新橋はいつでもラーメン激戦区。サラリーマンと言えば新橋。新橋と言えばサラリーマン。サラリーマンには昼飯。昼飯はサラリーマン。
そんな新橋には、まだまだ知らぬ名店がいっぱい。そのひとつがこちら。長浜ラーメン呑龍。知らなかったなぁー。超らーめんナビを見ると、石神さんだけがおススメしてました。しかも、本場長浜のラーメンととてもよく似ているんだとか。
呑龍は、新橋駅の汐留方面にあります。しかも、徒歩3分くらい。ひゃー。ビックリ。まだまだ知らないラーメン屋さんがいっぱいあるんですね。
こちらの呑龍は、創業14年ほどだとか。店主さんが長浜の方らしいです。
おしながきを見ると、長浜らーめんが600円。その他、いろいろメニューがあります。なんか、長浜～九州っぽいメニューがずらりと並んでいます。これ、飲み屋さんとしても十分にいけますね。いいかも。
僕は長浜らーめんを注文。注文後、すぐ出てきた（苦笑）。
前情報ですと、とてもライトな豚骨ラーメンとのこと。中には、「薄すぎる」という批判的コメントもありました。が、食べてみたら、凄かった。たしかに白濁しているわけではない。むしろさらさらライトな味わい。けど、決してライトでも、薄すぎるわけでもない。ダシのうまみなのか、あるいはスープから出てくる油なのか、意外とファットに感じました。スープはさらさらなんだけど、ファットという。不思議なスープでした。
それから、独特の臭みがありました。野性味あふれる味わいと言えばいいのかな。気になる人には気になるかも。でも、もっと凄い臭いの強烈な豚骨ラーメンもあるから、ギリギリノーマルな豚骨ラーメンに踏みとどまっていると言えるかも。まー、微妙なライン。
ほんのり野性味→それでも旨い→ほんのり野性味→それでも旨い→ほんのり野性味→それでも旨い×無限ループ。
麺は極細麺で、ちょい固め。これぞ、九州の麺！って感じで、なんか新鮮だった。最近、ここまで細いラーメンってあんまり食べてなかったから、ホント新鮮でした。
濃厚ラーメンには（従来の）チャーシューは要らないと思っていますが、こちらの豚骨ラーメンには、チャーシューは必須かも。スープはさらっとしていて、きつくないので、チャーシューとスープの相性が抜群。それもまたちょっと感動だった。
今回このラーメンを食べて、なんかこれからこういうライトでファットな豚骨ラーメンが再評価されるんじゃないかなって思いました。イメージ的には、九州豚骨のさぶちゃん風。ここのラーメンを食べたときに、さぶちゃんのラーメンが思い浮かんだんです。さぶちゃんのラーメンって、ライトだけどファット。ライトでファットな豚骨ラーメン。あるいは、オイリーなんだけどドロドロしてないスープ。そういうラーメンが今後注目されそうな予感♪
