ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2013.7 教員採用試験、アーセナル、そして北海道!

2013-07-27 23:41:24 | いろいろ思う部屋

 父の心臓手術から1か月。退院まで術後2~3か月くらいと聞いていましたが、わずか1か月でゆっくりとなら歩けるようになり、主治医の先生からも退院の声が聞かれるまでに復活しています。85才の父が心臓を開いて人工弁をつけるという大手術に耐え、本当によくがんばったと思います。この1週間は、病院に行っても、父と談話室まで歩き、椅子に腰掛け、2人で足を組んだ姿勢で退院後の話を普通にしています。それが、うれしくて、うれしくて。
 仕事はと言うと、担当する4年生の学生たちがいよいよ教員採用試験に挑戦です。小学校を受験する18人の学生たちがなんとか自信をもって試験に臨めるようになってきたようには感じているのですが、T大学に子ども発達学科ができて卒業生を送ったのはまだわずか3年、ほとんど実績のない大学です。それだけに、学生たちがビビッてしまわないか心配でDscf1957 仕方がないのです。しかし、こればかりは本人の実力で乗り切ってもらうしかありません。学生たち18人は、この2週間でそれぞれ各県や政令都市の採用試験を受けに行きました。
 こうなると、僕に残されたできることと言ったら、あとは「神頼み」しかありません。東京から帰った翌日の14日、松平氏発祥の地、竹千代(後の家康)が産湯を浸かったという井戸のある松平東照宮(豊田市松平)に行ってきました。家からそれほど遠くではありません。久しぶりにカワサキZRX1200ダエグに跨がり、R301を東に向Dscf1960 けて走りました。1月に、僕が大学の先生になるための論文審査の時にお参りをした神社です。T大学の専任講師として採用された実績のある神社・・・のはずです。御利益はお墨付きです。お賽銭は子どもの頃からお決まりの10円玉。しっかりと「全員、一次試験突破」をお願いしてきました。久しぶりにバイクに跨ったので、足助を回って東海環状道を走って帰ってきました。これで、何人かは一次試験は合格するはずです。
 ただ、バイクで気持ちよく走っていたら、今年は休みが取れなくて北海道ツーリングをあきらめたことの悔しさがよみがえってきました。
 22日の月曜日は、楽しみにしていたストイコビッチ監督率いる名古屋グランパスとイングランド・プレミアリーグの老舗クラブのアーセナルFCとの試合観戦です。家から原チャリ(スDscf1967 ーパーカブ70)に乗って、会場の豊田スタジアムに行きました。
 まず、前座の紅白戦が実におもしろく、夢中になって観てしまいました。ベンゲル監督(現アーセナルFC監督)時代の往年のグランパスの選手、いわば中年アスリートたちによる15分ハーフの試合でした。当時の主力選手が現監督のストイコビッチで、まだまだ華麗なプレーを見せてくれました。何度も華麗すぎるプレーを披露し、観客も大きな拍手拍手で大盛り上がりでした。アントラーズのコーチの大岩、中京大中京高校監督の岡山、なでしこリーグ伊賀くノ一監督の浅野、グランパスコーチの伊藤裕二に飯島、解説者の小倉や望月、平野といった天皇杯初優勝当時の選手たちが楽しそうにプレーしていました。僕がサッカーファンになった当時のメンバーで、観ていDscf1980 て楽しくてたまりませんでした。
 グランパス対アーセナルの試合は、それはそれはアーセナルの攻撃の速さと正確さと堅実なプレーは迫力がありました。ただただ「すごい」の連発でした。0対5くらいでグランパスが負けると思いましたが、なんとか1対3でしのぎました。しかし、得点差以上に実力差はあったように感じました。あのスピードと正確さは、きっとグランパスの選手たちには大きな刺激になったはずです。本当にDscf1981 「すごいモノを観てしまった!」という印象でした。31日からJリーグもシーズン後半戦が始まります。グランパスにはイングランド・プレミアリーグのクラブとの対戦から得た「何かすごいこと」が発揮できることを期待しています。
 さて、あきらめていた北海道ツーリング・・・。数日後の新聞記事でLCC格安航空を利用して1泊2日の北海道旅行の記事を目にしました。「1泊2日で北海道に行ける」「休日出勤の代休を金曜日にすれば2泊3日で行ける」「旭川を拠点にしてレンタルバイクを使えば、最北端の地・宗谷岬まで行ける」「これは、行くしかない」10年以上、毎年お盆休みには妻と2人で北海道をバイクで走っているので、知らず知らずのうちに、夏に北海道を走ることが欠かせない行事のようになっていたのです。1回くらい行かない年があってもいいかなと自分に言い聞かせてはいましたが、やっぱり心にぽっかりと穴が開いたような気持ちがしていました。その話を妻にすると、妻も同じ気持ちだったのです。それで妻は、最近は「もうバイクに乗るのやめる」とか「もう乗りたくない。下手だし・・」などと後ろ向きの気持ちになっていたようでした。妻の運転は決して下手ではありません。僕が「2泊3日で宗谷岬」の話をすると、妻は二つ返事で「行く!」でした。
 思いついたら前へ進むしかありません。8月23日の金曜日に決行です。中部(名古屋)~旭川便はANAの1日1便だけなので、さっそく予約しました。復路の25日(日)の旭川発中部空港行きも取れました。旭川から100㎞ほど北の美深町の宿も2泊予約しました。そして、旭川市内にあるレンタルバイク屋さんをネットで検索し、僕の乗る400(カワサキNINJA400R)と妻の250(ホンダVTR250)も、23日の夕方から48時間(25日の夕方まで)の予約が完了しました。普段は1200と400なので、今年の2泊3日のツーリングの相棒は少し小さいバイクになってしまいました。それでもいいのです。例年は1週間くらい北海道を走っているのですが、たった2泊3日でもバイクに乗って宗谷岬まで行けるのです。
 やっぱり、僕たち夫婦の合い言葉は、「夏だ!バイクだ!北海道!」で決まりなのです。
 父の退院も近そうだし、今年も北海道をバイクで走れることになったし、やる気も俄然アップしてきました。あとは、学生たちが採用試験一次突破を果たしてくれることです。みんな受かってほしい。心からそう願っています。

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2013.7 都会の空気

2013-07-16 23:41:16 | いろいろ思う部屋

 7月7日のオープンキャンパスの模擬授業も無事に終わり、父の心臓手術の術後の経過も順調で、一瞬だけのほっとしたひとときを味わっています。
 オープンキャンパスでは、T大学の子ども発達学科を受験しようと考えて参加してくれた高校生の一人が、僕の国語科「書くこと」領域の模擬授業の後、「黒板の字もていねいで、話もわかりやすかった。ミニ小説を書くのもおもしろかった」と声をかけてくれて、涙が出るくらいうれしく思いました。元々、僕は小学校の先生だったのですから、授業はなんとかなるだろうとは思っていましたが、来てくれた高校生に「T大学に入りたい」と思ってもらうことが第一の目的でしたから、その点が大きなプレッシャーになっていました。少しは大学の先生らしく見えたかなあ。そんな思いもしています。
 12日の代休は、4月以来初めての3連休、7週間ぶりの連休でした。15日の海の日などの月曜日の祝日等は、月曜日の科目の授業時数確保のため授業日なのです。
 そこで、愛知県人の僕が毎日岐阜県で過ごしているので、やっぱりここらで都会の空気に触れなければと思い、東京へ行ってきました。目的は、観光・・・ではなく、保育・幼児教育に関係する言葉の発達についての専門書探しです。僕の専門は、「児童の文章表現能力の発達に関する研究」です。ところが、僕が在籍している子ども発達学科は、小学校の先生になるための児童教育(初等教育)だけでなく、保育士や幼稚園の先生をめざす科目もあります。そこで、言葉の発達についての研究を初等教育限定から研究範囲を少し下の年齢にも広げ、小学校入学前の子どもの言葉の発達についても調べていかなければならないのです。
 東京には、行きつけの古書店があります。西早稲田の某古書店「A書房」さんで、大学院時代からお世話になっています。国語教育に関する多くの文献が手に入るので、夏の学会(国語教育学会)に参加するたびに何冊も国語科教育の専門書を買っています。数年前に、昭和初期と大正時代の作文指導の系統的な指導に関する文献を見つけた時は、目からうろこでした。そんな時代に、僕が今研究していることを実践し、本にして出版していた研究者がいたのですから、「書くこと」の史的研究にも着手することができました。
 難しい話題はともかく、ほかにも神保町あたりの書店で新刊書籍を探したり、いくつかの小学校入学前の子どもの言葉の発達についての文献も手に入れることができ、僕としては有意義な2日間になりました。
 それよりすごかったのが、丸っこくて長い不思議なボディの都バスを見つけたことと、緑一色の山手線の電車に乗ったことです。
 ヘンな車体の都バスには、バス・フェチの僕としては、もう一度見てみたいと思いました。サイド後方にはまん丸の窓がありました。僕が見たのは上野駅の北側のアメ横に入る辺りでした。いったい、あのバスはなんだったんだろう。路線バスのような感じだったので、運がよければ乗れるのかもしれません。車内がどうなっているのか、気になって気になってしかたがありません。
 そして、緑一色の山手線の車両。どうやら、開業当時のカラーらしいです。写真に収めようとしましたが、走り出した車両をホームから至近距離で撮ったため、超ピンボケで何の写真か分からないほどでした。晩ご飯を池袋で食べ、駒込のホテルに戻ろうとホームに上がったら、ちょうどそこにいた上野方面行きの電車が緑一色の電車だったのです。僕、めったに乗ることのない特別なカラーので電車に乗っちゃったんです。でも、車内は普通の電車でした。そして、家路につく土曜日、とうとう目にすることはありませんでした。
 8月5日と6日に行われる国語教育学会に今年も参加します。去年までは国語教育学会の会員とは言っても小学校勤務だったため「研究者の端くれ」としての参加でしたが、今年は違います。正真正銘の「研究者」としての参加です。参加はしますが、オフの時間はきっとヘンな都バスと緑の電車を探してどこかの駅をぶらぶらしていることでしょう。僕にとっては、バスと電車の方が話題のスカイツリーよりもずっと興味深いのです。
 ほっとできるのもつかの間、今週からすぐに前期の試験問題作り、採点、単位の認定、28日のオープンキャンパスでの入試に関する資料作り、それが終わると9月からの教育実習生の事前準備、後期の担当科目の具体的な指導計画の作成等々、仕事が続きます。恒例の北海道ツーリングも今年は諦めました。それでも、学生たちと過ごす時間は楽しいし、やりがいも感じています。
 都会の空気もしっかりと吸ってきたことですし、気合いを入れて前期のまとめの仕事に取りかかります。

コメント (14)
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2013.7 父の手術 ~がんばった父~

2013-07-01 23:42:21 | いろいろ思う部屋

 父の手術につきましては、多くの励ましのコメント等をいただきまして、本当にありがとうございました。
 予定どおり、24日の月曜日に父の心臓の手術が行われました。9時に麻酔を開始し、終わるのは16時頃と聞かされていました。僕は午前中に講義があったので、手術の開始には病院に行くことができず、お昼で仕事を切り上げて病院に向かいました。母と妻が手術室の控室で待っていました。
 心臓外科の先生の事前の説明どおり16時に手術は終わりましたが、集中治療室に運ばれた父と面会ができたのは17時半頃でした。意識はありませんが、確かに心臓は動いています。母は父の手を握り、じっと父の顔を見つめていました。心臓外科の先生から、手術が順調に行われたことをお聞きし、まずはほっとしました。
 手術から二日後の水曜日に、集中治療室から救命救急病棟に移りました。仕事を終えて病院に行くと、いろいろな管につながれた父は、意識もはっきりしていて、話をすることもできるようになっていました。
 「麻酔を打たれるとき、オレはこれで死んじゃうかもしれないんだなあ」と思ったと話していましたが、翌日の木曜日には、「治っても、寝たきりか車椅子生活かなあ」、土曜日になると「退院したら東北の日本海側を(クルマで)走りに行く」と言うようになり、どんどん希望がふくらんできています。父自身、回復を実感しているようです。顔色もずいぶんよくなっていました。先生からは至って順調に回復しているとのことで、どうやら峠は越えたようです。ただ、「一人で(病室に)いると寂しくて、夜になると涙が出ることがある」と、ポロッと言った父らしくない言葉が気がかりです。
 85才という高齢で、合併症の危険も心配され、まだまだ手放しで安心できるまでには至っていませんが、いい方向に向かっていることは確かです。T記念病院の先生方やスタッフのみなさんには感謝しきれないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
 僕は、6月1日の土曜日から、保育実習や図書館での読み聞かせ体験、大学のオープンDscf4161 キャンパスなどで土日のどちらかが出勤になっていて、週6日勤務が続いています。休日の勤務時間の振り替えで平日に早く帰れることもありますが、僕自身がかなり疲れているような気がしています。そんな中、15日の土曜Dscf4166 日の読み聞かせ体験の帰り道、ぶらっと寄った鬼岩温泉(岐阜県土岐市)の昔ながらの温泉旅館の雰囲気とお湯の気持ちよかったこと。大学図書館「絵本の森」で子どもたちを前にした学生たちの読み聞かせ体験の活躍と、温かい鬼岩温泉のお湯で、心から癒やされる気分を味わいました。こうして、休日勤務を自分自身の喜びに変えながら、この6週間を乗り切ろうとしてきました。今週末も、7日の日曜日にオープンキャンパスがあります。週6日勤務の最終回です。T大学子ども発達学科の受験を検討している高校生を対Dscf4174 象にした国語(国語科指導法)の模擬授業を担当しています。高校の授業なんてやったことがないので、すごくプレッシャーを感じています。しかし、僕は、どんな授業をやろうかちょっぴり楽しみにしています。オープンキャンパスに来てくれた高校生たちに、「T大学で、先生になる勉強をしたい」と思ってもらえるような国語の授業ができるよう指導計画を立案中です。
 12日の金曜日に休みが取れました。週6日勤務も7月7日でキリがつきます。父の病気も峠を越えました。12日は何をして羽根をのばそうかワクワクしています。バイク・ツーリング、ぶらっと上京、ミニで日本海か瀬戸内海、それともローカル鉄道でも見に行こうか、VOXYでソロ車中泊もおもしろそう・・・。ようやく、こうして楽しいことを考えられるようになりました。さしあたって、22日に豊田スタジアムで開催されるサッカー・イングランドプレミアリーグの名門アーセナルFCと、僕が応援している名古屋グランパスの試合のチケットを手に入れました。世界の超一流クラブチームのサッカーをこの目で見ることができるのです。このワクワク感が、僕のパワーの源です。少し、僕らしさを取り戻してきたような気がしています。

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