ぐるめも。

ようやくタイトル決定。
食で紡がれていく記録と記憶。

紋屋@泉岳寺

2007-03-30 01:18:43 | その他都内
日頃から可愛がっていただいているコンサルの方と食事。

泉岳寺の、なんと境内に今年2月にオープンした紋屋で、旬の和食をいただく。

富山の魚介にフューチャリングした“和の心”は、ここ最近の、フレンチだイタリアンだ、って感じでドロッとした体内を、綺麗に浄化してくれる感じ。

繁華街では考えられないぐらいの贅沢な空間演出も居心地がよく、年上の女性なんか連れて行きたい感じ。

凛としている。


この夜の話。もうすぐ50歳になろうとするコンサルの男性は、僕と結婚暦が、なんと一緒(しかもお互い初婚ね)。

いままでさんざん一人遊びを満喫したであろうその人に、敢えて聞いてみた。

 なんで結婚したんですか?
 一緒にいることを選んだのはなぜですか?

その答え。

 二人でしかできないことがあって、それが幸せと感じたからかな
 日曜日の夜に二人でリビングでTV見て、さんまの話に爆笑したり
 休日に近所の小汚い定食屋でレバニラ炒めがっついたり
 なんかそういう、気持ち的に二人だからこそ楽しめることってあって
 “つがい”ってコトバがすごくしっかり理解できたというか、ね
 



場面は変わるけど、一昨日、所属する部の送別会があった。

今年で定年退職する、専門役の、最後の言葉

 私は“&”というコトバが大好きです
 なぜなら、“&”は、愛だからです
 “&”は、“共生”
 共にいる、共に生きる
 一緒にいるってこと
 これ以上の愛を表現する一言ってないでしょう
 みなさんも、周りの人と、“&”な糸で繋がっていてください



なんで結婚したの?
どこは好き?


そんなよくある質問に対する、いちばん分かりやすい答えですよね。


一緒にいたいから




激務に疲弊している年度末。

良い話が聞けました。


和食を食べた、身体のデトックスと共に、心のデトックス。

ROPPONGI HILLS CLUB@六本木

2007-03-28 01:03:39 | 六本木・麻布
ついに仕事上の電話のコールバックさえもままならなくなりました。
とりあえず携帯の着信履歴が全て同じ日付で埋まる、というのはやめて欲しいところ。。。

でもね、もう『忙しいっ!!』とかいうのやめました。

だってね、かれこれ3ヶ月以上、状況変わってないんだもん。
ってことは、きっとこれが普通の状況に、今後はなっていくんだと。
“今が忙しいから我慢”とかいって耐えてたら、たぶん我慢しているだけで時間が経ちそうだと。

キャパオーバーなのは否めない。でも不可能ではない。
インプットとアウトプットをとにかく積極的にすること。
そうするとキャパも嵩増しするし、そういう時期なのかも。
キャリアフェーズとして。
(とかいって自分に言い聞かせてる!?)


この日食事をした、憧れている某社代表のYさんも、そんな過程を踏まえてるんだろう。

もう生を受けて半世紀経っているにもかかわらず、枯れない生命力。
特にこの人には、親しみと色気が見事に同居していて、本当にカッコいい。

一言で表現すると…なんだろ、『暖かい艶』かな。
一等輝くのではなく、同調するのではなく、なんとなく包み込みながら優しく輝く色気。

東京タワーの存在に似てる。というといいすぎか。。。

そんな東京タワーを見下ろせるロケーションにある、ROPPONGI HILLS CLUBで、その人と2年ぶりぐらいに夕食をすることができた。
う~ん。やっぱり東京タワー、似合うな、とか思いつつイタリアンを楽しんだ。

このタイミングで食事ができたのは、良かったのかもしれないな。


最後のドルチェの後に飲む飲み物は、ダブルのエスプレッソ。
それを一気に飲み干す。

僕がよくフルコースを食べた後、そうするのは、実はその人の所作の模倣。

2年ぶりのこの日も、変わらずにエスプレッソダブルの一気飲み。
僕ももちろん。

口に残る苦味が、それまでの楽しい食事と刺激的な会話を締めくくり、気持ちよく家路についた



そうそう、ROPPONGI HILLS CLUBも3年が経過し、全面的なリニューアルをしているとのこと。

時間が経つのは早いですなぁ。。。

吾照里@渋谷

2007-03-18 21:36:01 | 渋谷
初体験は、想い出に残る。

特に、食は。
さすが、3大欲求のひとつ。

他の2つは、一度体験すると、その後新たな“体験”は、なかなかできないもの。

でも食は、常に新鮮な初体験に近い位置にある。
初めての地方料理/食材…とかね。

だから食べることって楽しいんだよね~


産まれて初めて、渋谷の雑居ビルにある韓国料理店、吾照里で石焼ビビンバと食べたときのことは、鮮明に覚えている。

大学4年生の春。4月。19時ぐらいに、確か109-②で待ち合わせ。人数は3人。天気はねぇ、昼間の雨が上がったぐらい。だから、傘を持っていたような。。。
本館がいっぱいだったんで、新館に行った。


アツアツの石鍋。焦げ。混ぜる動作。
驚いたなぁ。。。


もう8年も前のことなのか。
時間が経つの早い。


でも、ここんちの石焼ビビンバは、8年前と変わらず、楽しく美味しい時間をくれた。

さすがに僕も、今は社会人。
“おとな注文”で、ホルモン鍋なんてたのんじゃったもん


この店のパジョン(チヂミ)、圧倒的に美味しい。

デートにどうぞ!!

カフェ・リゴレット@吉祥寺

2007-03-18 21:13:59 | 中野・荻窪・吉祥寺
これでもね、休日はしっかり“パパ”やってるんですよ(←アピール)。

ムスコと一緒に遊んだり、家族で近くの街でランチしたり

幼い子供連れだと、どうしても行けるレストランは限られちゃうけどね…。



平日の“夜遊び”と、休日の“昼遊び”
同じレストランで実現させること、できないでしょ普通は。

でも、吉祥寺のイタリアン、カフェ・リゴレット
ここは、それができる、稀有なレストラン。


深夜にワインをサーブしてくれたスタッフが、昼下がりにはベビーカーを持ってくれ、子供用の椅子を用意してくれる。


ONもOFFも知られてしまったようで、なんかこそばゆい休日のランチ。


最後に出されたドルチェも、アルコール後に味わうのとは、一味違う感じ!?

Aila@恵比寿

2007-03-11 21:33:01 | 恵比寿・中目黒・代官山
ん~!!
忙しい!!!

最近疲れ気味なのは、更新の頻度からも、なんとなく感じてくれている、と思う(色々とご心配の連絡もいただいてますし)。

とにかくバタバタ。
営業から帰ってくる/会議から戻ってくると、デスクの上には伝言メモが何枚も…
急ぎのものはコールバックしたり、至急のメールをチェックしたり。
そうこうしているうちに、次のアポイント時間に。
って言う繰り返し。

“こなす”ことに割り切って集中すれば、たいていのことはやりくりできてたんだけど、今回だけは、流石に大変。。。


そんな時でも、素敵な出会いを求める嗅覚は錆びていないようで…

13時半@恵比寿ガーデンプレイスのアポイントに向けてのこと。
ちょっと早めに会社を出て、恵比寿界隈でランチ。
ただし、ノープラン。

なんとなくの勘を頼りに、住宅街を歩いていくと…。

あった。右手に。まるでフランス映画のワンシーンに登場しそうな店。

中に入ると、こじんまりとした客席スペース。
白くて、ナチュラル。適度に乾いた空気感。


ウッドの階段を見上げると、2Fスペースにロフトのようにキッチンがある。
美味しそうなオリーブオイルの香りが、天井から降ってくる。

そこでいただく料理は、フレンチをベースにした地中海料理。
この日のランチでは、クスクスをチョイス。野菜たっぷりなのが優しい。

Aila

肩の力を抜きつつ、脱日常ができるレストラン。

こことの出会いは…運命かなぁ。


あ、男同士とかでは行かない方がいいです(笑)。

札幌成吉思汗しろくま@札幌

2007-03-10 23:05:19 | 札幌ほか北海道
…ということで札幌リポート。

最近更新サボってるって???その通り。
ちょっと書く熱が下がっているのは事実。

書く気が起きないときは書かない。
気の向くままのブログなので、どうぞお付き合いください


約半年振りの札幌。
前回は滞在時間数時間、地場の美味しいものも食べられなかったので、今回は泊まりだし、ゆっくりと…


…という思惑は、空港へのランディングから覆る。

順調に上空から、少しずつ降下していく機体。
そろそろ着陸かなぁ、と思った、瞬間のこと。

この瞬間、本当に地上からは数百メートルぐらいのところじゃなかったかなぁ。。。

突如として機首が上がり、急旋回と共に再び上空にどんどん上がっていく。

このときは、ちょっと身の危険も感じたよ、ホント。
今まで感じたことのないアクションだったのでね。

車輪が出なくなっちゃったとか、そんな類のアクシデントかと…。

落ち着いた頃に機長からのアナウンス。
着陸寸前、急に雪雲が流れてきて、急激に視界が悪くなったため、着陸を一旦取りやめ、別の角度から試みる、とのこと。

そんなことってあるんだね。しかしびっくりした。

それにしても機長の声って、なんで誰の声も、そしていつでも、落ち着きはらっていて、頼りがいのある感じなんだろ?
…って、皆さん思いません???


かくして1時間のロス、その後、全てのアポイントが“押し”で進み、バタバタの出張となったの。


前置き長くなったけど(って長すぎか)、しっかり美味しいものはいただきました。

ジンギスカン専門店、札幌成吉思汗しろくま

ジンギスカン…
東京でのような、流行り廃りとはまったく次元の違うジンギスカンをいただいた。

一般的なラムは、ほとんど全て、外国産。

ここんちみたいに、道産の生ラムを扱っている店は、本当にごくわずか、らしい。
味はね、ラムじゃないみたい。
牛でもない、豚でもない格別の香りを感じる。

レアで食するこの種のラムは、『くろひつじも飽きたなぁ』という方でも、ちょっと驚きの味を体験することができます。

もっと驚いたのは、この店、東京にもあるってことが判明したこと。
しかも、新橋と赤坂って…思いっきりフィールドじゃん。

う~ん、また行ってみよう。