労働者のこだま(国内政治)

政治・経済問題を扱っています。筆者は主に横井邦彦です。

日本の法務大臣はアルカイダの構成員

2007-12-15 19:55:12 | 政治
 日本国の首相をやっている福田氏によると、鳩山法務大臣の「友人の友人がアルカイダ」という話がおもしろいのだそうである。
 
 この人最近、やる気があるのか、ないのか、何ごとにつけて、他人事のようであり、意味不明な自嘲ぎみの皮肉に満ちたコメントが目立つ。そんなにやりたくない役職であれば、前職と同じように夜逃げでもすればいいものを、へたにへばりついているから、だんだんわけの分からないことになっていくしかないのであろう。
 
 ところで、「友人の友人がアルカイダ」という話のどこがおもしろいのであろうか?
 
 むしろ、「テロと戦っている」文明化されたキリスト教諸国(その内実は野蛮な帝国主義国家)では、不謹慎な発言として受け止められている。
 
 アフガニスタンのほとんどを支配していたタリバン政権が、“文明化されたキリスト教諸国”によって攻撃されたのは、彼らがアルカイダの友人だったからである。
 
 つまり“文明化されたキリスト教諸国”の規範によれば、アルカイダの友人はアルカイダなのだ。
 
 では、アルカイダの友人の友人はどうなのか、“文明化されたキリスト教諸国”とりわけアメリカやイギリスでは、もちろん、アルカイダの友人の友人もアルカイダなのだ。
 
 だからこそ、アルカイダに関係ありそうな人物、すなわち、アルカイダの友人の友人もアルカイダとして、世界各地で何の法的な根拠もなく密かに拘束され、キューバのグァンタナモ基地に送られ、戦時捕虜としての身分も、刑事被告人としての地位も保証されることなく、無期限に拘留され、“自白”を強要されている。
 
 だから、「友人の友人はアルカイダ」であると公言しているわれらの法務大臣も、当然、グァンタナモ基地の囚人になる資格と権利がある。
 
 もちろん、日本の労働者としては、喜んで、アメリカのブッシュ氏に「世間知らずの法務大臣」を進呈するであろうし、これこそ真のテロと戦う国際貢献というものである。
 
 だから、いつでも好きなときに、捕獲して持って行っていただきたい。           

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