第4節で流経柏に2対0と完勝している武南。
是非とも勝って5位を確保し、たかまど出場の可能性をキープしたいところ。
しかし、小雨模様の千葉市原に乗り込んでの流経柏との再戦は大変厳しい戦いが待っていた。
日時:平成18年 7月17日(月)
場所:市原スポレクパーク(天然芝)
◆第2試合(13:00~)
流経柏 4 : 5 [ 2 - 4, 2 - 0 ](延 0 - 1,0 - 0) 武南
前半6分 流経柏にドリブルで切れ込まれDF陣が十分引き付けられてからサイドに振られあっさり先制を許す。
前半13分 藤沼君のヘッドで同点。どうやら打ち合いの様相になってきた。
前半20分 ボレーを決められるが、23分松永君が相手ボールをカットし、自ら持ち込んで再び同点に。
さらに26分 またしても松永君が相手GKの位置をよく見ての、約40Mのロングシュートが決まり 3-2と勝ち越し。
(しかし、松永君のロングシュートはほとんどセンターサークル付近だったなぁ)
そして28分 苗代君が自ら得たPKを決めて4-2で前半を終える。
後半に入ると予想どおり流経柏の猛攻にさらされる。
後半4分 CKからヘッドを決められ1点差。 21分ゴール前で鮮やかに切り返されついに 4-4の同点に。
武南は後半足が止まったというか動きの悪い選手が目立った。
両サイドを簡単に崩されてクロスを上げられる決定的なチャンスが数多くあった。
同点に追いつかれた時点で完全に負けパターン。しかも、後半30分過ぎ 武南のCK、ヘッドで競り合ったこぼれ球を苗代君がオーバーヘッドするも足が相手顔面に当たり一発レッド!
(幸い相手選手にケガは無かったが、レッドは仕方ないかな)
ただでさえ押されているのに、10人になってからも苦しい展開が続きようやく延長へと持ち込んだ。
延長に入ってもほとんど攻められっぱなしであったが、武南がワンチャンスをものにする。
延長前半8分 田中直君、幸田君がドリブルで仕掛け縦に突破し、ゴール前に高速クロス!これに飛び込んできた松永君がボレーで合わせて、今日ハットトリックとなる決勝弾。
本当に本当に苦しかった戦いでしたが、大変価値のある5位を手に入れた。
最終順位は
①横浜Fマリノス
②湘南ベルマーレ
③鹿島アントラーズ
------たかまど決定---
④市立船橋
⑤武南
⑥流経柏
クラ選枠が2、インハイ枠が2あるのを忘れていました。
クラ選に出場するFマリとアントラーズが決勝に進めば関東に枠が2つ増える。
インハイに出場する市船が決勝に進めば武南にチャンスがでてくる。
↑わかりづらいですね。
要するに、Fマリ、アントラーズ、市船の3チームのうち2チームが決勝に進めば5位の武南が浮上してくる。(高円宮杯に出場できる)
果報は寝て待つとしますか。
~~7月20日追記~~
私は武南サイドで観戦していましたが、横に武南のお母様達がおりました。
劇的な試合が終わった後、涙を流し慰められている母親が。
「一人少なくてもみんな頑張ったんだから・・・・」
と仲間の母親から言われていたので、おそらく途中退場となってしまったエース苗代君のお母さんであろう。
退場になってしまった息子さんに責任を感じていたと思う。
でも大丈夫ですよ、この試合以外でもたくさん活躍している事を私は知っていますから。
本当に勝ててよかったです。
喜びましょう。 がんばれブナン
本橋建司 より
はじめまして。
武南は最近の全国レベルの各種地方大会でもかなりの好成績を残しているみたいですね。
今年のチームは絶対に全国に出て、その華麗なパスワークを日本中の人に見せつけて欲しいと願っております。
いよいよラストチャンスの選手権。
心配の種は、西武台と埼玉栄とみています。