追っかけタイ!

 
 
   ユース世代を追いかけて...
   サッカー他、スポーツ何でもこい。

U-18関東プリンスリーグ~第7節

2006-05-22 19:22:59 | 高校・ユースサッカー
日時:平成18年 5月21日(日) 11:00~
場所:東松山リコー研修センターサッカー場(人工芝)


◆第一試合

   武南     2 [ 1:0 ] 1 渋谷教育学園幕張
           [ 1:1 ]


関東プリンスリーグに4チームが出場している強豪地域「千葉県」の新鋭校、2人の黒人留学生、サッカーでも中高一貫での成果を出しつつある渋幕と武南との対戦をどうしても見たくて東松山まで行ってきた。

立ち上がり、渋幕は右クロスのこぼれ球をフリーでシュートする決定的チャンスを武南DFがゴールラインでかろうじてクリアして惜しいチャンスを逃す。
渋幕はFWのジョズエのキープ力、個人技が頼みというイメージ。
だが中盤は武南に完全に制されているためFWが孤立してしまっている。

一方武南は4-4-2のシステム(1ボランチ)
バックラインでの球廻しから大きなサイドチェンジを織り交ぜ、相手を揺さぶってからの相手DFライン背後への配球は効果的。
前半10分 松永君からのスルーパスに田中直君が抜け出し、GKとの1対1を冷静にゴール左に流し込み先制。
リズムがでてきた武南は20分過ぎから完全にゲームを支配する。
後半6分 苗代君が左サイドで相手DFをかわしてあげたクロスをゴール中央フリーで待ち構えていた田中直君が今日2点目のゴール。
その後も武南が圧倒的に攻め続ける。米川君、田中優君のミドルシュートがバーに当たる不運もあったが追加点を奪うことができない。
そして後半40分 カウンターからのクロスをジョズエに決められてしまうが、残り時間も武南は攻め続けて勝ち点3をゲットした。


~~~ここからは感想~~~

久々に武南サッカーを満喫した。東松山のリコーサッカー場は大変不便な場所にあったが行った甲斐がありました。
後半からは武南サッカーが炸裂しワンタッチパスが4回、5回と通って完全に相手DFを置き去りにする場面が結構見られた。
武南の応援席はもちろん渋幕の応援席からも感嘆の声が漏れる。
武南はパスの受け手が常に動いて声を出しボールをもらいに行く。
一方の渋幕はうまくいかないためか自分チームの選手に対しての批判が多くなっていった。

しかし、このゲームは少し危ない雰囲気があった。
2:0でなおかつゲームを支配していた時、何となく会場全体に安心ムードが漂ったように思えた。
残り時間5分で1点差に迫られた時の戦い方、攻撃は最大の防御と言うが試合終了まで武南は攻め続けた。
しかしこの時間帯では決して追加点を欲しい場面ではない。
相手にボールを渡さないのが鉄則である。強豪チームが必ずやってくる時間稼ぎ、例えば相手コーナフラッグでの嫌らしいキープなどはやりたくないのだろうか。
相手ゴールキックよりDF背後に抜け出され失点する可能性もあるのだ。
試合内容では一方的であったがワンチャンスで引き分けになることがありえるのがサッカーだ。
試合終了間際はリスクを負わずセーフティに行くべきだと思う。

次節は神奈川の強豪「桐蔭学園」である。
一度試合を見たことがあるが、武南と同じパスサッカーを展開する。

しかし敵地に乗り込んでも武南には勝利してもらいたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿