕の中でお勧めの準備は高い。

だって、

 美味しくて(フレンチアレンジしてる)
 雰囲気良くて(アジアンリゾートがコンセプト)
 サービスが良くて(カーディナス出身者が店長)
 空いている(???)

ってところがGOOD

画像は最後に出てきた、コリアンデザート盛り合わせ。
オシャレでしょ!?





二次会は内輪で、ゼストの近くにある沖縄料理店、ラ・ティーダへ。

なんでこの店チョイスしたんだっけな~、と店に入ってから思い出した
このブログにちょくちょく遊びに来てくれているKさんが行った店だった。

本格的な沖縄料理が食べられるらしい、んだけど、2軒目なので、つまみをほどほどに、シークワーサーサワーなど。

ここは1軒目に行くべきみせだなぁ、と実感


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ザッツバーガー・カフェ@中野

2006-06-22 00:47:22 | 中野・荻窪・吉祥寺
高校時代、一応真面目だったので、学校を完全にサボったことは、1回しかない。

その1回は学校の最寄り駅のマックで、ハンバーガーを食べながら、友人とずーっと喋りたおした1日だった。

よくあんなに喋ることあったなぁ、今思うと。

その殆どは、恋愛ネタ。

その最大のテーマは確か、「気持ちをどうやって伝えるか」


携帯もなくポケベルも普及していないこの頃、連絡手段は、実家の電話か手紙。電話が主だったかな。

電話は家からかけることができないから、夜に散歩に行ってくるとか親に行って、テレカ隠し持ちつつ近所の電話ボックスへ向かう。

道すがら、頭をめぐらしまくる。

 ・親が出たらなんて言おう
 ・どうやって思いを伝えよう
 ・デートに誘う口実はどうしよう
 ・もし相手に彼氏がいたらどうしよう
 ・友達から、とか言ったほうが驚かないかな

などなど。

でも実際話してみたら緊張して、思ったことの半分も伝えられなかったりして。
で、あとで猛烈に反省したりして。


無駄に思いをめぐらした分、ぐったり疲弊して電話ボックスを出たりして。
夏場は汗びっしょりだったりして(笑)




今思えば、この、思い悩んだ時間が、その先のコミュニケーション能力の会得に一役かっていたような。

 ・相手がどう思うか
 ・ストレスなく自分の気持ちを伝えるにはどうするか
 ・そのシチュエーションをどうもっていくか

考えることで鍛えられ、反省することで成長する。



携帯やメール、SNNでコミュニケーションが簡易になりまくっている。

先のような思い悩みの必要もない。

それってコミュニケーション能力の向上のきっかけもないってこと。

今の若者、大丈夫かな~、なんて、オヤジみたいなことを思ったりして。

そういえば、あと2週間で三十路だ。



…って、全然趣旨ずれた


冒頭のマックの“ハンバーガー”が今回のテーマ。


ハンバーガー発祥の地は佐世保。

軍港都市として機能し、そこに立ち寄るアメリカ人を相手取ってハンバーガーを出す飲食店が誕生したのがきっかけ。

B級グルメブームに乗り、東京などでも人気メニューに。

で、その店の1つが、中野にあるザッツバーガー・カフェ


バンズに挟まれた、肉厚のバーグとレタス、目玉焼き、ベーコン。
また間にかけられているマヨネーズも絶品

口に入りきらないほど大きいため、包装紙の上から、上下にググゥッと潰して食べる。

それでも大きいので、口角にソースをつけながら、“ア~~~ンッ”と大口開けて食べる。

で、ハイネケンで流し込む。


幸せ



前に紹介した、A&Wのハンバーガーと、どっちが美味しそうですか???


つな八@新宿 on three days before the father's day

2006-06-19 00:46:09 | 雑記
この週末は特段外食はなし。

ということで、たまにはグルメ以外の独り言でも…


でもでも、な~んか気分が乗らない。

日本代表。勝ち点1。中途半端でなんだかな~




ということはさておき。



先日、この人の講演を聴く機会があった。




予定の時間を大幅に超えた約2時間、楽しい話を聞いた。

もっとも、講演のテーマは「家族」ながら、途中からどんどん脱線していき、“チ○コ”とか、“ペッ○ィング”を乱発されていたけど(笑)。
やっぱこの人、変態だ。


そんなリリーさんの、たくさんの興味深い話のなかで、印象に残った言葉がこれ


 「親子の関係は、いつの日か逆転する」


幼少時代は子供は弱く、親を頼り、親は子供を守る。
が、いずれ年月が過ぎ、親が年老いていくと、今度は子供が親の面倒を診、親は子供に頼るようになる、という。

当たり前のことだが、この逆転現象、全ての人にやってくるものであり、それを初めて感じる瞬間は、抗えない経年を痛感し、寂しさを感じるものだ。




当然僕にも、父親に対して、それを感じる瞬間が、かつてあった。

でも僕の場合は特別で、寂しさと同時に、父親の、父親としての、家族を守る想いの強さみたいなものも実感してしまう、という、相反する感情をも同時に抱く、とても稀有な経験だった。




父親は昔から、極めて無口で、表情が少なかった。
感情を外に表すことは稀で、酒を飲んでも普段と変わることはなかった。

弱さを見せない反面、僕や母弟に対する過度な愛情表現もなく、時としてそれは物足りなさを感じることもあった。



契機は、大学4年生の、春から初夏にかけてのこと。

この頃父親は、なんとなく体の調子を崩していた。

本人は“風邪”と言っていたが、かなり長引いていたし、決して快方に向かってはいなかった。

それでも父親は、“大丈夫”の言葉のみで、出勤を続けていた。





そんなある日のこと。


その日は病院に行くとかで、会社を休んだ父親に見送られて、大学に行くことがあった。

玄関で振り返って父親の顔を見たとき、開いたドアの隙間から、太陽の光が父親の顔を照らした。

その日差しが強かったせいか、父親の顔が、なんとなく黄ばんで見えた。






黄ばみが、照り付けのせいではなかったことが分かったのは、その日の夕刻のこと。


僕は大学帰りの途中で母親と待ち合わせ、代々木にある大学病院向かっていた。

病室に入ったときに最初に目にした、ベッドに横たわる父親。



予想もしなかった事態に、状況すら把握するのに難儀した。

初めて見る、父親の弱りきった姿に、動揺し、もの寂しさをも感じた。



母親が入院手続のために病室を出て行き、父親と二人きりになった。

こんなとき、どういう言葉をかけてあげればいいのか、迷った。

数十秒の沈黙の後、父親の方から会話が切り出された。

ほとんど普段は黙っている父親が、こんなときに限って珍しく、自分から口を開いた。



 「悪かったな、○○○会社の△△さんに、話を通せなくて」



鼻から入れている点滴の管の影響で、発する声は聞き取れないほど細かった。

父親が何を話し出したのか、数秒理解に苦しんだが、ようやく思い出した。



当時僕は、就職活動真っ最中だったのだ。



“史上最悪の就職氷河期”といわれていたこの年、アメフトと遊びに時間とエネルギーを費やし、特段資格や専門知識も持っていなかった僕は、他の学生と同じく、かなりの苦戦を強いられていた。

そんな中、父親がある上場企業の役員と知人ということで、いわゆる“コネ”をお願いしたのだった。
が、結局話を通す前に、この日が来てしまったのだ。


 自分の身体が大変なのに、俺の就職活動の心配なんて。
 手術を受ける前後も、入院が決まったときも、そんなこと考えてたの。
 喋るのも辛いでしょ。いつもみたいに黙って寝ていればいいのに。
 就職なんてすぐに決めてみせるよ、自分の力で。


…と、答えようと思ったが、胸が詰まって、声に出せなかった。


嗚咽になっちゃうかも、かっこ悪いなぁ、なんて思った瞬間、母親が戻ってきた。

僕は我に帰り平静に戻り、母と共に病院を後に帰宅した。



病を患い弱り、病室で僕に見下ろされている父親

それでも、僕の就職を最初に心配する、頼れる父親


まったく異なる父親の側面を見てしまったその夜は、なかなか寝付けなかった。

夜通し誓った。「絶対、すぐに就職活動を終わらせよう」




3週間後、なんとか第1希望である、今の会社に拾っていただき、母親と報告に行った。

父親はいつもの父親に戻っており、「おめでとう」と言ってくれた。

帰り道、母親と、新宿のつな八で食事をして帰った。


そして、父親はまもなく退院し、いつもの生活に戻った。




自分が父親になって、初めて迎える父の日を、3日後に控えた平日の午後。

仕事で新宿に来たついでに、つな八で、天ぷら定食を食べた。
(画像はWEBから。)



思い出す。21歳のこの時期。

父親の存在の大きさを、見せ付けられつつ奔走した就職活動。

父親の状態も、就職先も、良い方向で落着し、母と食べた天ぷら。

普段なかなかランチで食べることのない、揚げたてアツアツの天ぷらに、ちょっと甘めの天汁。
天ぷらの熱さに、上顎を火傷しつつ、白米をかき込む。

確かそのときは、瓶ビールも付けたっけ。
『色んな意味でお祝い』
とかなんとか言って。


社会に出て、それなりのものを食べていながら、このつな八の天ぷらが、やっぱり物凄く旨く感じるのは、そんな思い出も、加担しているのかもしれない。





まず目指すべくは、“強く頼りになり、家族想いの父親”かな。





結局、長々と書いてしまった

ビーコン アーバンチョップハウス@青山

2006-06-16 22:02:51 | 青山・表参道
先週から翻弄されているトラブルシューティング。

この日、ようやく第2フェーズクリア。

あとひとつ。

あとは時間との戦い、かな。

気は抜けない。


とはいえ、気晴らしは大切!(←なんか前回と同じノリ)

ということで、他部署も含めて6人ぐらいで、青山のビーコン アーバンチョップハウスへ。

ロケーションは、こどもの城の横。

ここって、元々ロイホだったような…。

CICADAの系列店のこの店、内装もセンスよく、食事も、アメリカンダイナーゆえのダイナミックさは出しつつ、上質で繊細な味付けはなかなか


リブやサーロインのステーキももちろんだけど、シーフードも美味しかったな。

あと、ビールも自社で作っているため、美味しい。ペールエール格別


この店のロケーションもいい。

この店が入居しているビルは、サンエーインターナショナルの本社。

また周囲には、関連業種(つまりアパレル)の企業もオフィスを構える。


なので、来店客が美男美女(特に美女が多い)。

なんか、女性同士の2~3人組みが多かったかな。


一部の隙もなく厳しく自己管理し、美しく素敵に生きている人を周囲に見ると、なかなか刺激になって、いい。



そんな刺激を受けつつ、社内の尊敬できる仲間と、興味深い情報などを交換しつつ、肉と魚と美味しいお酒

さらに店のスタッフのひとりが、同席していた同僚の学生時代の後輩だったり、途中で代表の寺田氏が登場したりと、なかなか新鮮で刺激のある夜だった



そうそう、この店は、デートというよりも、グループでの利用がお勧め

ただし客単価が若干高めなので、飲みすぎには注意

この店で胃を幸せにしたら、2軒目に繰り出しましょう。
周りには、飲み屋からちょっとオシャレなダイニングまで、いろいろあるので


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