某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

財源は?

2010年02月05日 00時00分48秒 | 日記
子ども手当「満額支給へ努力」 野田副大臣が軌道修正(朝日新聞) - goo ニュース

民主党の子供手当ての満額支給は難しい。
そういっていた野田財務副大臣が、政府内、党内の圧力に屈したようです。

常識的に考えて、国と地方あわせて年に5兆円ものバラマキをつづけることなどできるわけもありません。
予算編成の段階で、ほかのマニフェストとおなじく有耶無耶になるのが明白なのに、何でこだわっているのでしょうか。

子供手当てにしろ生活保護にしろ、無駄に金をばら撒いて一部の国民を堕落させる余裕など今の日本にはありません。
税収が落ち込んで財政状況が厳しいのなら、こういった明らかに無駄な財政支出の部分を削るべきなのに、それをあえて増やすんですから、民主党は経済オンチといわれても仕方ありません。

生活保護の母子加算の時も似たようなことを言いましたが、こういった金の継続的なバラマキは受給する人間を堕落させるだけ。
ナマケモノを量産する愚作に他なりません。

そのナマケモノは恥を忘れ努力を忘れ、ただただ他人の施しに寄生して生きるモノになります。
もはや人間の尊厳など無いとも言えるでしょう。

子供手当てはさらに問題で、配偶者控除、扶養控除がなくなるため、朝三暮四の誤魔化しにすぎません。
むしろ、これから結婚し、子供を作る世代を尚更貧困へと追いやる政策に他なりません。
そして、多額の税金を納める高所得者ほどその損害は大きくなります。

これではまともに働こうという気概を損なうだけ。
なんのためにこんな制度を行うか理解に苦しみます。

現在、日本の財政状況は非常に悪化しています。
あれこれと言い訳をして大丈夫だ、という人がいますが、結局のところその負担は若い世代や子供の世代、これから生まれてくる世代が負担することには変わりません。
言い換えれば、若者や子供から搾取しているだけとも言えるでしょう。
そんな政策を支持できるはずありません。

いい加減にまっとうな政権に交代してもらいたいものです。

最後に決めるのは国民なのですが

2010年02月04日 21時41分17秒 | 真面目な独り言
小沢氏続投、参院選への影響懸念…政府・民主(読売新聞) - goo ニュース

多額の違法献金、異様な不動産取得、脱税等、様々な問題が噴出した一連の小沢疑獄ですが、第一幕は元秘書達が罪を背負い、政治家を助けるという最近ではほとんど見なくなったストーリーで幕を閉じました。
少なくもとここ10年位は、秘書が起訴されることは議員辞職もの、最低でも全役職を辞するのが常識でしたが、民主党にその常識はなかったようです。

こんな状況でいいのか、判断する権利は国民にあります。
しかし、その権利を行使はしないでしょう。
この状況を想像もせず、衆院選で民主党に投票した人が3千万人もいたわけで、その人たちがいる限り、まともな政治は育ちそうにもありません。

小泉元総理は、民主党が4年間政権を担当し、日本をめちゃくちゃにすれば自民党の天下になる、というようなことを言っていましたが、想像以上にめちゃくちゃにされることでしょう。
二度と立ち直ることができないくらいに。