某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

そろそろ何か資格を取らねば

2011年01月05日 21時51分11秒 | 資格
22年度下期の前半が終わったということで、支店長の面接がありました。
こういう面接は定期的にあるのですが、結構形骸化しています。
もちろん何か問題がある人に対してはそうではないでしょうが、普通にやってれば数分で終わります。
支店長も私もダラダラ喋ってる暇はありませんからね。

大体、ここのところの手持ちの案件やその進捗状況等の説明をして、個人的な悩みや相談事が無いか聞かれ、特にありませんと答えればおしまい。
問題がある人はそのことについて色々とヒアリングをされるわけでなんでしょうが、流石にその経験は無いのでどうやっているのかはわかりません。

ただ今回、気になることを言われました。
「最近資格や検定試験を受けてないみたいだね。勉強してる?」

銀行に限らず金融業界においては、出世するには決められた資格や検定試験に合格しなければなりません。
私は1~2年目の時にある程度主要なものは取得し終わり、35歳くらいまでは何もしなくていい状態でした。
ここ1~2年は受験すらしないような状況でしたので、人事情報を見た支店長がそのことに気が付いたのでしょう。

その時はあいまいな返事をしておきましたが、これは「何か受けろよ。」というメッセージに他なりません。
早速、マイナーだけど簡単そうな検定試験を申し込んで、本屋でその問題集を買ってきました。

何も役に立たないといってはなんですが、実質的に無意味な勉強をしているわけです。
しかし、そうしなければ「何もしていない」と見なされてしまいます。
1~2年目の時に頑張り過ぎなければ・・・と今になって後悔している所です。

組織無しで生きて生けるのか

2008年04月16日 00時06分01秒 | 資格
所謂就職氷河期世代の人たちは、非常に独立志向が強く、私の世代のような超売り手市場を経験した人たちは安定志向が強いとか。

どちらがいいかは賛否あるでしょう。
しかし、本人の望む望まないに関わらず、一人で生きていかねばならぬ時もあります。

この時代、例え銀行といえど倒産する可能性は捨てきれません。
また、経営状況が悪化したり、外資などに買収されたりするなどしてリストラにあうことも考えられます。

そういうリスクを考えると、終身雇用が望みとはいえ、万一の備えは必要です。
それには能力、資格、学歴など、様々なものが考えられます。
(学歴が通用するのは第二新卒まででしょうが)

能力は非常にわかりにくいためおいておきますが、やはり資格というのはかなり大きな影響を持つのではないでしょうか。
こう書くと、以前就職活動に資格は役に立たないというような内容を書いたことと矛盾するかもしれませんが、それは新卒と転職の違いがあるということです。
育ててもらえる新卒と、既に育っていなければならない転職では大きく差があるのは当然です。

私の資格をあげてみると…
普通自動車免許
簿記2級
FP2級
証券外務員2種
といったところでしょうか。
他にも銀行業務検定だとか、生保や損保の販売資格もありますが、それらは除外しておきます。

やはりこれでは少し寂しい。
宅建のようなその資格で商売ができるものが欲しいですし、また簿記やFPでも最高位の1級がとりたい。
今後の金融業界を取り巻く環境を考えれば、証券外務員1種は必須かも…

とまぁ色々なことを考えてしまいます。
とりあえず証券外務員1種と宅建は今でも役に立つので、早めに取ろうと思います。

○○をとれば就職に役立ちますか?

2008年03月24日 23時57分54秒 | 資格
学生などから、FPを持っていれば就職に役立ちますかとか、証券外務員は今のうちにとっておいたほうがいいですかとか、簿記はどうでしょう、宅建は、社労士は、行政書士は…とか聞かれることがあります。

まぁ色々な資格のことをよく調べてますね、とは言えるでしょう。
しかし、弁護士や司法書士、医師など、それだけで独立できるくらいの超難関国家資格で無い限り、特に意味はありません。
(それ以外で全く同じ評価の学生同士を比べるときに有利にはなるかもしれませんが)

学生でも取れるような資格で、社会人になっても必須なものはほとんどありません。
むしろ、社会人になり、企業に所属していないと取れない資格の方が重要なものがおおいです。
例えるなら、証券外務員1種だとか、生損保の販売資格だとかです。
就職のための資格の勉強をするくらいなら、もっと別の面で自分を磨くべきでしょう。

とはいえ、それらの資格はFPや簿記などの知識が必要になってきます。
就職のためではなく、自分を磨く方法の一つとしてならば、そういった資格取得もいいかもしれません。

しかし、就職に有利になるから、というだけで資格試験を受けるのは、あまり意味がないなぁと思ってしまいます。

司法書士も大変だ

2008年01月29日 22時11分44秒 | 資格
銀行で最も密接に関わる資格の人。
それは司法書士のセンセイ。

法人にしろ個人にしろ、貸付をするにあたって、担保をとります。
それにあたって、大体は不動産を担保にとるのですが、その手続きをするのが司法書士となります。
もちろん設定だけでなく、完済などした後の解除の手続きでも必要ですが。

様々な司法書士と付き合ってきましたが、司法書士がいかに儲かるかは金融機関などといかに繋がるかにかかっているかと思えます。
平均的な住宅ローンで、十数万円の収入となります。
設定以外にも、解除や様々な調査などでかなり小銭が稼げます。

しかし、それ以外の司法書士はどうやって生活しているのか。
少し気になってしまいます。

司法書士は非常に難しい、人によっては最も難しい資格とも言えるでしょう。
そんな資格ですら、儲けられるかどうかは相手しだいというわけですから、厳しい世界と言えるでしょうね。

資格取得は難しい

2007年08月22日 22時11分58秒 | 資格
資格取得は銀行員の必須事項。
40歳、50歳になっても資格の勉強をしなければなりません。
そして、昇進にもいくつかの資格取得が前提になってたりするんです。

だからいつかはとらなきゃいけない資格がいくつもあるわけで、うんざりしてしまいます。
昔はそこまで厳しくなくて、簡単に昇進できたと聞きますから、うらやましく思います。

とりあえず今も勉強しています。
5年後10年後やるより、今やったほうがまだ脳細胞が生き残っているでしょうしね。

FPが終わって

2007年05月27日 20時19分36秒 | 資格
FP2級が終わりました。
なんとかギリギリ合格できている…はず。
そんなギリギリな点数です。

感想をいえば、実技が易化し、学科が難化しているように感じます。
特に学科は、様々な問題集の予想問題等を参考にし、それに乗っていない問題を厳選しているように思えてしまいます。

まだ歴史の浅い試験だからかもしれませんが、試験の傾向や難易度が変わりすぎなように思います。
また落とすことを前提に行う試験はあまり好感が持てません。
人気のある資格ですが、FPはもっているから何かが出来るというタイプの資格ではありません。

このような資格試験は、難易度や傾向が変わらず、一定以上の知識があるということを証明しなければならないはずですが、ここまで違うとその役割が果たせるとは思えません。
今後廃れていったりはしないでしょうか。

FP2級は思った以上にハード

2007年05月22日 23時44分23秒 | 資格
今週末、FP2級を受験します。
なんだかんだいって、FP3級はかなり余裕で合格したので、今回も楽勝かな、とか思っていたのですが、それは大きな間違いだったようです。

簿記2級を受験した時、あまりにもあっけなく合格したので拍子抜けしてしまいました。
というのも、簿記3級合格にかなり苦労したからなのですが。

同様に、FPも3級と2級でそこまで大きなレベルの差がないのではと思って余裕をかましていました。
しかし、直前になった今だからこそ言います。
甘かったと。
仕事で疲れた身体に鞭打ち、必死になって勉強しています。

まだ合格ラインぎりぎりあたりが関の山。
後数日で1~2割上積みできればなぁ・・・

持ってたほうがいい資格

2007年04月15日 00時12分52秒 | 資格
5月のFP2級へ向けて、勉強中の日々。
社会人は土日しかちゃんと勉強できないから、計画的にやらないといけなくて大変です。

新入行員に、
「どの資格を取ればいいんですか?」
とか、内定が出た大学時代の後輩に、
「何か資格でもとっておいたほうがいいですか?」
とかよく聞かれます。

そこで、今日は銀行員になって出来るだけ早くとったほうがいい、出来ることなら入行する前にとっておいた方がいい資格について書きます。


以前このブログで、銀行に入るのに有利になる資格は?と聞かれて、無いと答えました。
確かに、公認会計士や税理士のようなそれだけで独立できる資格を除けば、これをもっているから銀行に入りやすいという資格はありません。
しかし、銀行に入ってから必要になる、もしくはあったら便利な資格というものはやはり存在します。

まずは簿記。
入行前に3級を取らせるところも多いんですが、ここは2級は持っておきたいところ。
法人を担当するのならばその程度の基礎知識は必須ですし、後述のFPにも役立ちます。

次に証券外務員。
銀行が受けさせるのは特別会員第2種といって、銀行員のみ受験可能な非常に容易な試験で、債券と投資信託くらいしか売れません。
今後の更なる金融自由化のことも考えて、一般会員の第2種を持っておくべきでしょう。
これは受験資格は不要ですので、誰でも受けられます。

そしてファイナンシャル・プランニング技能士(以下FP)。
できれば2級まで合格していたら楽ですね。
FPは何かを売るために必要なものではなく、知識としてもそこまでためになるわけではありません。
もちろん細かいことは勉強になりますが(特に税に関することなど)、銀行員としては別に知らなくとも問題ないことがかなりあります。

しかし、様々な金融商品を個人に販売していく上で、FPという資格があるのと無いのとでは説得力が違います。
国家資格でもあり、個人の資産形成をアドバイスするプロというお墨付きを持っているわけですから、権威に弱い人々に非常に有効です。
本来なら更新性で継続的に教育を受けていかねばならないCFPやAFPを持っている人のほうが優秀なんでしょうが、民間資格と国家資格の影響力の壁は大きいです。

この3つは入行前、もしくは入行後できるだけ早いうちにとっておいたほうがいいですね。
とはいえ、やはり銀行に入る前にそこまで資格取得に血眼にはなって欲しくないですね。
まともに勤め上げるのなら、学生時代ほど時間に余裕が出てくるのは定年後です。
40年間ひたすら働き続けるのですから、その学生生活最後の1年位はくいの内容に過ごしてもらいたいです。


それ以外にも、上記の資格より難易度の高い宅地建物取引主任者だとか中小企業診断士だとかも狙ってみるのもいいでしょう。
直接銀行には関係ありませんが、役に立つと思われる資格です。
それに、転職する時の味方にもなります(笑

今年も資格試験がやまもり

2007年01月27日 23時11分54秒 | 資格
今年も資格試験をたくさん受ける一年になりそうです。

ざっと数えて、今わかっているものだけでも、9つ。
銀行業務検定やFP、各種販売資格等々、銀行業務と関係の深いものばかり。
頭がくらくらします。
それ以上に、受験料とテキスト代にも頭が痛いです。

FPのようなメジャーな資格はともかく、金融業界、銀行業界のみで使用する資格では、なかなかテキストや問題集も少ないんです。
だからその値段はべらぼうに高い。
銀行業務検定なんて、テキストが2500円、問題集が3500円くらいします。
1年間で3回受ければ、幾らかかるかと考えるだけで頭痛がします。

それに、階級が上がれば上がるほど受験料も高騰します。
メジャーどころのFPでも、3級ならば実技学科ともに格3000円。
それが2級になると4500円と4200円になり、1級では25000円と8900円もします。
簿記ですら1級にもなると7140円もします。
それだけ手間がかかるんでしょうが、落ちれないというプレッシャーにもなります。


それに9つといいましたが、それは会社が決めたものに自分が今現在で受けようと思っているものだけで、まだまだ増えるかもしれません。
簿記1級にいつかはチャレンジしたいとも思っていますし、DCプランナーや不動産鑑定士のような資格も憧れます。

とはいえ、大事なのは目先の資格1つずつを確実に合格すること。
これが結構難しいんですけどね。



やっちゃった

2006年12月09日 09時08分11秒 | 資格
忙しさにかまけて、毎日通達やらなにやらを読まないでいたら、FP2級の申し込みを忘れていたということが発覚。

ショックです。

まぁ勉強も出来ていませんでしたので、落ちるのは目に見えていましたが。

次回へ向けて頑張ります。

こんどはそんなポカしないように。