今日は朝早く出て、「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」
のメンバーで、仙台まで視察に行って来ました。
会のメンバーである佐藤わか子仙台市議が設定してくれたことにより
実現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c7/b60e7b60672b3c9df112303ec3c6a0fb.jpg)
まず、仙台市の健康福祉局・保健衛生部・健康増進課の並河紋子課長
から、市の取り組みを伺い(土曜日だというのに快く視察を受け入れて
下さってありがとうございました!)、
その後、「藍の会」という「自死遺族のわかちあいの集いの会」の方々との
懇談会をもたせていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/82/8affaafe15803399a8a0306f56348f53.jpg)
(「藍の会」が毎月開催しているわかちあいの会の場所。仙台駅前
にあるビルの28階。仙台市の男女共同参画センターです)
仙台の「遺族ケアの取り組み」のすごいところは、何と言ってもこの
「藍の会」の存在です。
自死遺族だけで運営する会なのですが、皆さん、どれほどのつらい
体験をされたことか。でも、それを乗り越えて、今、しっかりと地に
足をつけて、他にも大勢いる自死遺族の方々をケアする立場となって
活躍されています。
今日、お話を聞かせていただいた方の中には昨年高校2年生だった
息子さんを亡くされた、という方がいらっしゃって、同じ年の息子を
持つ私は胸がつまる想いがしました…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a6/941b2da01c8132869ef80e862c6d091e.jpg)
私は、これまでもずっと自殺対策に色々取り組んで来ていますが、遺族
ケアに関しては、当事者でなければわからないことがある、と思います。
そして、このように、当事者のわかちあいの会がどれほど人々の心の
癒し、立ち直りに寄与していることかを、実際にお話を伺い、あらためて
その必要性を感じました。
それは、行政が直接立ち上げるものではなく、呼びかけて、会をつくる
きっかけづくりをすればいい、のです。あとは、集う場所の提供などの
後方支援ができれば。
それほど予算を必要とすることでもありません。
世田谷区でも、ここ数年間、毎年150人前後の方が自殺で亡くなって
います。遺族の数も増え続けていますし、自殺未遂を繰り返す家族を
抱え悩んでいる家庭もたくさんあります。
ぜひ、世田谷区においても、このような形での遺族ケアが進められると
いいのにな、と思いました。
今日は、たくさん、具体的で有意義なお話を聞くことができたので、
今後の自殺対策の提案にも役立てられると思います。
視察でお世話になった皆様、ありがとうございました!
(集合写真:前列左・滝沢やす子江戸川区議、前列右・佐藤わか子仙台
市議、後列左から、私、江口友子平塚市議、藤林詠子久留米市議、
藍の会の田中幸子さん、三上さん)
のメンバーで、仙台まで視察に行って来ました。
会のメンバーである佐藤わか子仙台市議が設定してくれたことにより
実現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c7/b60e7b60672b3c9df112303ec3c6a0fb.jpg)
まず、仙台市の健康福祉局・保健衛生部・健康増進課の並河紋子課長
から、市の取り組みを伺い(土曜日だというのに快く視察を受け入れて
下さってありがとうございました!)、
その後、「藍の会」という「自死遺族のわかちあいの集いの会」の方々との
懇談会をもたせていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/82/8affaafe15803399a8a0306f56348f53.jpg)
(「藍の会」が毎月開催しているわかちあいの会の場所。仙台駅前
にあるビルの28階。仙台市の男女共同参画センターです)
仙台の「遺族ケアの取り組み」のすごいところは、何と言ってもこの
「藍の会」の存在です。
自死遺族だけで運営する会なのですが、皆さん、どれほどのつらい
体験をされたことか。でも、それを乗り越えて、今、しっかりと地に
足をつけて、他にも大勢いる自死遺族の方々をケアする立場となって
活躍されています。
今日、お話を聞かせていただいた方の中には昨年高校2年生だった
息子さんを亡くされた、という方がいらっしゃって、同じ年の息子を
持つ私は胸がつまる想いがしました…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a6/941b2da01c8132869ef80e862c6d091e.jpg)
私は、これまでもずっと自殺対策に色々取り組んで来ていますが、遺族
ケアに関しては、当事者でなければわからないことがある、と思います。
そして、このように、当事者のわかちあいの会がどれほど人々の心の
癒し、立ち直りに寄与していることかを、実際にお話を伺い、あらためて
その必要性を感じました。
それは、行政が直接立ち上げるものではなく、呼びかけて、会をつくる
きっかけづくりをすればいい、のです。あとは、集う場所の提供などの
後方支援ができれば。
それほど予算を必要とすることでもありません。
世田谷区でも、ここ数年間、毎年150人前後の方が自殺で亡くなって
います。遺族の数も増え続けていますし、自殺未遂を繰り返す家族を
抱え悩んでいる家庭もたくさんあります。
ぜひ、世田谷区においても、このような形での遺族ケアが進められると
いいのにな、と思いました。
今日は、たくさん、具体的で有意義なお話を聞くことができたので、
今後の自殺対策の提案にも役立てられると思います。
視察でお世話になった皆様、ありがとうございました!
(集合写真:前列左・滝沢やす子江戸川区議、前列右・佐藤わか子仙台
市議、後列左から、私、江口友子平塚市議、藤林詠子久留米市議、
藍の会の田中幸子さん、三上さん)