Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

元祖一条流がんこ十一代目@行徳 夜もがんこ☆原点回帰!


チャーシューのすみで輝く黄金スープがたまらない・・・

昼に続いて,夜もがんこへ。今夜は行徳のがんこ十一代目へ。 渋谷から千葉に帰るとき,JRを使わないで帰ればそれだけ運賃は安くなる。半蔵門線~東西線で西船橋まで行けば,なんと670円で千葉の自宅まで帰れるのだ(JRだと900円くらい)。全然違うでしょ?! その東西線沿線で立ち寄るとしたら,やっぱり最初は行徳のがんこかなと思い,立ち寄ったのだ。今日はなんだか原点回帰のラーメン行脚だな…

*ちなみに、千葉におけるがんこは、ここ行徳店だけが直系店。唯一のがんこなのだ。が、やぶれかぶれ@前原、rp@新鎌ヶ谷(現在閉店)、清丸@東船橋など、がんこ系ラーメンは存在する。また、かつては都内の千葉方面に、楓林@新小岩(閉店)やがんこ15代目@亀戸(閉店)もあった。とはいえ、現在、がんこのメインストリームに属する直系店で、千葉で食べられるのはここ行徳店のみ。

がんこ十一代目は行徳駅から徒歩7分程。アクセスは意外とシンプル。県道6号線沿い。行徳駅前の道を真っ直ぐ進むと6号線に出る。そうしたら、左に曲がり、真っ直ぐ進む。すると、左手にある。 店内はカウンターのみ。8席くらい。この夜は店主ひとりで切り盛りしていた。店主さんは想像以上に普通の真面目な方だった(苦笑)。かぶりものをしている写真しか見たことがないからなあ…

今回は,店主オススメで「フリークの方にとても人気がある」という『塩らーめん』のスペシャル(1050円)を注文。 スペシャルだと,チャーシュー四枚,のり四枚,玉子がついている。

がんこの特徴は注文してから出されるまでの時間がとても短い(つまりすぐに食べられる)。十一代目も同じだった。これはやはりすごいことだ。で、出てきたラーメンは上のとおり。ラーメンの表面は四枚の大きなチャーシューで覆われている。そのチャーシューのすみでちらりと黄金色のスープが顔を出している。のり4枚がチャーシューの上にぽんっと乗っけられている(いいアイデアだなぁ)。このチャーシューの下に麺が隠れている。麺は、がんこ定番の黄色い極細縮れ麺ではなく、もっちりとした食感の中太ストレート麺だった。どうやら製麺所が他とは違うらしい。これまたがんこ大好きkeiとしては嬉しい限りだ。スープもやはり他のがんことはかなり趣の異なる個性的なものだった。飲んだ瞬間は、「あれ、それほどしょっぱくないな」と思いつつも、その強烈なボディーに驚いた(スープの芯というか、スープの存在感が強くあった)。他のがんこよりも茶濁していて、重量感があった。動物系出汁にするめや鰹節など魚介の味わいが重なり合っていて、さらに、塩ダレのしょっぱさが地味に効いている。全体としてとてもまとまったスープだった。玉子も、かなりタレにつけこんだもののようで、色はそれほどついていないが、しっかりタレの味を内に含んだタフな玉子だった。チャーシューもこれまた絶品。スープとの相性も抜群で、4枚とは言わずに、10枚くらいは食べられそうなほどに旨かった(実際は無理です・・・)

がんこというと「異様にしょっぱい強烈なラーメン」というイメージだったが、この十一代目だと、「ほどよくしょっぱくて、しょっぱさよりもコクと旨味の溢れるさっぱり+こってりの不思議なラーメン」という感じになっていた。ここに店主の「がんこ解釈」が隠れている。この一杯は、がんこ(つまり一条さん)の味をそのまま受け継いだのではなく、店主によって解釈され、捉え直され、改良され、新たに創造させられた「十一代目」の味だったのだ。


他のがんこよりも濃厚そうでしょ?! 麺にも注目したい。


この看板が目印です♪

元祖一条流がんこ十一代目
市川市行徳駅前2-21-22-1007
18:30~翌1:00
日曜日、月曜日OFF

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