つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

ある意味バベルの図書館

2007-09-27 02:52:55 | おしゃべり
さて、第906回であります。


扇:よーやくサモナイ3が終わったSENでーす。

鈴:まだオーディンスフィアをクリアしてないLINNで~す。

扇:買ったのいつよ?

鈴:今年の5月。

扇:今は何やってんの?

鈴:PS2だと、久しぶりに「テイルズ・オブ・エターニア」やってて、先週金曜に「東方風神録」買ってきたから、これもちょこちょこやってる。
まぁ、最近忙しめだからそこまでやりこんではおらんが……。

扇:サモナイ4はどこへ行ったんだ……?

鈴:……やっぱり東方シリーズはおもしろいぞ~。

扇:さて、浮気性なLINN君はほっといて今週のWikipediaです。

鈴:素で流しやがったな、こいつ……。
まぁ、ゲームの話をし出すとキリがないからいいとこかな。
……てなわけで、今週のネタは?

扇:りるさん、御陰様で無事番外編までクリア出来ました。
ブレイブクリアからミニゲームまでお世話になりっぱなしでした、ありがとうございます~♪

鈴:ゲームネタに戻すんじゃねぇっ!!
ネタは? って言ってんだから、Wikiのネタを紹介せんかいっ!!


『Wikipediaに聞け!』


扇:と言うわけで、今日のテーマはぁぁぁ~!
バベルの図書館?

鈴:3つの僕はおらんぞ。

扇:それはバビルだっ!
ったく……ボルヘスの『伝奇集』を知らんのか。

鈴:知らん。(素)
なんだそりゃ?

扇:(ぴきっ)
何だとは何だ!

鈴:何だとは何だ! とは何だ!?

扇:何だとは何だ! とは何だ!? と言う貴様は誰だ!?

鈴:いや、LINNだけど(素)

扇:リンリンリリン、リンリンリリンリン♪

鈴:銭銭せ銭、銭銭せ銭銭♪

扇:てめぇ、今すぐ松田聖子歌うぞっ!

鈴:何をぉぅ!
ならばこっちは3連続でプリキュアオープニング歌うぞ!?
(ちなみにMax Heart、Splash Star、プリキュア5)

扇:俺達、××歳越えて何やってるんだろうなァ……。

鈴:いきなり素で年齢のことを考えるなっ!!
それを言い出すと、かなりへこむから(T_T)
だが、まぁ、だいじょうぶだろ、あと10年経ってもこのまんまだ。
(10年度も松田聖子だの、プリキュアだの言ってたら、それはそれでかなりイヤかも……)

扇:否定できんのが痛いところだな。
さて、ウォーミングアップはこれぐらいにしておくか。
(大丈夫、10年後は倖田來未とか、あやかしあやしにネタがシフトしてる筈だ)

鈴:やけに長いウォーミングアップだったな。
(倖田來未とか、あやかしあやしにならずに、山本リンダとか、魔女っこシリーズになってたらどうすんだ?)
さておき、そろそろ本題の「国立国会図書館」……って初宣言か、これ……。

扇:さて、本題の国立国会図書館ですが、実はあまりネタがありません。
日本中の本を集めてたら速攻で床が抜けるんぢゃねぇか? とか些末なツッコミならいくらでも入れられますが……とりあえず、いつものように見出しを挙げてみます。

「ルーツは聖書?――基本理念」
「お得意様は国会――サービス」
「シャレになってません――電子図書館作業」

以上、三項目でお送りします。

鈴:では、最初の見出しから。
基本理念、ってまぁ、ふつうはあるんだろうが、図書館の理念なんか気にしたことないもんなぁ。

扇:つーか、全国の図書館にあんのかね? こういうの。
「真理がわれらを自由にする」……って、いい言葉っぽく聞こえるけど、実は何も言ってないのと大して変わんねーよな。
まぁ、哲学ってそういうとこあるけどさ。

鈴:まぁ、もともとの出典からして、東洋的じゃないからなんかしっくり来ないんだよね。
じゃぁ、次のサービスか。
たぶん、あんまり知られてないと言うか、図書館という名前から、誤解があるのかもしれないけど、もともと国会のための施設なんだよね、この図書館。

扇:愚民共に使わせる義理はねぇぜ、ってことですか先生?

鈴:いや、そういうわけじゃないんだがなぁ。
いちおう、もともとの設立の趣旨が議員の立法調査とか、そういうところがあるからなんだがね。
とは言え、一般向のサービスもあることはあるし、実際「国会図書館は資料の最後のよりどころ」ってのは、そのとおりだね。
納本制度のおかげで、ここにない本はないからなぁ。
私も、「周礼」の資料を見たくて、2回ほどここを訪れたことあるし。

扇:まぁ、資料の最後のよりどころってのは確かだな。
どこぞの、「本なら何でも揃う」とかほざく某書店も見習って欲しいものだ。
しかし、相変わらずあンた、中華マイナー街道まっしぐらやね。

鈴:うわぁ、懐かしいなぁ、「本なら何でもそろう」の某書店。
カウンターしかないようなバーくらいのスペースの店でも、看板にはそうほざいてたからなぁ。
何回JAROに誇大広告だって訴えたくなったことやら……。
さておき、行ったときに初めて知ったが、ここに入るのに入退出カードをもらわないといけない、ってのはびっくりしたな。
ちょうど、その改札みたいなところにいるガードマンのおっちゃんに、いろいろ教えてもらって、臨時カード作って入ったなぁ。

扇:「嘘・大げさ・紛らわしい」……わっ! 全部当てはまるよ×脇書店!
それは置いといて、さすが国の宝物庫だけあってガード固いな。
で、実際に建物見た感想は? 霞が関ビル五棟分ぐらいあった?

鈴:まぁ、そう言ってやるな。一時期は、それに見合うだけのサービスをやってたみたいだしな、宮×書店(笑)
さておき、ガードが堅いのは仕方がないのぅ。
なんせ基本、見せるためじゃなくて保存するためのところだしなぁ。
だが、建物……入り口から見ただけじゃ、いまいちよくはわからんが……中は広かったのぅ……。

扇:Wikiの写真見る限り、そんなに大きくなさそうだけどね。
毎年、鬼のように本が増えてくのを考えると、敷地がいくらあっても足らんような気がするのだが……。

鈴:確かに、写真見るかぎりでは、そうでかくはないのぅ。
だが、中に入ってみると受付のロビーだけでかなり広かったけどな。
たぶん、そのロビーだけで郊外型のスーパー並みって感じだったな。
これが何階もあれば、それなりに入るんではないかえ?

扇:でも、本って結構かさばるぜ?
雑誌とか新聞とかも含めたらシャレにならん量になると思うんだがのう。
つーか、管理する側には回りたくないよね、絶対死ぬから。

鈴:かさばるが、理路整然と整理すれば、それなりに入りそうではあるがな。
だが、管理する側に回りたくないのは、その通りだな。
そもそも、探す本を受付に回して軽~く30分は待たされるくらいの場所だからな。
かなり忍耐強いヤツでないとつとまらんわなぁ。愚民どもと思う連中の依頼もあるわけだし……。
じゃぁ、3つ目、電子図書館。

扇:正直、きっぱりさっぱりはっきり言って、無茶だよね?

鈴:まぁ、無茶だよなぁ。
確かに、ふつうの紙ベースの本よりはスペースは取らんが、内容がなぁ……。

扇:てゆっか、図書8,369,233冊、雑誌176,961タイトル、新聞10,351タイトル(平成16年度末の統計)だぜ?
誰がデータ取るんだよ、だ・れ・がっ!

鈴:いや、書誌としてデータ取ってっぞ。
まぁ、これもどうやら国会図書館の仕事としてあるみたいだが、新刊情報がやや遅めなので、あんまり役に立ってないってのがなんか寂しい(笑)

扇:取ってるのかよ……。
そう言えばここに書いてあるけど、日本国内のホームページデータを収拾する計画もあったみたいだね。
当然の如く、企画倒れしたよーだが。(笑)

鈴:書誌だから、タイトルとか、そのあたりだけだろーけどな。
だが、ホームページデータを収集するってのはなぁ。まぁ、よくその企画、考えたよ(笑)
当時はさておき、いまだとブログなんてのが毎日○千レベルで増えてんだから、HDDがいくらあっても足りんわな。

扇:ブログはお手軽だからねぇ。
かく言う、ウチもブログだが……ほぼ文字だけなんでメガ数換算すると……あははは。(爆)

鈴:テキストベースを容量に換算するのはかなり虚しいぞ(爆)
なんか、あんまりこう虚しい話をするのも何なんで次行くか。


『今週の一冊』


扇:では、今週の一冊ですが――。
『課長バカ島×作』
です。

鈴:……うわぁ、その伏せ字はつっこみたいけどつっこめない……(笑)

扇:突っ込めないのか?
俺的には、「課長みたいなモン」と「御都合主義の権化」と、どっちが偉いかって聞かれても、大して変わらん気がするけどな。

鈴:う~む、やっぱ人気あるからあんまり……ツッコミどころ満載だがなぁ。
しかし、「課長みたいな門」ってなぁ。
まぁ、「課長補佐代理心得」だし。
我が社だったら、たぶん係長だな(笑)

扇:そりゃ、「島耕×」はギャグ漫画なんだから、ツッコミどころが多いのは当然だろう。(笑)
で、門じゃねぇっ! 地位だ、地位っ!
つーか、「心得」が付いてる時点で、係長どころか、平社員の可能性もあるぞ。

鈴:堂々とギャグマンガと言うなっ!!
まぁ、まったく否定できないんだが(笑)
だが、心得がついてはいても、いちおう課長の肩書きをつけてるんだが、せめて係長くらいにはしてあげないとかわいそうじゃないか。

扇:まぁ、モー×ング自体がオヂサン向けの少年漫画雑誌だから、主人公が無敵なのは仕方ないがね。
可哀相って言われても……一応、課長って名前は付いてるけど、所詮、心得だよ、心得
よーするに、課長補佐代理のつもりでいなさい、ってただそれだけでしョ?

鈴:いや、平社員にいきなり課長補佐代理のつもりはないだろう。
それに、平社員とおなじ机と椅子だったとしても、派閥に勧誘されるくらいだし、いちおう非組合員って言われてんだから、せめて係長くらいのレベルでないと組織としてどうよ!? って気がすんぞ。
まー、でも課長補佐代理だろうと、係長だろうと、あれがそのまま係長以上の肩書きをもらえる時点で、組織としてとてつもなく間違ってるけど。

扇:一応、一巻の最初の人物紹介に、『八神和彦 33歳 家電メーカー松芝電機 商品開発部 企画課係長』って書いてあるな。
どうやって、係長まで昇進したのか……激しく謎だ……。

鈴:謎……というより、世界七不思議って言ってもいいよね。
最初のころは、まだ仕事してたから、まぁ、係長でもいいかって気にはなるが、話が進むに従って、仕事してるところがほとんどないから、余計に「よく昇進できたな」って気になるわな。
まー、企画するところだし、きっと……いや、たぶん、なんか一個でも商品の企画作って当たったんだろう。

扇:当たった……のかなぁ?(疑問)
ボールペン一体型ラジオ『ラジペン』とか、電卓一体型懐中電灯『電卓ライト』なんていう企画が平気で通る部署だぞ、あそこ。
あれじゃ、『商品開発』ぢゃなくて『できるかな』だよ。

鈴:当たったんだよっ、当たったんだってばっ!!
でないと、おなじ年齢で平社員やってるひとたちに失礼じゃないかっ!!(笑)
しかも「できるかな」っつってなぁ。
……なんか、ラジペンとか見てると、ノッポさんが作るおもちゃのほうがすごそうに見えてくるんだよなぁ。
子供向け番組よりレベルの劣る商品開発部って、どうやって存続できんだ?

扇:いや、力説しなくていいから。
企業によって差はあるだろうけど、33歳で係長……じゃなくてその上に昇進、ってのはどう考えても、抜擢だよなぁ。
よく人事部に苦情が来なかったもんだ、さすが松芝電機。(笑)

鈴:苦情……あまりのバカさ加減に苦情を言う気にならんかっただけじゃないか?
あれに言ったところで暖簾に腕押しって感じだし。

扇:名も無き社員に色々と馬鹿にされてるもんなァ、八神さん。
「おかしい……課長が仕事中に仕事の話をしている」とか、「八神課長が転職を……!? まさか――――あの人を受け入れる企業が日本国内に存在するのか!??」とか、もう散々。
ま、俺が部下でも似たよーなこと考えると思うけど。(笑)

鈴:部下ぢゃなくても、きっとおなじ職場にいたら考えるって(笑)
と言うか、そもそも就職できたのが不思議なくらいだし。
まー、ある意味ストレス溜まりそうだし、溜まらなさそうだけど。

扇:あそこまで突き抜けて馬鹿だと、『ほっとけば無害な人』で済ますかな。
でも、お馬鹿ことばかりやってるようで、実はかなりまともに見える時もあるね。
『ウィントース(笑)』の使い方を習う時、奇妙な行動を取るシーンがあるが……もっと凄いことをする人は沢山いるからさほど驚かなかった。(爆)

鈴:あー、パソコン絡みはねぇ……。
事実は小説より奇なりとは言うが、パソコン関係だけはこれは地でいってるからなぁ。
……そういえば、ふと気付いたんだが、まだこの作品のタイトルを言ってない気がするんだが?

扇:!Σ( ̄□ ̄;)
はっはっは……馬鹿言っちゃいかんよLINN君、この私がタイトルを言い忘れる筈がないぢゃないか。
『今週の一冊』の一行目を見たまえ、ちゃんと、『課長補佐代理心得×耕作』と書いてあるだろう?

鈴:1行目は「では、今週の一冊ですが――。」だし、そのあとにも、一言も「課長バカ一代」(著者:野中英次)って書いてないぞ。

扇:ええい、共同執筆者代行待遇のくせに重箱の隅をつつくような細かいツッコミをっ!

鈴:副執筆者代行が何を言うかぁっ!!

扇:(ちなみに、本作は半年前に私が紹介してたりします……)


to be continued……