関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

学童保育所連絡協議会総会に参加ー「酒田は進んでますよ~」

2008年07月04日 | 子育て・教育

 4日(金)夜、第四コミセンでおこなわれた「鶴岡市学童保育所連絡協議会第19回総会」に参加しました。

 主な内容は以下のようなものでした。
  連絡協議会会長あいさつ
  来賓あいさつ、祝電・メッセージ等披露
  議事 2007年度活動報告及び2008年度活動方針
      2007年度決算報告及び監査報告
      2008年度予算案
      規約の一部改正
      2008年度役員の選出
  各学童保育所の近況報告


 07年度の活動では、以下のようなことが重要と思いました。
 ☆放課後子どもプランをめぐって学童保育の位置づけが改めて問われた一年だった。
 ☆2010年度から大規模加算が廃止されることから学童の分離に取り組んだーゆりのき(6学区)、太陽の子(四学区)、星の子(一学区)、やまびこ楽園(二学区)が検討中
 ☆県学童保育研究集会の現地として取り組んだ
 ☆鶴岡市08年度予算に向けて要望書を提出し関係部署との話し合いをもった
 ☆指導員の資質向上を重要課題として位置づけ、指導員部会、指導員会を開催し、実践報告、経験交流に努めた。


 鶴岡市への要望書では、特に以下のことが目につきました。
 ☆放課後子どもプランの実施は、「放課後子ども教室」と「学童保育」の一体化ではなく、相互連携を
 ☆大規模学童保育を解消し適正な人数による適切な保育が実施できるように、大規模学童保育の分離・分割
 ☆軽度発達障害児や障害児の登録人数に応じた障害児加算
 ☆第六小学校区学童保育所ゆりのきを現在の場所で継続を。
 ☆低所得世帯の保育料減免の充実を。
 
 どれも、私は全面的に賛成です。
  

 来賓あいさつの際に、私は昨年の12月市議会の質問の際に使用した写真パネルを示して、酒田市では市が学童の施設を確保している(公設民営)ことを紹介しました。

 まあ、「来賓あいさつ」としては、風変わりなものと思われたかも知れませんが、皆さんが興味深く聞いて(見て)くれたという感じがしました。
 もう少し丁寧に説明したかったのですが、時間も限られているのでかなりはしょりました。ともかく、「隣の市では、市が施設に責任を持ってくれている」ということを印象づけ、「鶴岡市の位置づけを高めさせよう」というメッセージを送ることはできたかなと思っています。


 なお、市からは社会児童課と教育委員会の二部署から二人の職員が参加しましたが、「課長の代理」でした。
 「子育て支援が市の重要施策」というのなら、市長が来てもおかしくない訳ですが、市長でも、副市長でも、部長でも、課長でも無く、「課長の代理」でした(厳密に言えばその人が「市長の代理」です)。
 
 肩書きの立派な人が来たからどうということもありませんが、市にとって「大事な団体」(市長の「支援団体」ですかネ)には、必ず「肩書きの立派な人」が参加していることと、大変対照的だなあと感じました。

 
 いつも言っていますが、学童に入っている家庭は、親が仕事で忙しい家庭です。
 そういう中で、一年を通して学童の運営のための活動に頑張っている姿には、本当に頭が下がります。
 皆さんの苦労にきちんと応える市政にしていくために、引き続き頑張っていきたいと思います。

 



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