学童保育所:星の子の卒・入所式があり、来賓として参加しました。
今年は、卒所2名に、入所29名ということで、百名を超えることになるようです。
始めに、卒所する2名の生徒と保護者への、在所生からのプレゼントとお礼、卒所生・保護者の挨拶がありました。
卒所生の一人は、マイクを渡されると、コブクロの「蕾」を謳いました。アカペラで、特に上手という訳ではありませんでしたが、思いのこもった、いい歌でした。
その後彼は、学童での思い出、後輩達への思い、将来の夢を語りました。
「働いて、お母さんを楽にしてあげたい」とも話しました。
続いて、お父さんが、「学童は、働く私たちに無くてはならない施設だった。子どもも学童で成長させてもらった・・」と、声を詰まらせていました。
学童でも、家庭でも、しっかりとした、思いやりのある子どもに成長している卒所生、働きながら、苦労してその子を育ているであろう、実直そうなご両親。
その姿を見て、目頭を熱くしているのは、私だけではありませんでした。
親子の姿には、「学童とは何であるか」ということが、百万遍の言葉を費やす必要も無く、見事に映し出されていると思いました。
もう一組の親子の姿も、同様に感動的なものでした。
その後、在所生から卒所生への心のこもった言葉があり、女の子たちが元気な踊りを披露して、会を盛り上げました。
会の冒頭、運営委員長の挨拶で、施設が拡大されることが報告されました。
現在、市教育委員会所有の建物(元鶴岡三中の教室)の貸与を受けていますが、人数の増加で手狭になったため、施設の拡大を市に求めてきたものが実現したものです。
今使っている場所と隣接した元教室を貸してもらうことになり、広さは約2倍になります。
改修がおこなわれているため、現在の教室よりずっときれいな部屋でした。
これも、保護者、地域の運営委員、先生方の努力のたまものです。
私も、「施設を建設するか、借家を探すか、市に求めるかetc.」運営以下でケンケンガクガクの議論に参加してきましたし、当局との橋渡しと交渉まで、一緒に取り組んできましたので、感慨ひとしおです。
拡大した施設の価値もさることながら、それを獲得するに至った、関係者の努力に
すばらしい価値があります。
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