さて、かなり吠えたくなった第349回は、
タイトル:夢幻万華鏡
著者:冴木忍
文庫名:富士見ミステリー文庫
であります。
推理のすの字もないミステリーです。
二時間ドラマにするには良いかも知れません、主役もかなり間抜けだし。
時は明治後期。
悪事が露見し探偵屋を首になった主人公は、見知らぬ少年にある首吊り事件の調査を依頼される。
どこから来て、どこへ帰るのかも解らない少年に不審の念を抱きつつも、高額の謝礼に釣られて調査を始めるのだが……。
糞ミステリーのお手本ですね。
場当たり的なエピソードを並べ、ラスト近くで強引に総括して解決。
実はこの人とこの人は知人で、この人とこの人も知人で、過去にこれこれこういうことがあって、実はすべてつながってました~。
はいはい、好きにして
この時代のことはよく調べるてるなと思いますけど、情緒は全くありません。
ガラスを硝子と表記したり、人力車乗れば雰囲気出ると思ってるんでしょうか?
文字で描かれた世界は、そこに住む人間が感じるからこそ生きてくるものです。
性格破綻者と記号人間しか出てこないのでは、舞台も所詮紙細工です。
はっきり言っちゃうと、初対面で主人公に銃向けて容疑者呼ばわりしたくせに、ちょっと話しただけであっさり君は犯人じゃないと言い切ってしまう頭のネジが飛んでる少年が相方って時点でかなり萎えました。(おまけにこいつの正体バレバレ)
少なくとも、この作者のファン以外は読むべきじゃないと思います。
間違ってミステリファンが手に取ったりすると、死ねます。
タイトル:夢幻万華鏡
著者:冴木忍
文庫名:富士見ミステリー文庫
であります。
推理のすの字もないミステリーです。
二時間ドラマにするには良いかも知れません、主役もかなり間抜けだし。
時は明治後期。
悪事が露見し探偵屋を首になった主人公は、見知らぬ少年にある首吊り事件の調査を依頼される。
どこから来て、どこへ帰るのかも解らない少年に不審の念を抱きつつも、高額の謝礼に釣られて調査を始めるのだが……。
糞ミステリーのお手本ですね。
場当たり的なエピソードを並べ、ラスト近くで強引に総括して解決。
実はこの人とこの人は知人で、この人とこの人も知人で、過去にこれこれこういうことがあって、実はすべてつながってました~。
はいはい、好きにして
この時代のことはよく調べるてるなと思いますけど、情緒は全くありません。
ガラスを硝子と表記したり、人力車乗れば雰囲気出ると思ってるんでしょうか?
文字で描かれた世界は、そこに住む人間が感じるからこそ生きてくるものです。
性格破綻者と記号人間しか出てこないのでは、舞台も所詮紙細工です。
はっきり言っちゃうと、初対面で主人公に銃向けて容疑者呼ばわりしたくせに、ちょっと話しただけであっさり君は犯人じゃないと言い切ってしまう頭のネジが飛んでる少年が相方って時点でかなり萎えました。(おまけにこいつの正体バレバレ)
少なくとも、この作者のファン以外は読むべきじゃないと思います。
間違ってミステリファンが手に取ったりすると、死ねます。
読者には知らせる必要の無い情報と割り切ってるのか
コッチ側置き去りで犯人見つけちゃう迷探偵タイプ。
出版社の方向性的に、キャラ萌えが全てだと割り切ると、
萌えられない時点で完全終了すか。八方ふさがりだすな
関しては物語後半で関係者が全部喋っちゃうという
完全な読者置き去り型ですね。
御指摘の通り、萌えすらない時点で「まぁ、ラノベ
だから……」という甘い採点すらできません。