身体のお仕事をしています。商売関係なく、本音で独り言

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覚書をかきこんでます。

手をうってから右手に力が入らない 症例

2013-09-10 | カイロプラクティック症例

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機能神経学を意識したカイロプラクティックケアの症例
カイロプラクティックは脳と神経系を調整する療法です。
手を強打してから1カ月手に力が入らない患者さんの症例です。
今回の来院は手の問題ではなく、定期的メンテナンスと腰痛の軽減で定期的に来られている方です。

手の力が入らない、 右手1カ月前から手を打ちつけ軽く捻挫、現在は治っているにも関わらず手に力が入っていない。
利き手は右であるが、左の方が入りやすい。

握力 右18  左20

(通常は右手が利き手である場合は右手の握力が強いのが正常)

カイロアプローチでは、リハビリはもちろん、骨に関する関節可動域の問題を解決するための直接のアジャストメントとその他関連する神経系に対する背骨の矯正を行います。
機能神経学的アプローチを意識したカイロプラクティックの矯正では、 機能神経学的概念を含めた施術つまり、身体の歪みを脳の左右差という概念を念頭に大脳半球間に注目したカイロプラクティック矯正です。 脳は、左右身体に受ける刺激つまり右側身体半身を過剰に使いすぎると、左脳が右脳に影響を及ぼすメカニズムがあります。そして、脳と脳の間には、互いに抑制しようとする機能が備わっています。 左右の脳のバランスが保たれている時身体は良好に機能します。しかし、偏った身体の使い方、刺激、障害など身体の偏った強い刺激や繰り返されるアンバランスな身体の使い方が続くと、脳の左右バランスの低下がおこり。脳が身体へ送りだす指令が乏しくなり身体の機能が100%発揮できなくなります。放置すると身体的機能の偏り、異常な身体の刺激、痛み、心のイライラ、非対称な姿勢、関節の問題が続く可能性があります。

身体をトリートメントすることは身体の歪み、痛み、機能障害を予防することができます。 施術は身体の受容器(神経の刺激をうけるところ)を使い、問題の脳にアプローチします。 痛みを伴わず、時間もかからない方法で施術が出来ます。 もちろん刺激方法は様々な方法がありますが、脳の働きのアンバランスから生じる異常を修正するため、五感に働きかけて脳のバランスを取り戻す治療をします.通常のカイロケアのように背骨や関節を中心とした施術であったり、視覚刺激といって眼に光を当ててみたり、眼を動かして目の神経に刺激をつたえたり、音を聴く、特定の動作、振動をくわえる、リズムを変えて声を出す、香りを嗅ぐなど、これらすべて神経系(脳)にアプローチする療法となるのです。 機能神経学を意識したカイロプラクティックケアは脳のバランスを意識した、施術となります。人はみな利き手、優位側の身体の使い方はありますが、極端に偏ると身体に問題が起ります。

右手に力が入らない症状は施術後、握力はもちろん、姿勢も良くなりました。
施術後の握力は次の様に変化しました。

握力 施術前 右18  
施術後 右25
握力 施術前 左20  
施術後 左24
施術後指の使い方、物がつかみやすいなどの力の変化はよくみられますが、握力は、検査後、直ぐに変化しない事が多いのですが、握力数値が7あがりました。さらに、右だけでなく左の機能的活性(握力の強さの変化)もみられました。

左右のバランスは脳の左右の機能バランスです。身体的機能のバランスがうまくとれた症例をご紹介しました。

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